装置設計者向けに、設計で必要な計算や検討事項、こんな時はどうする?を事例を交えて解説します。
今回は、圧空を使用した電磁弁、マニホールド電磁弁について考えます。 電磁弁は機械装置の中で圧空をはじめとする各種流体の方向制御に使用されます。電磁弁を複数台まとめる方法としてマニホールド電磁弁を使用す...
今回は、駆動軸の締結方法について考えます。 代表的な駆動軸の締結方法としては、駆動軸に負荷を直接取り付ける方法やカップリングを介して取り付ける方法が考えられます。どちらの場合にも、駆動軸との締結部には...
第14回では、二次側減圧弁の使い方について学びを得ました。併せて、減圧弁の構造についても学習をしました。 今回は、ロッドレスシリンダとリニアガイドを組み合わせた搬送装置を考えます。 ロッドレスシリンダ...
第13回では、「搬送ストロークを変更したい!」というお客様の要望から、「ロングストロークの搬送が簡単に設計できるタイミングベルト駆動を採用する」ことを考え、その時に発生する問題点である、「停止時のオー...
第12回では、「運転姿勢(搬送姿勢)を変更したい!」というお客様の要望から、「搬送トルクが増加するためモーター容量が不足する」という問題が発生した場合を想定し、「モーターを変更、又は減速機を追加する」...
第11回では、「装置(サーボモーター駆動部)の運転パターンを変更(タクトタイムの短縮)したい!」というお客様の要望に対し、「サーボモーターの加速時間を短縮(加速度を大きくする)し、タクトタイムを短縮す...
第10回では、ボールネジを使用した搬送装置で「搬送速度を速くしたい」という要望に対して、「ボールネジの回転数を上げる」という解決策を考えました。この場合には「危険速度(危険回転数)」の検討が必要である...
前回はボールネジを使用した搬送装置で、「搬送姿勢が変わった(変化する)」という場合を考えました。 今回は、ボールネジを使用した搬送装置で、「今すぐ搬送速度を速くしたい」という場合の注意点を考えてみまし...
今回も「こんなときどうする?」といった課題解決をテーマに、各事例に応じた装置を使って考えていきたいと思います。 前回はボールネジを使用した搬送装置で、「移動速度を2倍にしたい」という場合を考えました。...
前回までの7回にわたり、ボールネジを使用したピックアンドプレースユニットの設計について考えてきました。今回からは、「こんな時、どうする?」といった課題解決をテーマに、各事例に応じた装置を使って考えてい...
第1回から第6回でピックアンドプレースユニット装置の主要部分はほぼ設計が終わりました。今回は装置のタクトタイムを求めるためにタイムチャートを書いてみたいと思います。 1. タクトタイムと...
前回は、移動の動力源となるサーボモーターの選定をしました。 モーターを使用して自動運転や半自動運転を行うにはセンサーが必要になります。今回は様々あるセンサーの中でも、走行部に使用されるセンサーについて...
前回は、移動要素であるボールネジの選定をしました。これで、その前のリニアガイドと合わせて、移動部は意図した速度で意図した量を移動できるようになりました。 この状態で、ボールネジ軸端を手で回しても移動部...
前編ではボールネジの選定(基礎編)として、部品を移動させる駆動機構の種類や特徴、そして、ボールネジの種類と精度、選定の方法について説明しました。 後半では、実際にボールネジの選定を行っていきたいと思い...
前回は、案内要素であるリニアガイドの選定をしました。これで移動部は設計者の意図する方向に移動できるようになりました。今回は、動作させる要素として、ボールネジの選定をしていきましょう。 [ez-toc]...
今回から、またピックアンドプレースユニットの設計に戻り、各機械要素の設計をしていきたいと思います。今回はリニアガイドの選定について説明します。 [ez-toc] 直線案内要素のいろいろ 直線案内要素に...
今回はピックアンドプレースユニットの設計から少し離れて、色々な機械機構について考えてみたいと思います。 機械装置の中にはモーターなどの駆動源があり、その動力を伝達していく経路で運動の方向を変えたり(回...
ピックアンドプレースユニットは、ワークをピック(つかみ上げる)し、指定された位置まで移送してプレース(おろして実装する)という一連の動作を行うユニット(装置)です。 このシリーズでは、ピックアンドプレ...