ザ・メカニカル・ドローイング「我流と本流」

- 幾何公差のお作法 -

株式会社ラブノーツの山田学氏による連載記事です

この記事の著者

株式会社ラブノーツ
山田学

(株)ラブノーツ代表取締役 技術士(機械部門) 1963年生まれ 兵庫県出身。
20年間、企業にて研究・設計・品質保証業務に従事。2007年1月 (株)ラブノーツを設立し、研修講師、社員教育や図面に関するコンサルティング、書籍執筆などに従事。
著書として、『図面って、どない描くねん!』『図解力・製図力おちゃのこさいさい』『めっちゃ、メカメカ!基本要素形状の設計』など計30万部の出版実績あり。
還暦を間近に控え「年寄り病(老害化)」を実感するようになる。年寄りは出しゃばらず、40歳代を中心とする若手講師や執筆家の未来を創ってサポートすることが務めと痛感。独立して16年、設計製図教育で培った教育理念を伝える後進の育成に尽力したい。

好きな言葉
『財を遺すは下 事業を遺すは中 人を遺すは上なり』(後藤新平)
『四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従う、七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず。』(孔子の論語の一部)

・Labnotes by六自由度:
https://labnotes.co.jp/
・【公式】ラブノーツ製図チャンネル(YouTube動画一覧):https://www.youtube.com/channel/UCJZNsFvr3MVrWWs_QnzofqA/videos

【ラブノーツからのお知らせ】

御社には、ISO 9001に対応した製図標準はございますか?

「うちはJISに準拠しているから…」と曖昧なまま製図業務を進めている企業が多いようです。しかし新旧の記号が混在し、他社では通用しないローカルな表現が使われ担当者ごとにばらついているのが現状です。

また多くの若手設計者が、自身の描いた図面が世間で通用するのか不安を抱えながら業務に取り組んでいます。

製図のルールは必ずしも最新のJIS製図に従う必要はありません。会社の歴史を引き継ぎながら旧記号やローカルな文言の使用も標準化して”正”とすれば問題ありません。

ラブノーツでは、御社の図面から最新JISとの乖離点やローカルな表現を調査し、自社の歴史に沿った製図標準の原稿作成をサポートしています。自社の製図標準の整備をご検討の際は、ぜひラブノーツへお気軽にお問い合わせください。

◇詳細はこちら◇
https://labnotes.co.jp/service/Standard%20Drawings.pdf