切削丸物のコスト削減のポイントは、旋盤加工の「加工時間」にあります。
ここではポイントを2つ紹介します。
切削丸物のコストを削減できる設計ポイント①
外径・内径の「公差レンジ」を緩和する
公差が厳しいと旋盤の加工速度を落とし、丁寧に時間を掛けた仕上げが必要になります。また品質管理にもコスト差が生まれてきます。
「公差レンジ」を緩和し、製造リードタイムを短くすることで、コストを抑えられます。
切削丸物のコストを削減できる設計ポイント②
ネジ種は「並目」を選択する
「細目」はねじピッチが狭く、少しのズレでねじの篏合性が悪くなるため、丁寧に時間を掛けて加工することが必要になります。また品質管理にもコスト差が生まれてきます。
「並目」を選択し、製造リードタイムを短くすることで、コストを抑えられます。