付加価値の高いものづくりの実現
日本のものづくりには丁寧さとスピードが求められています。
その中で、より高い付加価値のあるものづくりを実現するためには、高いレベルでの技術力やソリューション提案が必要になります。3Dデータでものづくりができるようになれば作業は高効率化するので、自由に使える新たな時間が創出されることになります。
設計者には、その時間を業界の現状を把握する時間などに充てて、技術力を磨き、ソリューションの開発に注力してほしいと考えています。
見積もりと納期が瞬時にわかる
竹縄様:これまでは部品を製造するためには、3Dデータで設計した後で2D図面に直して、外部の加工業者に発注する手間が必要でした。ところがメビーなら、3Dデータをそのままアップロードすれば、瞬時に見積もりと納期がわかります。
2D図面を作成する必要がないため、作業が大変効率になりました。これはとても楽ですね。
渡辺様:鉄道おいて駆間(きかん)と呼ばれるレールとレールの間の距離が適当なのか、またレールに傷がついていないかを測定する装置の設計に携わっています。
簡単な加工品であればメビーで対応できるため、2D図面を描く必要がなく、大幅な時間短縮につながっています。
作業が大変効率になりました。
ー 竹縄氏・渡辺氏 ー
メビーの活用は製品のコストにも反映
國廣様:メカトロ装置には多くの部品が含まれており、部品点数はおよそ300点になります。
そのうち50~60点をメビーで対応できれば、見積もりを瞬時に終わらせることが可能となるため、見積もり業務の20~30%を効率化することが可能となります。
そして、その効率化は最終的には製品のコストへにも反映されていきます。
技術力・ソリューション力を高める
國廣様:また、メビーによる業務の効率化で新たな時間が生まれることになります。
世界と戦う日本の、大田区の、ものづくり企業としては、より技術力・ソリューション力を高めていくために、セミナーに参加するなどして知見をどんどん高めていく必要があります。
そして、当社のような中小企業の人材が大手企業の担当者と対等に話ができるように、さまざまなことを学んでいかないといけません。
メビーの導入より、そういったことに時間を費やせるようになるのは大変素晴らしいことだと思います。
新たな時間が生まれる
ー 國廣氏 ー
インタビュー動画
インタビュー協力
株式会社フルハートジャパン
代表取締役
國廣 愛彦 様
技術部
竹縄 徹 様
技術部
渡辺 義識 様