
ステンレス素材(SUS)への不動態化処理が、新たに担当者見積もりで手配可能になりました。耐食性を高める不動態化処理をワンストップで注文できるようになったことで、さらなる部品調達の効率化を実現します。
ステンレスは本来優れた耐食性を持ちますが、切削加工や溶接の工程で表面の酸化膜が破壊されると耐食性が損なわれます。一方で、不動態化処理によって酸化膜を再形成し、表面を化学的に安定化させることで、耐食性を回復・向上させることができます。また、異物混入(サビ粉、・腐食生成物・金属片)のリスクを低減させ、塩水・薬液・高湿などの過酷環境下でも安定した使用が可能です。さらに、表面状態を均一に整える効果もあるため、品質のばらつきを抑え、製品の信頼性向上にもつながります。
これらの特長から、不動態化処理は高い洗浄性と耐食性が求められる医薬・食品・化粧品業界・航空宇宙・半導体分野でも幅広く採用されており、治具ベースや保持具、クランプ部品、冷却ブロックなど多様な部品で効果を発揮します。
ステンレスの耐食性が求められる部品を扱う設計者の方、ぜひ担当者見積もりをお試しください。
目次
部品加工事例
| 写真 | ![]() |
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| 材質 | SUS304 | SUS304 |
| 表面処理 | 不動態化処理 | 不動態化処理 |
| サイズ | W50×D50×H15 | Φ110×L30 |
対応材質
切削角物
SUS303・SUS304・SUS303(焼鈍材)・SUS304(焼鈍材)・SUS316・SUS316L
切削丸物
SUS303・SUS304・SUS316
サイズ・重量
切削角物
- サイズ:X寸400mm×Y寸400mm×Z寸70mm
- 重量:50kg/個
※担当者見積もりで手配可能なサイズ・重量の上限です。
切削丸物
- サイズ:Φ200×L寸300mm
- 重量:10kg/個
※担当者見積もりで手配可能なサイズ・重量の上限です。
切削角物/切削丸物のマニュアル
切削角物の各表面処理の特徴についてはこちら
切削丸物の各表面処理の特徴についてはこちら






