
切削加工による丸物部品は、シャフトやブッシュ・フランジなど、装置の性能や信頼性を左右する重要部品である一方、公差の設定やねじ仕様の選び方次第で、加工時間・コスト・リードタイムに大きな差が出やすい領域でもあります。
メビーの切削丸物は、3Dデータをアップロードするだけで1分見積もり・製造可否判断ができ、設計段階で“コスト削減に効くポイント”を把握しながら部品設計を進められるのが特長です。
本記事では、旋盤加工における加工時間に着目し、メビー切削丸物だからこそ意識したい2つの設計ポイントを解説します。小さな工夫の積み重ねが、部品単価・納期の確実な削減につながります。
目次
切削丸物のコストを削減できる設計ポイント①
外径・内径の「公差レンジ」を緩和する

※参考価格
丸物部品のコストに大きく影響する要素の一つが、外径・内径に設定する公差の厳しさです。公差が厳しくなるほど、旋盤加工では送り速度を落とした仕上げ加工や、追加の測定・品質確認が必要となり、その分だけ加工時間と管理工数が増加します。
メビーでは、公差条件に応じて自動で見積もりが変動するため、「この公差、本当に必要か?」を設計段階で客観的に判断しやすいのが特徴です。
例えば、
- 機能上クリティカルでない外径・内径
- 組付けや摺動に影響しない部分
については、公差レンジを一段階緩和するだけで、加工時間短縮=コスト削減につながるケースも少なくありません。
切削丸物のコストを削減できる設計ポイント②
ねじ種は「並目」を選択する

※参考価格
ねじ加工を施す場合、「細目ねじ」か「並目ねじ」かの選択も、コストを左右する重要なポイントです。
細目ねじは、ピッチが細かく精度管理がシビアなため、
- 切削条件を抑えた慎重な加工
- ねじ精度確認のための追加工数
が発生しやすく、結果として加工時間・コストが増加する傾向があります。
一方、並目ねじは加工安定性が高く、旋盤加工においても効率的かつ再現性の高い加工が可能です。特別な理由がない限り、強度や機能要件を満たす範囲で標準的な「並目ねじ」を採用することで、製造負荷を下げつつ、コストと納期を最適化できます。
メビーでは、ねじ仕様も含めて自動見積もりされるため、細目と並目での価格・納期差を確認しながら設計判断を行えます。
まとめ
丸物部品は、設計段階でのわずかな判断が、加工時間・コスト・リードタイムに直結する部品です。メビーを活用すれば、「設計 → 見積もり → コスト感の把握」までを一気通貫で行えるため、作ってから気づくコスト増を未然に防ぐことができます。日々の設計業務の中で、ぜひ今回ご紹介した2つのポイントを意識してみてください。



