
板金加工サービスのR曲げ機能を刷新しました。
従来、R曲げ形状はFR曲げ加工(送り曲げ)のみに対応していたため、自動見積もりが可能な形状には限界があり、お客さまから以下のようなご意見が寄せられていました。
- 10mm未満の小さいRの見積もりができない
- R曲げが向かい合うカバー形状は頻発するのに担当者見積もりでしか依頼できない
上記のようなモデルに対して、3D Viewer上でR曲げ専用金型によるR型曲げを提案する機能を実装しました。見積用に3Dモデルを修正することなく、画面の案内に沿って操作するだけで専用金型に合うR曲げ形状を自動で生成でき、上記のような製品も自動で見積もり・注文まで行えます。
目次
専用金型によるR型曲げとは
R型曲げは、板金部品のR曲げ形状を文字通り大きなRを持つ金型(パンチ・ダイ)を使用して成形する曲げ加工です。成形できるRの大きさには制限があるものの、複数回の鈍角曲げを行うFR曲げ(送り曲げ)と比べてなめらかなR形状の製作が可能で、曲げの精度にも優れています。

R型曲げの様子
設定方法
板金加工サービスでは、FR曲げでの加工が困難でR型曲げを適用できる形状がアップロードされると、自動でR型曲げを提案します。対象範囲をご確認の上、ご利用ください。
1.R型曲げの対象範囲
メビーは、原則FR曲げで見積もりを行います。FR曲げで見積もりが失敗したのちにR型曲げが自動で提案される要件は下記の通りです。
内RがR3以上R10未満のR曲げ形状や、R曲げが向かい合う形状(R30未満)の製品でご利用ください。内Rが板厚の2倍以下またはR3未満の場合は通常曲げが提案されます。

| 変換前の内Rサイズ | 変換後の内Rサイズ(製造時) | 使用される曲げ加工 |
| 板厚の2倍以下 | 板厚(参考値) | 通常曲げ(V曲げ) |
| R3未満 | 板厚(参考値) | |
| R3 ≦ 内R < R6 | R3 | 専用金型のR曲げ |
| R6 ≦ 内R < R10 | R6 | |
| R10 ≦ 内R < R12.5 | R10 | |
| R12.5 ≦ 内R < R15 | R12.5 | |
| R15 ≦ 内R < R17.5 | R15 | |
| R17.5 ≦ 内R < R20 | R17.5 | |
| R20 ≦ 内R < R22.5 | R20 | |
| R22.5 ≦ 内R < R25 | R22.5 | |
| R25 ≦ 内R < R30 | R25 | |
| R30 ≦ 内R | 対象外 ※担当者見積もりをご依頼ください。 | |
2. ビューワーで修正案内のダイアログを確認
メビーに3Dモデルをアップロード後、板金加工の見積画面を開いた際、FR曲げによる見積結果と共に下記のダイアログが現れます。
「実施する」を押下すると、プロジェクト一覧にR型曲げ用のプロジェクトが追加されます。

追加されたプロジェクトを開くとFR曲げの見積もりエラーメッセージが解消されます。下記の品質確認メッセージにてR曲げ専用金型を使用する案内が表示されます。

【ポイント】
この際、元モデルのRサイズが専用金型に合っていない場合は、R型曲げが可能な近似Rサイズへ自動的に変換されます。(27Rから25R、18Rから 17.5Rなど)
※変換されるRサイズの詳細は、前項の”R型曲げの対象範囲”をご確認ください。
3. 見積もりを確定
見積条件を設定したのち、確定して型番を発行してください。価格・出荷日はFR曲げと同様です。
※ 出荷日は通常の曲げ加工品の+1日です。

注意事項
- R30以上でR曲げが向かい合う形状は、R型曲げ提案機能の対象外です。(2026年2月2日時点)
順次範囲拡大も検討していますので、ご意見・ご要望をお待ちしています。 - 一部の材質・表面処理は RR 曲げの自動見積もりに対応していません。マニュアルページ内の対応表をご確認ください。
加工事例
FR曲げと同様にR型曲げでも納期選択サービス(短納期、長納期)を利用できます。
| 写真 | ![]() |
![]() |
| 材質 | SECC(電気亜鉛メッキ鋼板) | SPCC |
| 表面処理 | 電気亜鉛メッキ | なし |
| サイズ | 180mm×110mm×60mm
R曲げ部 : R10 |
130mm×40mm×42mm R曲げ部 : R22.5 |
| 板厚 | 2.0mm | 2.5mm |
| 出荷日 | 4日目 | 4日目 |
| 参考価格 | 3,716円 | 3,785円 |
※表中は2026年2月時点の情報
※加工事例で紹介している出荷日は標準出荷日です。






