
2024年9月2日より、板金加工に「アルミ複合板」製品を追加しました。
部品の剛性を保ちつつ軽量化をしたい、装置のカバーを手配したい方にオススメです。
「複合板」を選択いただくと、従来より選択できる材質が2種増えます。(詳細はこちらをクリック)
製作事例
![]() |
|
![]() |
|
対象範囲
対応板厚・色・寸法は下表の通りです。
| 材質 | 芯材 | 表面処理 | 色 | 板厚 | 外形寸法 | |
| 縦(短手) | 横(長手) | |||||
| アルミ複合板 | 発泡ポリエチレン樹脂 | 焼付塗装 | シルバー | 3.0 | 10~1000 | 10~2000 |
| 黒 | ||||||
見積もり可能な形状は下図の通りです。
複合板では、タップ穴・バーリングタップ・ねじインサート・ナット取り付けは選択できません。
![]() |
![]() |
複合板加工仕様
加工寸法の普通許容差
外形の許容差は、±1.0となります。その他箇所の許容差は下表をご確認ください。
| 規格部位 | 公差等級 | 基準寸法の区分 | 許容差 | |
| 記号 | 説明 | |||
| 面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差 | m | 中級 | 0.5以上3以下 | ±0.1 |
| 3を超え6以下 | ±0.1 | |||
| 6を超え30以下 | ±0.2 | |||
| 30を超え120以下 | ±0.3 | |||
| 120を超え400以下 | ±0.5 | |||
| 400を超え1000以下 | ±0.8 | |||
| 1000を超え2000以下 | ±1.2 | |||
| 面取り部分の長さ寸法に対する許容差 | c | 粗級 | 0.5以上3以下 | ±0.4 |
| 3を超え6以下 | ±1 | |||
| 6を超えるもの | ±2 | |||
※JIS B 0405の削り加工の普通許容差を採用
| 規格値 | 部位例 |
| モデルがピン角またはR3未満のとき、加工R3程度が付きます。 (ピン角またはR3未満での仕上げをご希望の場合は、meviyサポートにお見積をご依頼ください。) | ![]() |
複合板の外観
![]() |
製品の仕上がり
※形状や加工面によって色味の違いが発生します。 |
見積方法・操作方法
1.モデルのアップロード

2.「次へ」ボタンをクリック

3.材質「複合板」から任意の色を選択

活用イメージ
| 製作事例でご紹介したカバーパネルを板金加工サービスで選択可能な材質で比較しました。
観点は①コスト、②納期、③軽さの3項目です。 |
![]() |
| 順位 | コスト | 納期 | 軽さ | 材質 | 表面処理 |
| 1 | ○ | ◎ | ◎ | アルミ複合板(芯材:発泡ポリエチレン樹脂) | 焼付塗装 |
| 2 | ○ | ◎ | ○ | A5052 | なし |
| 3 | △ | ◎ | ○ | A5052(アルマイト鋼板白/黒) | アルマイト(白)/(黒) |
| 4 | ◎ | ○ | × | SPCC(SPHC) | 粉体塗装 N1(近似マンセル値) |
| 5 | △ | △ | ○ | A5052 | アルマイト(白)/(黒) |
3観点の総合評価は、アルミ複合板が最も良い結果でした。
〈メリットがあるケース〉
・A5052(アルマイト鋼板)を検討中で、コストダウンを検討したいとき
・SPCC(SPHC)/粉体塗装を検討中で、軽量化、急ぎ手配を検討したいとき
ぜひメビーの複合板を試してみてください!
meviy板金マニュアル











