許容寸法公差

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No. 規格部位 基準寸法の区分 規格値※ 部位例
通常曲げ R曲げ(FR曲げ)
板厚6.0mm以下 板厚6.0mm超 板厚3.2mm以下
1 曲げ無し部 6以下 ±0.1 ±0.3 ±0.1 部位例
6を超え30以下 ±0.2 ±0.5 ±0.2
30を超え120以下 ±0.3 ±0.8 ±0.3
120を超え400以下 ±0.5 ±1.2 ±0.5
400を超え1,000以下 ±0.8 ±2.0 ±0.8
1,000を超え2,000以下 ±1.2 ±3.0 ±1.2
2 曲げ加工部 6以下 ±0.3 ±0.5 ±0.5
6を超え30以下 ±0.5 ±1.0 ±1.0
30を超え120以下 ±0.8 ±1.5 ±1.5
120を超え400以下 ±1.2 ±2.5 ±2.5
400を超え1,000以下 ±2.0 ±4.0 ±4.0
1,000を超え2,000以下 ±3.0 ±6.0 ±6.0
  • ※JIS B 0408の金属プレス加工品普通許容差の公差等級:B級(板厚6.0mm以下)、C級(板厚6.0mm超)を採用、R曲げは”曲げ加工部”のみ板厚によらずC級となります。(2023/03に板厚の規格値を変更いたしました。以前のブログ・パンフレットとは乖離が生じます。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。)
  • ※曲げが無い部品は”曲げ無し部”のみが適用されます。
  • ※塗装をご指定された場合、生地状態での規格値となります。

許容寸法公差が適用される箇所は、同じ面の穴間や、曲げによって隣接した端面・垂直面との寸法に限ります。
隣接していない面にある(複数の曲げ加工部をまたぐ)穴間・穴-端面の寸法については許容寸法公差は適用されません。

例1)許容寸法公差が適用される寸法例

例1)許容寸法公差が適用される寸法例

例2)許容寸法公差が適用されない寸法例

例2)許容寸法公差が適用されない寸法例