FAメカニカル部品 meviyの上手な使い方

面取りや表面粗さなど、指示できない形状の加工を実物で確認

例えば3DCADでモデリングしていない箇所や、meviy切削角物の見積もり画面では指定ができない箇所が、どのように加工されるか気になりませんか?

ものづくりにこだわりをもって開発されたミスミ meviy(メビ―)、今回は下記の3点を、モデルと実物を比較しながらご案内します。

  1. 角部の面取りの寸法保証の範囲(糸面取り)
  2. 穴(キリ穴・タップ・精度穴)の口元面取りの寸法保証範囲
  3. 表面粗さは? 切削面はどのような削り跡が残る?

角部の面取りの寸法保証範囲

角部がピン角か0.5mm以下にモデリングされている場合は、C0.1mm~0.5mm以下の面取りを行います。

CAD上で面取り後の形状をモデリングする必要はありません。

穴(キリ穴・タップ・精度穴)の口元面取りの寸法保証範囲

穴(キリ穴・タップ・精度穴)の口元の面取りはC0.1~0.5mm以下となります。

こちらもCAD上で面取り後の形状をモデリングする必要はありません。

表面粗さ、切削面の削り跡、外観の品質保証範囲

外観の品質保証の範囲は、切断面が、

  1. 爪がかかる傷無きこと(代表面粗さ Ra6.3)
  2. 材質、厚みによっては上下面は素材面(磨き、圧延)になる

となります。

当たり前の加工は指示がなくてもやるんです

糸面取りや表面粗さなど、どこの加工屋さんでも「言わずもがな」で対応する部分はmeviyでもしっかり対応しています。

まずは一度、ご注文ください。