設計者の皆さんは、普段どのように特注品を調達していますか?多くの場合、下記の様な流れで調達されているのではないでしょうか?
- 3D CADでユニット全体を設計
- 標準品と特注品の仕分け
- 特注品の2D図面作成(ばらし作業)
- 2D図面を基に内製依頼もしくは加工屋に見積もり依頼
- 見積もり回答待ち、見積もり内容の検討、価格・納期調整
- 発注
では、仮に部品点数1,500点の設備設計において、部品調達を上記のフローで行ったとすると、どれくらいの時間がかかるでしょうか。
1部品の2D図面作成に30分かかるとして、1,500点×30分=750時間。
そこから加工業者へ見積もりを依頼し、回答を待ち、場合によっては相見積もりを取ったり、価格・納期の調整をしたりする時間が約80時間発生します。加工業者では紙の図面を基に段取りをし、人手を介して加工機を動かすため、製造の時間が約112時間に及びます。
![](https://jp.meviy.misumi-ec.com/info/ja/wp-content/uploads/2020/12/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa-1.png)
この従来からの「調達」を見直し、ものづくりに新たな「時間」を創出するために生まれたのがmeviyです。
meviyでは、3D CADデータをWEB上にアップロードするだけで、即時自動見積もりが可能です。冒頭3~5のフローは必要なくなり、部品1点につきたった3分、1,500点では約70時間で見積もりが完了します。製造プログラムを自動生成することにより、製造にかかる時間も8時間まで短縮されます。
トータルでは、約80時間まで時間を短縮することができました。
これまで「当然」と思っていた調達の方法を見直すだけで、92%の時間を削減し、920時間を新たに創出することができました。
今までどれほど「調達」だけのために時間を割いていたか、実感いただけるのではないでしょうか。
調達を見直すことで実現できるのは、時間創出だけではありません。これまでかかっていた時間には、当然のことながら人件費等の「コスト」もかかっていました。
ある一つのユニットを例に考えます。従来の調達フローでは合計9日かかっていたところ、meviyを使った調達では3日まで短縮され、6日間の時間が創出されました。時間あたりのコストを掛け合わせて考えると、240,000円のコスト削減が実現されたことになります。
調達の方法を見直すだけで、時間創出とコスト削減を実現できることがお分かりいただけたでしょうか?
ぜひご設計中の設備や治具の中で、「meviyで調達できるものはないか」探してみて下さい!