
装置設計で多部品を一括注文するときや、試作の最終段階で短納期の再手配が必要なとき──そんな現場で求められる「とにかく早く、ミスなく進めたい」というニーズに応えるため、iCAD SXとメビーの間で寸法公差を自動連携する機能が登場しました。
iCAD SXで設定した長さ・幅・穴径・ピッチの寸法公差が、モデルをアップロードするだけでそのままメビーに自動反映されるため、画面上で公差を1つずつ入力する手間を省けます。
多部品を扱う装置設計・試作の追い込み・全社的な図面レス推進など、現場のスピードと精度が求められるあらゆるシーンで、作業効率と品質を同時に高める機能です。
目次
寸法公差連携とは?
モデルをアップロードするだけで、iCAD SX上で設定した寸法公差をメビーに自動反映する機能です。これにより寸法公差を1つ一1つ入力する手間が不要となり、見積時間を25%削減※できます。
※代表的なモデルを使って「アップロードから型番発行まで」の時間を比較した結果です。
寸法公差連携機能の使い方
1)事前準備
※ユーザー設定で[穴・内径タイプの自動認識設定]を[CADの穴属性から穴・内径タイプを自動認識]に設定されている場合、下記手順は不要です。
ユーザー設定を開く
メビーにログインしてユーザー設定画面を開きます。

すでにメビーにログインしている方は、こちらからアクセスできます。
[穴・内径タイプの自動認識設定]を設定する
ユーザー設定の[穴・内径タイプの自動認識設定]を選択し、各項目について下記のように設定します。
①使用CAD:iCAD
②穴・内径タイプ認識方法:CADの穴属性から穴・内径タイプを自動認識
③寸法公差の自動連携:あり
![ユーザー設定[穴・内径タイプの自動認識設定]](https://jp.meviy.misumi-ec.com/info/ja/wp-content/uploads/2026/02/80d310cbaa6ffd56ecbc2ddc1b9b9ebc.jpg)
ユーザー設定[穴・内径タイプの自動認識設定]
2)メビーにモデルをアップロード
ユーザー設定後、iCAD SX上で寸法公差を設定した3Dファイルをメビーにアップロードし、3Dビューワー画面(見積結果)で寸法公差が自動連携されているか確認してください。

iCAD SX で公差設定

メビーにアップロード後、3Dビューワー画面で表示を確認
2. メビーで連携可能な寸法公差
メビーで連携可能な寸法は以下の通りです。
| 連携可能 | 長さ | 幅 | 穴間 | 穴径 |
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| 連携不可 | 長穴 | 角度 | 斜め※ | |
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※自働見積もり対象外の寸法
詳しくは、技術・操作マニュアル>「iCAD寸法公差連携(※限定ユーザーのみ利用可能)」をご確認ください。
寸法公差連携ができない場合
- iCAD SXで設定した寸法公差のうち、メビーの見積もりの範囲ではないものはエラーとなり、品質確認のポップアップにアラートが表示されます。
- エラー内容は「注意事項」で確認できます。

「品質確認」のポップアップと「注意事項」
- 寸法公差連携がエラーとなった場合でも、寸法公差が連携していない状態(=公差なしのモデルをアップロードした場合と同様)として見積もりは実行されます。寸法公差を正しく設定して再度アップロードするか、メビーの3Dビューワー画面上で寸法公差を設定してください。
詳細は技術・情報マニュアル>「iCAD寸法公差連携(※限定ユーザーのみ利用可能)」をご確認ください。
寸法公差連携の対応サービスと項目
現在、寸法公差連携に対応しているサービスは【板金加工】と【切削角物】のみです。
連携に対応している項目は「寸法公差」と「穴径公差」です。
なお、今後も対応項目を順次追加する予定です。











