
このたび、切削角物サービスでは、削り残りが発生する形状の自動見積もりに対応しました。
これまで、削り残りが発生する可能性がある部品は、自動見積もりの対象外となる場合がありました。本機能により、こうした形状もオンライン上で見積もりできるようになり、部品手配の選択肢が広がります。
- 削り残りが発生する箇所を3Dビューワーで確認可能
- 問題がなければそのまま自動見積もりが可能
- 設計変更や問い合わせにかかる工数を削減
この記事では、本機能の特長や活用シーンをご紹介します。
目次
削り残りとは
切削加工では、工具径や加工方向の制約により、隅部やポケット底部などに工具が届かず、わずかに材料が残ることがあります。この加工上発生する残り部分を「削り残り」と呼びます。
設計上は鋭角なコーナー形状でも、実際の加工では小さなR形状や削り残りが発生する場合があります。用途や取り付けに影響しない場合は、そのまま使用されることもあります。
削り残りが発生する形状も自動見積可能に
これまでメビーでは、削り残りが発生する可能性がある部品は自動見積もりの対象外でした。そのため、担当者見積の利用や、隅部へRを付けるなどの設計変更が必要でした。
今回の対応により、削り残りが発生する形状でも自動見積もりが可能になりました。3Dビューワー上で削り残りが発生する箇所を確認し、仕上がりに問題がなければ設計した3Dデータのまま見積もりが可能です。
これにより、設計変更や問い合わせにかかる工数を削減し、部品手配をよりスムーズに行えます。

活用しやすい部品・利用シーン
よく使われる部品の例として、ベースプレート・治具・ブラケット・ホルダ・装置フレームの構成部品・ポケット形状を含む切削部品などがあります。
- ポケット底部や工具が届きにくい隅部がある切削部品
- 用途や取り付けに影響しない範囲で、軽微な削り残りを許容できる部品
- 治具・ブラケット・ベースなど機能重視の部品
- 設計変更せずに早く部品を手配したいケース
ご利用の流れ
- 3D CADデータをアップロードします。
- 削り残りが発生する可能性がある場合、左上の注意事項欄に対象箇所数が表示されます。
- 3Dビューワー画面の右下「削り残りの表示」をONにし、削り残りが発生する箇所を確認します。
- 削り残り部分を含めた仕上がりに問題がなければ、そのまま型番を発行して注文します。許容できない場合は、モデルを修正して再見積もりするか、担当者見積を利用できます。

仕様・対応範囲
材質・表面処理
本機能は、メビー切削角物で対応している以下の材質で利用できます。表面処理については、切削角物サービスで選択可能な内容に準じます。
対象材質
- 鉄
- ステンレス(SUS)
- アルミニウム
- 樹脂
※ベークライトやウレタンなど、一部対象外の材質があります。
材質や表面処理の詳細については、技術・操作マニュアル「材質・表面処理」をご覧ください。
サイズ
- 600 × 400 × 70mmまで
出荷日
- 標準納期:6日目出荷~
- 短納期:3日目出荷~
- 長納期:20日目出荷~
※超短納期サービスは対象外です。
出荷日の詳細については、技術・操作マニュアル「出荷日」をご覧ください。
注意事項
- 3Dビューワー上の色付き表示は、削り残りが発生する可能性がある箇所を確認するための表示です。加工後の形状を完全に再現するものではありません。
- 削り残りはR3以下です。実際の加工では、使用する設備や工具・加工方法によって、削り残りが小さくなる場合や、発生しない場合があります。
- 削り残りが大きい形状や、加工・保持が難しい形状などは、自動見積もりの対象外となる場合があります。
- 削り残りが部品の機能や取り付けに影響しないかをご確認のうえ、ご注文ください。
切削角物のマニュアル
メビーとは
メビーは3D CADで設計した機械部品のデータをアップロードするだけで即時見積もりと加工、最短1日目出荷を可能にした機械部品調達のAIプラットフォームです。図面加工品の調達時間を大幅短縮することで、設計や購買担当の手間を大幅に削減します。切削・板金・旋盤・金属・樹脂といった加工はもちろん、豊富な材料と表面処理に対応。治具・機械装置・製品開発の設計をサポートします。



