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最終更新日:

  • 対象部品/材料

    見積もり可能形状

    対象形状

    自動見積もり可能形状は以下の通りです。

    外径旋削

    外径旋削

    内径旋削

    内径旋削

    外径溝

    溝外径

    内径溝

    溝内径

    めねじ

    めねじ※

    おねじ

    おねじ※

    ※ねじ形状を3Ⅾモデリングされたデータは認識出来ません。

    穴(キリ穴、ザグリ穴、精度穴)

    外径キー溝

    外径キー溝

    内径キー溝

    内径キー溝

    切り欠き

    切り欠き(ポケット)

    端面溝

    端面溝

    最外径クラウン

    最外径テーパ

    六角

    止まりの六角穴

    六角穴

    注意

    形状や寸法によっては、上記形状でも加工できない場合があります。

    切削丸物対象外形状

    meviyの認識上、自動見積が成功するケースがあり、下記に該当する形状でのご発注後に形状変更のご相談をさせて頂く可能性があります。
    ギア

    ギア

    偏芯

    偏芯

    セットカラー

    セットカラー

    斜め穴

    斜め穴

    ローレット

    ローレット

    止まりの内径キー溝

    止まりの内径キー溝

    Ⅴ溝

    Ⅴ溝

    Ⅴ溝

    Ⅴ溝

    側面ポケット入口R形状

    側面ポケット入口R形状

    端面溝の底部R形状

    端面溝の底部R形状

    先端円錐形状

    パイプ溶接

    溶接

    T溝

    アンダーカット

    自由曲面

    凸R連続

    刻印

    出荷日(材質・表面処理・熱処理・対応サイズ)

    出荷日

    • 締め時間内にご注文で翌営業日から1日目のカウントになります。(土日祝非カウント)
    • ※長期休みは通常より納期が延びる場合がございます。
    • ※熱処理の選択が可能です。指示なき場合は生材での提供になります。
    • ※特定の材料や表面処理に関する公差の制限については、「指定可能な寸法公差」のページを参照ください。
    材質表面処理標準出荷日超短納期短納期長納期出荷日
    鉄/鋼
    • S45C
    • SS400
    • SCM435
    • SCM440★
    • SKS3
    • SKD11
    • SKD61 ●★
    • SUJ2★
    なし
    • 標準6日目~
    • 「●」マークは標準9日目~
    • 1日目~
    • 「★」マークは対象外
    • 3日目~
    • 「●」マークは対象外
    • 加算日数+14日
    • 例)S45C 無電解ニッケル
    • 最短6日長納期14日表面処理2日 ⁼ 最短22日目
    • 無電解ニッケル
    • 四三酸化鉄皮膜(黒染め)
    • 加算日数+2日
    • 例)S45C 無電解ニッケル
    • 最短6日表面処理2日 ⁼ 最短8日目
    加算日数+1日加算日数+1日
    • 硬質クロム(フラッシュ)
    • 三価クロメート(白)
    • 三価クロメート(黒)
    加算日数+2日加算日数+2日
    • イソナイト(塩浴軟窒化)
    • 低温黒色クロム
    加算日数+4日加算日数+4日加算日数+4日
    パーカー処理加算日数+5日加算日数+5日加算日数+5日
    • ※SKD11、SKD61へのパーカー処理は対象外です。
    材質表面処理標準出荷日超短納期短納期長納期出荷日
    アルミニウム
    • A2017[質別 T4]
    • A5056[質別 H34、H112]
    • A6061[質別 T6]
    • A7075[質別 T6511]★
    なし標準6日目~
    • 1日目~
    • 「★」マークは対象外
    3日目~加算日数+14日
    • 白アルマイト
    • 黒アルマイト
    加算日数+2日加算日数+1日加算日数+1日
    黒アルマイト(つや消し)加算日数+2日
    硬質アルマイト(白)加算日数+5日加算日数+5日加算日数+5日
    • ※質別の指定はできません。
    • ※自動見積領域のサイズに限ります。
    • ※切削丸物の黒アルマイト(つや消し)の下地処理は「薬品処理」となります。
    材質 表面処理 標準出荷日 超短納期 短納期 長納期出荷日
    ステンレス
    • SUS303
    • SUS304
    • SUS316
    • SUS440C★
    なし 標準6日目~
    • 1日目~
    • 「★」マークは対象外
    3日目~ 加算日数+14日
    材質 表面処理 標準出荷日 超短納期 短納期 長納期出荷日
    C3604-LCd(真鍮・黄銅) なし 標準9日目~
    • ×
    • 今後対応予定
    5日目〜 加算日数+14日

    ※C3604-LCdはø100以下の場合、短納期選択可能です。

    注意

    真鍮は下記特徴があるため、納入後の取り扱い方法にご注意ください。
    • 傷つきやすい
    • 湿気に弱いため、変色や錆びが発生しやすい
    • 手で直接触った場合、皮脂で変色する
    材質 表面処理 標準出荷日 超短納期 短納期 長納期出荷日
    樹脂 ポリアセタール(スタンダード・白) なし 標準6日目~ 1日目~ 3日目~ 加算日数+14日
    ポリアセタール(スタンダード・黒)
    MCナイロン(スタンダード・青)
    MCナイロン(耐侯・黒灰)
    • ×
    • 今後対応予定
    • ×
    • 今後対応予定
    ABS(スタンダード・自然色)
    ABS(スタンダード・黒)
    PEEK(スタンダード・灰褐色) 1日目~ 3日目~
    PPS(スタンダード・自然色)
    • ×
    • 今後対応予定
    ×
    アクリル(スタンダード・透明)
    PC(スタンダード・透明) 3日目~
    PC(スタンダード・黒) ×
    PP(スタンダード・自然色) 3日目~
    PVC(スタンダード・グレー) ×
    超高分子量ポリエチレン(スタンダード・白) 1日目~ 3日目~
    ふっ素(スタンダード・白)[PTFE]
    • ※PPSはガラス繊維は充填していません。
    • ※PC(透明)、PPはø150以下の場合、短納期選択可能です。
    • ※PEEK、超高分子量ポリエチレンはø100以下の場合、短納期選択可能です。
    熱処理・加算日数
    焼入れ対応サイズ 納期 外径D 全長L
    全体焼入れ 標準納期 3≦D≦300 2≦L≦300
    超短納期 3≦D≦63 2≦L≦200
    短納期 3≦D≦200 2≦L≦200
    部分焼入れ 標準納期 6≦D≦300 5≦L≦300
    超短納期 6≦D≦63 5≦L≦200
    短納期 6≦D≦200 5≦L≦200
    • ※高周波焼入れの特性上、指定範囲の周囲5mm程度焼入れが入ります
    • ※「イソナイト処理」と「焼入れ」を併用した場合、上記硬度とは異なる仕上がりになります。
    参考)イソナイト処理後の表面硬度
    材質 イソナイト(塩浴軟窒化)
    S45C HRC45.3~57.8
    SCM435 HRC52.3~65.6
    SCM440 HRC52.3~65.6
    SKS3 HRC52.3~65.6
    SKD11 HRC67.0~72.7
    SKD61 HRC67.0~71.5
    SUJ2 HRC52.3~65.6

    対応サイズ・加算日数

    • 通常出荷日に加算される日数を記載しています。
    • 形状によって納期は変わります。

    鉄/鋼

    SUS

    アルミニウム

    樹脂①

    樹脂②

    樹脂③

    樹脂④

    樹脂⑤

    納期選択サービス

    納期選択肢の一覧

    納期選択肢 出荷日 特徴 対象商品(標準納期比) 型番末尾 受注締め時間
    超短納期 1日目~ 超特急!1日目出荷~ ø63×全長200mm以下 -R 12:30
    短納期 3日目~ 急ぎの際に安心の3日目出荷~
    • ø200×全長200mm以下
    • (詳細はこちら
    -E 15:00
    標準納期 6日目~ 標準となる価格・納期 20:00
    長納期 20日目~
    • 1個で価格30%OFF
    • 2個以上200個までは10%OFF
    原則全商品 -L 20:00

    色見本

    製品写真

    表面処理色味

    鉄/鋼

    無電解ニッケル
    硬質クロム(フラッシュ)
    三価クロメート(白)
    三価クロメート(黒)
    四三酸化鉄皮膜(黒染め)
    イソナイト(塩浴軟窒化)
    低温黒色クロム
    パーカー処理

    アルミニウム

    白アルマイト
    黒アルマイト
    黒アルマイト(つや消し)
    硬質アルマイト(白)

    ※形状や加工面によって色味の違いが発生致します。膜厚指定はできません。

    樹脂色味

    ポリアセタール(スタンダード・白)

    ポリアセタール(スタンダード・黒)

    MCナイロン(スタンダード・青)

    MCナイロン(耐侯・黒灰)

    ABS(スタンダード・自然色)

    ABS(スタンダード・黒)

    PEEK(スタンダード・灰褐色)

    PC(スタンダード・透明)

    ※加工面は写真のように透明度が下がります

    PC(スタンダード・黒)

    PP(スタンダード・自然色)

    PPS(スタンダード・自然色)

    超高分子量ポリエチレン(スタンダード・白)

    PVC(スタンダード・グレー)

    アクリル(スタンダード・透明)

    ※加工面は写真のように透明度が下がります

    ふっ素(スタンダード・白)[PTFE]

    • ※樹脂はロットやメーカーによって色味の違いはありますが、ご指定頂くことはできません。
    • ※PC、アクリルの加工面は写真の様に透明度が下がります。
  • 設計ガイドライン

    切削丸物の認識条件

    •  
    • 切削サービスでは、丸物形状と角物形状の自動判定を実施しています。
    • ここでは認識条件につきましてご説明致します。

    丸物として認識させるためには

    最外径に円筒部があれば切削丸物として認識されます。

    キー溝の認識条件

    JIS規格(B 1301:1996)と一致するキー溝には自動で公差が設定され、ダイアログで変更が可能です。

    ※ユーザー設定では、初期設定をカスタマイズできます。

    「外径キー溝・内径キー溝」の認識条件

    以下の表に順次、規格内の場合認識されます。

    外径キー溝
    内径キー溝

    注意

    ※2023年3月より対象となります。

    b1/b2

    2 3 4 5 6 8 10 12 14 16 18 20 22 25 28 32

    焼き肌

    円筒側面穴の認識条件

    • 中心軸に向いている穴を自動見積もり対象の「穴」として認識されます。
    • 中心軸に向いていない場合、「その他穴」として自動見積もり対象外形状となります。
    • 面取りのモデリング有無に関わらず、円筒側面穴入口は任意の面取り仕上げとなります。
     

    「穴」として認識する

    「穴」として認識しない
    • ※中心軸に向いているため「穴」として認識されます
    • ※中心軸に向いているため「穴」として認識されます
    • ※中心軸に向いていないため「その他穴」として認識されます。お見積もり希望の場合にはコメント欄に穴情報をご記入下さい。
    • ※中心軸に向いていないため「その他穴」として認識されます
      お見積もり希望の場合にはコメント欄に穴情報をご記入ください
    • 「その他穴」の事例は、切削丸物のお見積もりエラー事例集を参考ください

    3D画面での寸法表記ルール

    •  
    • 外径・内径・表面粗さ・穴に関する寸法表示ルールは以下の通りです。
    最外径(精度なし)
    設定 精度なし
    おねじ部設定
    左側長さ指定あり 右側長さ指定あり 両側長さ指定あり 全ねじ
    イメージ
    設定値 ø30
    M30ねじ部 7|7(M30) M30ねじ部 7|7(M30)
    M30ねじ部 7|7(M30) M30ねじ部 7|7(M30) M30 全ねじ

    ポイント

    meviyでは、ねじ設定時のピッチは並目は非表示となり、細目は表示されます。

    ポイント

    • 穴寸法表記は以下のルールに従います。 切削丸物から円筒側面にある「穴」位置角度の表記も加わりました。
    • Left面から見て「Top+0°」を基準として時計回り方向に「穴」位置角度を0.1°刻みで表示しております。
    • ※表示右上にあるCUBEのTop面が「Top+0°」と同意になります。
    • ※「穴」は切削丸物のフラット面または円筒側面に設定可能です。
    穴寸法表記は以下のルールに従います

    3Dモデルと仕上りに差異が生じる形状

    製造は3D CADデータが正となりますが、加工上以下の場合は3Dモデルと仕上がりに差異が生じます。

    旋盤部品の「角部・隅部」仕上がり形状の留意点

    仕上がりに差異が生じる例と注意点をご確認ください。
    ピン角モデリング形状
    ピン角モデリング形状​
    角部のC0.5/R0.5以下のモデリング形状
    角部のC0.5/R0.5未満のモデリング形状
    実際の加工後の仕上がり形状
    実際の加工後の仕上がり形状

    ポイント

    下記条件の仕上がりとなります。
    • 角部がC/R0.5未満のモデルは、C/R0.1~0.4mmもしくは糸面取りになります。
    • 円筒隅部が0.5未満の場合、R0~R0.4mmの仕上がりになります(モデルに逃げ溝がない場合)
      →逃げ溝をモデリングせずに「隅R0指定」する場合はこちらから

    注意

    • C0.5mm以上でモデリングされた場合、3Dデータ通りに加工します。
    • R0.5mm以上でモデリングされた場合、3Dデータ通りに加工します。

    注意

    「面取り不可」指定は対応していません。

     

    memo

    外径溝入れ加工

    内径溝入れ加工

    センタ穴の留意点

    端面に開けたセンタ穴はワークを保持し、製品回転時の芯ブレを防止する目的に使用します。
    長尺加工の際に芯を支えるため、センタ穴が仕上がりに含まれます。
    センタ穴の留意点

    注意

    • 「センタ穴残り不可」を選択可能ですが、加工可能形状に制約が入り対応不可になります。その際には画面左上の「注意事項」をご確認ください。
    • 形状によっては自動見積範囲が狭まる恐れがございます。

    memo

    ①不可を選択すると引き出し線が表示します。
    ②内径が空いていると引き出し線は表示しません。

    薄肉判定ロジック

    製作時に破れや、形状の歪みを発生させる薄肉厚の閾値を以下とします。

    製品加工時の残り肉厚について

    モデル肉厚が表に記載している閾値以下となる場合、自動見積ご注意ください。
    [mm]
    パターンサイズ制約閾値
    最外径 ø10 以下0.5以下
    最外径 ø10 超1.0以下
    1.0以下
    1.0未満
    • ※おねじ/めねじ指示がある場合、形状によって工場にて加工可否の判断がされます。
    • ※製作時に破れや、形状が歪む可能性がある限界値になります。

    変形が懸念されるモデル体積について

    「モデル体積規格外」が注意事項で出た場合、以下参照ください。
    • モデル体積が素材体積に対しての割合が閾値未満になると、変形する恐れがあります。
    • ※素材体積とは最外径部の半径×半径×円周率×全長のことを指します。
    参考図

    素材体積

    100%

    • 黄色:内径除去体積
    • 青色:外径除去体積
    • 赤色:その他除去体積

    切削体積

    95%

    (

    内径除去率

    5%

    外径除去率

    89%

    その他除去率

    1%

    )

    モデル体積

    5%

    鉄/鋼・SUS
    モデル体積の閾値 5%以上

    素材体積

    100%

    • 黄色:内径除去体積
    • 青色:外径除去体積
    • 赤色:その他除去体積

    切削体積

    92%

    (

    内径除去率

    19%

    外径除去率

    71%

    その他除去率

    1%

    )

    モデル体積

    8%

    アルミ・銅・樹脂
    モデル体積の閾値 10%以上

    素材体積

    100%

    • 黄色:内径除去体積
    • 青色:外径除去体積

    切削体積

    90%

    (

    内径除去率

    41%

    外径除去率

    49%

    その他除去率

    0%

    )

    モデル体積

    10%

    全材質 備考
    モデル体積の閾値 15%以上 内径除去率40%超 かつ 外径除去率40%超

    素材体積

    100%

    • 黄色:内径除去体積

    切削体積

    88%

    (

    内径除去率

    88%

    外径除去率

    0%

    その他除去率

    0%

    )

    モデル体積

    12%

     全材質(ø30超え)備考
    モデル体積の閾値20%以上内径除去率70%超

    ポイント

    • モデル体積が閾値以上となる様に3Dモデル修正してください。 

    切削丸物のお見積もりエラー事例集

    • meviyにモデルをアップロードした際に「お見積もりエラー」が、生じる可能性があります。
    • 下記では、エラーの原因と対処法について、事例集としてご紹介します。

    事例1:ポケット隅部について

    ※下記事例に該当しない場合にも、このメッセージが表示されるケースがあります。

    ポケット隅部について

    原因 ポケット隅部にピン角があるとエンドミルで加工ができないため、見積不可になる事例があります。
    対処法 隅部に工具Rを考慮したRモデリングをすることで、自動見積可能となります。

    深さと幅の関係から使用する工具が変わるため、表を参考としてRモデリングください。

    ※形状によってその限りではないため、参考としてご活用ください。

    Rモデリングの参考値
    幅(w) 深さ(h) Rモデリング参考値
    2≦w<3 5 R1
    3≦w<4 10 R1.5
    4≦w<5.5 15 R2
    5.5≦w<8 20 R2.75
    8≦w<9 25 R4
    9≦w<11 30 R4.5
    11≦w<17 40 R5.5
    17≦w<20 60 R8.5
    20≦w 80 R10

    事例2:ポケット根元Rについて

    ポケット根元Rについて

    原因根元にRがあることで、エンドミルで加工ができないため、見積不可になる事例があります。
    対処法 ポケットには根元Rはモデリングしないことで、自動見積可能となります。

    事例3:薄肉について

    薄肉について

    原因肉厚が薄い箇所があると、一般公差含む精度保証ができず、見積不可になる事例があります。
    下記の様な形状はエラー表示は出ないが、薄肉により形状変更や公差緩和をご相談させて頂くケースがあります。
    対処法 モデルの肉厚を修正することで、自動見積可能となります。

    薄肉判定ロジックの詳細はこちらから

    事例4:薄板について

    原因ø60以上に対して、全長が5%未満の薄板は反りが発生しやすいため、見積不可になる事例があります。
    対処法 モデルの板厚を修正することで、自動見積可能となります。
    • 最外径に対して、全長が5%以上となる様にモデルの板厚を修正することで、自動見積可能となります。
    • 計算例)
    • 最外径ø60 × 5% = 板厚 3mm
    • 最外径ø100 × 5% = 板厚 5mm

    事例5:ツバの厚みについて

    ツバの厚みについて

    原因 上記矢印部分の厚みが1mm未満であることが原因です。
    対処法 上記矢印部分の厚みが1mm以上にすることで自動見積もりになります。

    事例6:対象外形状のよくあるエラーについて

    meviyでの認識の際に【対象外形状】がある場合に表示されるエラーメッセージとなります。

    ※下記事例に該当しない場合にも、このメッセージが表示されるケースがあります。

    対象外形状のよくあるエラーについて

    原因「ねじモデリング」があることで対象外形状として認識されてしまいます。

    めねじ

    おねじ

    対処法 下記形状の様にモデリングをせずアップロードし、meviy上でめねじ・おねじはご指定ください。

    ※めねじの設定が必要

    ※おねじの設定が必要

    事例7:その他穴について

    • meviyでは「その他穴」に認識されると「自動見積」出来ません。
    • 「その他穴」になる事例をご紹介します。
    C面取り

    45°以外の面取り

    テーパ穴①

    R面取り

    テーパ穴②

    先細り二段穴

    内径にかかる穴

    TOP

    FRONT

    外径溝にかかる穴

    TOP

    FRONT

    事例8:形状認識失敗

    • このエラーは、アップロードした3D CADデータの品質に問題がある場合、meviy読み込み時に形状が変形してしまい、見積が行えなくなるエラーです。
    • 形状が変形してしまった際は、以下手順を試して見積が行えるかをご確認お願いします。

    元データの状態

    meviy読み込み後の状態

    ポイント

    • 下記メッセージが3Dビューワーに表示されている場合はこのエラーに該当します。
    • ・「モデルにエラー形状が存在します。」
    • ・「ファイルの読込に失敗しました。」

    1.アップロードした3D CADデータの形状確認

    • アップロードした3D CADデータの形状に問題が無いかを確認します。
    • 形状に問題がある場合は、修正した後に再度モデルアップロードを行ってください。

    memo

    • 目視確認
    •  ・面のねじれが無いか
    •  ・断面表示機能で形状的に意図しない箇所が無いか
    •  ・微小形状や隙間が無いか
    • 形状作成方法の確認
    •  ・自身でスケッチを描かずに作成した3D形状が無いか
    •  ・DXFから線をインポートして作成した形状
    •  ・支給された面や相手部品の形状を使って作成した形状
    •  ・穴と穴が交差して出来ている交差線が無いか
    •  ・等
    • チェックツールを使った確認
    •  ・不整合を起こしている形状が無いかの確認

    形状確認で問題が無い又は、修正後の再アップロードでも読み込み状況が改善しない場合は次の手順「2.ファイル形式の変更」をお試しください。

    2.ファイル形式の変更

    アップロードした3D CADファイル形式とは別の形式で再度アップロードを行ってください。

    memo

    • ・お使いの3D CADのネイティブフォーマットにmeviyが対応している場合は、ネイティブフォーマットで見積をお試しください。
    • ・中間フォーマットをご利用の場合は、STEPまたはParasolidでの見積をお試しください。
    • 形状の修正とファイル形式の変更でも状況改善しない場合は、お手数ですがサポートまでご連絡をお願いします。
    • お電話でのお問い合わせ 0120-343-626
    • フォームからお問い合わせ こちら
  • 精度と加工条件

    指示なき加工寸法の普通許容差標準

    • 切削サービスでは、お客様が任意の公差を指定することを想定して、3D CAD データをアップロードした段階では、径情報と全長以外の寸法・公差を表示しておりません。
    • ここでは寸法・公差が表示されていない部位の仕上がりについて説明します。

    指示なき加工寸法の普通許容差標準(JIS B 0405:1991/JIS B 0419:1991より抜粋)

    • 指示なき場合、原点を加工基準として以下の規格を適用します。
    • なお原点は任意の位置に移動することができます。
    面取り部分を除くモデル寸法に対する許容差

    [mm]

    公差等級 基準寸法の区分
    記号 説明 0.5以上 3以下 3を超え 6以下 6を超え 30以下 30を超え 120以下 120を超え 400以下 400を超え 1000以下 1000を超え 2000以下 2000を超え ※5000以下
    m 中級 ±0.1 ±0.1 ±0.2 ±0.3 ±0.5 ±0.8 ±1.2 ±2
    ※meviy規格では、5000mmまで保証します。
    面取り部分の長さ寸法(かどの丸み及びかどの面取寸法)に対する許容差

    [mm]

    公差等級 基準寸法の区分
    記号 説明 0.5以上 3以下 3を超え 6以下 6を超えるもの
    C 粗級 ±0.4 ±1 ±2
    角度寸法の許容差
    公差等級 対象とする角度の短い方の辺の長さの区分
    記号 説明 10以下 10を超え 50以下 50を超え 120以下 120を超え 400以下 400を超えるもの
    m 中級 ±1° ±30’ ±20’ ±10’ ±5’
    直角度の普通公差

    [mm]

    公差等級 短い方の辺の呼び長さの区分
    記号 100以下 100を超え 300以下 300を超え 1000以下 1000を超え 5000以下
    K 0.4 0.6 0.8 1
    ※焼入れが入る場合は、その限りではない。
    旋盤加工の幾何公差精度基準
    焼入れの場合も下記公差値を保証。ただし、製品形状によってはその限りでありません(例:薄肉品、長尺品、除去率の大きい製品など)

    [mm]

    • ※真円度は直径の寸法公差の値と等しくとるが、半径方向の円周振れ指定公差の値を超えてはならない。
    • 例1)ø100 公差なしの場合 :真円度 0.1
    • 例2)ø100 ±0.02の場合  :真円度 0.04

    ポイント

    片側と両側で精度の違いが出る理由
      • ■片側とは
      • ワークの付け替えが発生せず、一方向からの加工で完結する​
    ​​
      • ■両側とは​
      • ワークの付け替えが発生し、2方向から加工する​​
    ​​
    片側とは 両側とは​
    真直度及び平面度の普通公差

    [mm]

    公差等級 呼び長さの区分
    記号 10以下 10を超え 30以下 30を超え 100以下 100を超え 300以下 300を超え 1000以下
    K 0.05 0.1 0.2 0.4 0.6
    ※焼入れが入る場合は、その限りではない。

    樹脂の精度保証

    樹脂は金属と異なり、温度や湿度で変形したり、寸法変化をし易い材質です。そのため以下の条件で精度保証を致します。

    • ・検査は温度管理(23~24℃)された環境にて行っています。
    • ・精度保証は出荷時点での検査結果によるものとなります。

    代表面粗さ

    • 代表面粗さは√Ra6.3【√Rz25】です。
    • 代表面粗さは3Dビューワーの左下に表示しており、粗さ記号はユーザー設定で変更することができます。
    • ユーザー設定>初期見積条件から代表面粗さを√Ra6.3/3.2を選択することができます。

     

    ポイント

    下図の様にツリービューから代表面粗さの値を√Ra6.3/3.2から選択することが可能です。
    また、ユーザー設定の初期見積条件からデフォルト値を変更することもできます。

    角部・円筒隅部・C面

    • 角部がC/R0.5未満のモデルは、C/R0.1~0.4mmもしくは糸面取りになります。
    • 円筒隅部が0.5未満の場合、工具刃先R0.4mmの仕上がりとなります。

    注意

    「面取り不可」指定は対応しておりません。

    おねじ・めねじ/キー溝/穴/ポケット規格

    おねじ・めねじ(mm)

    おねじ・めねじの対応リストは以下の通りです。

    注意

    対応表にない「ねじ」は対応しておりません。

    注意

    • 切削丸物の内径には、穴タイプの自動認識機能は対応しておりません。3Dviewer上で設定ください。
    • 内径と穴の違いはこちらを参照ください。→設計ガイドライン>切削丸物の認識条件>外径・内径の認識条件

    ポイント

    切削丸物の内径はCAD属性連携・色属性連携に対応しています。
    詳細はこちらをご確認下さい。→ ご利用を始める前に>穴・内径タイプの自動認識

    〇​ おねじ・めねじ自動見積可能
    ⚫️​ タップ(MC穴)自動見積可
    △​
    • 品質同意事項承諾の上、自動見積もり対象
    • ※検査用ボルト・ナットがないため、メートルねじの基準寸法を狙い値とした加工状態で検査レスでの出荷
    ✖​ 加工不可
    • ※めねじ:中心軸上に”ある”旋盤で対応するねじ
    • ※タップ穴:中心軸上に”ない”MCで対応するねじ
    • →設計ガイドライン>切削丸物の認識条件>外径・内径の認識条件
     

    memo

    穴タイプの自動認識機能は切削角物同様に対応しております。

    おめじ・めねじ(inch)

    おねじ・めねじの対応リストは以下の通りです。

    インチねじは右ねじのみ対応しています。

    ◯​ おねじ・めねじ自動見積可能
    ⚫️​ タップ(MC穴)自動見積可
    △​
    • 品質同意事項承諾の上、自動見積もり対象
    • ※検査用ボルト・ナットがないため、メートルねじの基準寸法を狙い値とした加工状態で検査レスでの出荷
    ✖​ 加工不可

    インサート穴

    • 「インサート穴」の設定条件​で見積材質をアルミ・樹脂にした場合、切削丸物は内径めねじの認識と同等のロジックにて、インサートの選択が可能です。​
    • インサートの材質はSUS304です。​
    • 呼び長さは各径ごと「0.5D」「1D」「1.5D」「2D」の4種類です。​
    • インチは対応しておりません。
    インサート

    [mm]

    インサート ピッチ
    呼び径
    M2 0.4
    M2.5 0.45
    M3 0.5
    M4 0.7
    M5 0.8
    M6 1.0
    M8 1.25
    M10 1.5
    M12 1.75

    キー溝

    JIS規格(B 1301:1996)と一致するキー溝には自動で公差が設定され、ダイアログで変更が可能です。
    ※ユーザー設定では、初期設定をカスタマイズできます。
    キー溝
    キー溝
    [mm]

    精度穴

    精度穴は「穴径公差」がはめ合い公差・両側公差・片側公差のいずれかが選択されたストレート穴のことです。

    精度穴では、径に対しての精度と有効深さを指定することができます。

    自動見積可能な精度範囲
    [mm]

    皿穴

    RIGHT/LEFT端面にある下記形状の穴は皿穴として認識されます。 

    皿穴は、モデル通り加工します。
    • ※円筒側面にモデリングされている皿穴形状は、皿穴とは認識されません。
    • ・皿(円錐形上)の角度が90°
    • ・dが3.0mm以上
    • ・D/dが、 d≧4.0mmのとき、D>1.4d
    •               d<4.0mmのとき、D>1.7d

    ポケット・長穴

    ポケット・長穴の加工可能な幅は2.0mm以上になります。
    ポケット

    ポケット

    ポケット

    ポケット

    長穴

    長穴

    止め輪

    止め輪に必要な溝幅の推奨値は以下の通りです。
    軸用C形止め輪
    適用する軸
    穴用C形止め輪
    適用する溝
    C型止め輪「t」「m」「隅R」参考値
    t:止め輪幅 m:3Dモデルに必要な幅 隅R
    1 1.15 R0.1以下
    1.25 1.35
    1.5 1.65 R0.15以下
    1.75 1.9
    2 2.2 R0.2以下
    2.5 2.7
    3 3.2
    4 4.2

    memo

    • d1、d2のモデル径もC型止め輪の規格に合わせて設計することを推奨しております。
    • 規格はミスミ技術情報「C形止め輪(JIS B 2804:2010より抜粋)」をご参照ください
    • ※小径向けのE型止め輪規格には現在対応しておりません。

    指定可能な寸法公差

    • 3D CADデータをアップロードした段階で、寸法・公差が表示されていない部位に対して任意の寸法公差を指定出来ます。
      指定出来る公差の最小値(レンジ)は形状要素の組み合わせごとに異なります。
    • 他の設定によっては範囲内の精度でもサービス対象外になる可能性があります。

    はめ合い公差

    旋盤加工、二次加工に設定できるはめ合い公差は以下の通りです。

    加工種 はめ合い公差
    旋盤 金属:IT6級~
    樹脂:IT7級~
    • MC
    • (二次加工)
    金属:IT7級~
    樹脂:IT7級~

    注意

    • 下記表面処理は、公差レンジ0.1未満は指定できません。
    • 表面処理|三価クロメート(白)、三価クロメート(黒)、イソナイト(塩浴軟窒化)、硬質アルマイト(白)

    全長(L)、長さ(ℓ)寸法公差

    全長と各要素(部位)の長さに設定できる公差は以下の通りです。

    [mm]

    金属 全長(L)、長さ(ℓ)
    最小公差例 レンジ
    L,ℓ ≦ 200 ±0.02 0.04
    200 <L,ℓ ≦ 500 ±0.05 0.1
    500 < L,ℓ ≦ 2000 ±0.2 0.4
    2000 < L,ℓ ≦ 5000 ±0.5 1
    以下薄板の場合、設定可能なレンジは変更になります。
    金属 全長(L)、長さ(ℓ)
    最小公差例 レンジ
    L ≦ 5 150<D ±0.1 0.2
    L<10 50 ≦ D
    ※内径溝部と他要素への公差追加不可
    樹脂​ 全長(L)、長さ(ℓ)​
    最小公差例​ レンジ​
    L,ℓ ≦ 100​ ±0.05 0.1​
    100< L,ℓ ≦ 200​ ±0.1​ 0.2
    200< L,ℓ ≦ 300 ±0.2 0.4
    ※内径溝部と他要素への公差追加不可

    溝外径(D)、溝幅(w)、位置寸法(ℓ)公差

    外径に設定できる公差は以下の通りです。

    [mm]

    溝外径(D)​​ 最小公差​ レンジ​
    一律​ ±0.02 0.04
    溝幅(w)​​ 最小公差​ レンジ​
    一律​ ±0.05​ 0.1​
    位置寸法(ℓ) 最小公差 レンジ
    ℓ≦150 ±0.05 0.1
    150<ℓ≦400 ±0.15 0.3
    400<ℓ ±0.3 0.6

    ※内径面と外径面との公差追加は不可

    溝内径(d)・溝幅(w)、位置寸法(ℓ)公差

    内径に設定できる公差は以下の通りです。

    [mm]

    溝内径(d) 最小公差​ レンジ​
    ±0.05​ 0.1
    溝幅(w) 最小公差​ レンジ​
    ±0.07 0.14​
    位置寸法(ℓ) 最小公差​ レンジ​
    ±0.1​ 0.2​
    • ※内径溝部と他要素への公差追加不可。
    • ただし、ℓ部の端面からの位置寸法は除く

    幾何公差

    可能な幾何公差の設定条件は以下の通りです。
    設定可能な面
    • 穴、キー溝(内径・外径)、切り欠き(ポケット含む)、内径溝、端面溝への指定はできません。
    • ねじ部にデータムまたは幾何公差を指示された場合、ねじ加工前の測定値に基づいて保証します。
    設定可能な幾何公差
    ※材質やサイズによっては担当者見積となる場合があります
    幾何公差種 記号 平面 円筒面 データム データム対象領域 公差値
    平面度 0.01~0.1
    平行度 0.01~0.1
    直角度 0.01~0.1
    真円度 0.01~0.1
    同軸度 軸線 0.01~0.1
    真直度 0.01~0.1
    円筒度 0.01~0.1
    円周振れ 軸線 0.01~0.1
    全振れ 軸線 0.01~0.1

    3D画面での小数点以下桁数字表示ルール

    • 寸法値は、最終桁を四捨五入し以下の通り表示します。
    • 3Dビューワーに表示された寸法値を正として加工します。
    対象箇所|外径、内径、全長、穴、追加寸法

    外観品質について

    切り落とし加工​

    突っ切り加工

    ワイヤーカット

    注意

    加工方法の指定はできません。

    ワイヤーカット面

    ワイヤーカット面

    ワイヤーカット面

    ワイヤーカット面拡大

    ワイヤーカット面拡大

    ポイント

    電極からの放電によって、金属を溶かして切断を行う溶断加工のため、切削加工の様な光沢面ではないのが特徴です。

    表面処理品質基準

    注意

    • 小径精度穴等は膜厚管理が難しいため、処理後に追加工する場合があり、それにより切削面に表面処理が残らない場合があります。
    • 穴にはマスキングすることがあるため穴の内側は表面処理が残らない場合があります。
    • 表面処理の吊り痕・電極接点痕が製品に残る場合があります。
    下記対象表面処理は接点確保のため、上記①~⑤の吊り用形状が最低1つ必要です。吊り用形状がない場合は、任意の位置に吊り用の通し穴があきます。
    表面処理 吊り穴
    無電解ニッケル
    硬質クロム(フラッシュ) 対象
    三価クロメート(白) 対象
    三価クロメート(黒) 対象
    四三酸化鉄皮膜(黒染め)
    イソナイト(塩浴軟窒化)
    低温黒色クロム 対象
    パーカー処理
    白アルマイト 対象
    黒アルマイト 対象
    黒アルマイト(つや消し) 対象
    硬質アルマイト(白) 対象
    硬質クロム 三価クロメート(白) 三価クロメート(黒) 低温黒色クロム
    硬質クロム(フラッシュ) 三価クロメート(白) 三価クロメート(黒) 低温黒色クロム
    白アルマイト 黒アルマイト 黒アルマイト(つや消し) 硬質アルマイト(白)
    白アルマイト 黒アルマイト 黒アルマイト(つや消し) 硬質アルマイト(白)

    焼入れ品質基準

    焼入れ品質保証について

    お客様が指定した硬度が出ていることを硬度測定にて確認し出荷しております。またその値を保証します。

    焼入れ後の外観について

    焼入れ後

    ブラスト仕上げ

    研削仕上げ(外径)

    研削仕上げ(内径)

    研削仕上げ(内径)

    注意

    • 焼入れ後に表面の汚れを落とすため、ブラスト処理を実施する場合があります。処理による精度変化はありません。
    • 写真はサンドブラストですが、ショットブラストの場合もあります。ブラスト種類の指定は出来ません。
    • 外径、内径に公差が入っている場合には、仕上げ工程で研削加工が入るケースがあります。その際には、上図の様に外観が変わります。
    • 研磨指示をして頂くことは出来ません。精度保証の観点で工場にて判断して実施致します。
    • ねじ部にも焼入れされるため、用途によってはねじ部が破損するケースがあります。“ねじ部のみ焼入れ不可”などのご指定の場合は、部分焼入れ(高周波焼入れ)を選択ください。
    • 面粗さ未指定部、または端面センター周辺に硬度測定痕が残る場合があります。検査箇所の事前確認は、見積り時にコメントを記入の上担当者見積にて承ります。

    部分焼入れ(高周波)

    注意

    • 外径、内径に公差が入っている場合には、仕上げ工程で研削加工が入るケースがあります。
    • 焼入れ硬度が保証される硬化層深さは1mm以上です。硬度保証の観点から1.5mm以上の硬化層が形成される場合があります。
    • 焼入れ硬化層深さの指定はできません。
    • 高周波焼入れの特性上、焼入れを指定した面に隣接した端面、側面も熱が伝わり焼入れされる場合があります。

    規格材(研磨材、ミガキ材)使用条件

    最大径が規格材に当てはまる場合、工場判断にて規格材を使用するため外観に差が生じます。

    削り出し

    削り出し

    ミガキ棒

    ミガキ材

    研磨剤

    研磨材

    規格材の選定条件

    公差
    IT6級 g6、h7 h9 その他(IT7級~、一般公差等)
    表面粗さ Ra6.3 削り出し 研磨材or削り出し 研磨材orミガキ材or削り出し 研磨材orミガキ材or削り出し
    Ra3.2 削り出し 研磨材or削り出し 研磨材orミガキ材or削り出し 研磨材orミガキ材or削り出し
    Ra1.6 削り出し 研磨材or削り出し 削り出し 研磨材or削り出し

    注意

    • 規格表に当てはまらない場合、削り出しにて加工致します。
    • その他材質は規格材は使用せず、削り出しにて加工致します。

    ポイント

    上記のメッセージが表示された場合は、規格表に掲載されている外径に基づいてモデルを修正してください。

    六角棒使用条件

    六角の対辺距離が規格に当てはまる場合、六角棒から加工して出荷します。

    規格材のため六角面に傷があることがあります。

    例①

    例②

    対辺距離とは

    • 六角形の対向する2つの辺の間の距離を指します。

    最大径とは

    • 製品円筒面で一番大きい径を指します。(水色ハイライト部)
    • 図 3 の様に溝で分断された場合でも、同一径であれば一つの要素して認識します。
    最大径図1

    図 1

    最大径図2
    図 2
    最大径図3

    図 3

    品質管理について

    標準検査項目

    内径寸法公差検査
    内径寸法公差検査

    内径マイクロメーターで測定

    外径寸法公差検査
    外径寸法公差検査

    マイクロメーターで測定

    長さ寸法公差検査
    長さ寸法公差検査

    ノギスで測定

    はめあい公差検査
    はめあい公差検査

    限界栓ゲージ/ピンゲージを使用

    おねじ・めねじ検査
    おねじ・めねじ検査

    ISO2級(JISBの2025)相当の

    ボルト・ナットが通ることを原則としている

    外観検査
    外観検査

    粗さ標準片、ドットゲージ、粗さ測定器で測定

    幾何公差検査項目

    • 幾何公差指定箇所は下記検査装置にて測定を実施致します。
    • ※検査方法の指定はできません
    • ※測定機種は工場によって異なります
    • ※検査表の添付は行っていません
    偏心度検査
    偏心測定器で検査
    シックネスゲージ検査
    定盤上にてシックネスゲージで検査
    ダイヤルハイトゲージ検査
    定盤上にてダイヤルハイトゲージで検査
    真円度測定機検査
    真円度測定機で検査
    三次元測定機検査
    三次元測定機で検査

    梱包荷姿

    梱包資材例

    梱包資材例

    memo

    表面処理のない鉄/鋼材や、四三酸化鉄皮膜(黒染め)など錆びやすい商品に関しては、防錆油を塗布してお届けします。

    注意

    製品を受領後、速やかに開梱および検品を行ってください。防錆油を塗布しておりますが、保管状況によっては錆が発生する可能性があります。

    配送荷姿

    気泡緩衝材の中に製品と同梱図面を同封

    気泡緩衝材の中に

    製品と同梱図面を同封

    タックラベル貼り付け

    タックラベル貼り付け

    配送荷姿(単品)

    配送荷姿(単品)

    配送荷姿(複数)

    配送荷姿(複数)

    気泡緩衝材で梱包

    気泡緩衝材で梱包

    同梱図面を同封

    同梱図面を同封

    タックラベル貼り付け

    巻きダンボールで梱包

    巻きダンボールで梱包

    配送荷姿(防水用にラップ梱包)

    配送荷姿(防水用にラップ梱包)

    注意

     
    木パレットの廃棄とフォークリフトでの荷受けが必要です。
  • [FA 丸物]見積もり設定

    見積もりの流れ

    STEP 1:3D CADデータをアップロードする

    1. ドラック&ドロップで「データ」または「フォルダ」ごとアップロード可能です。
    または、「新規見積」ボタンよりアップロード選択も可能です。

    memo

    • プロジェクト一覧の表示について
    • 加工方法が自動選択された状態
    • ① 3Dビューワーで「見積もり条件」の設定待ちです。
    • ② 型番が発行され、注文が可能な状態です。
    • 加工方法を選択する場合
    • ③ 「切削」「板金」共に3Dビューワーで「確認事項」があります。
    • ④ 「切削」は「確認事項」があり、「板金」は選べません。
    • ⑤ 「切削」も「板金」も選べません。
    • ⑥ 3Dビューワーで「確認事項」がある状態です。
    •   ※③④ のマークの加工方法を選択した場合に⑥に変わります。
    2. [次へ]をクリックします。

    STEP 2:見積条件を設定・変更する

    • 切削丸物では、以下の設定が可能です。
    • 材質
    • 表面処理
    • 熱処理
    • センタ穴の可否
    • 数量

    また、3Dビューワーで「ねじ」「公差」「表面粗さ」などの設定が可能です。

    STEP 3:見積もりを確定(型番を取得)/確認する

    [見積条件の確定]をクリックし、型番を取得してください。

    STEP 4:カートへ追加する

    型番取得後、出荷日を選択し[カートへ追加]ボタンをクリックしてください。

    3Dビューワー画面の⾒かた

    ①3Dビューワー

    • アップロードした3Dデータのモデルを操作できます。3D CADソフトとほぼ同様の感覚で操作できます。
    • →「キーボード操作

    ②パーツリスト

    プロジェクト一覧で選択したプロジェクトが表示されます。

    ➂注意事項

    エラーメッセージ、ワーニングメッセージ、meviyオペレータからのメッセージが一覧で表示されます。

    ④基本情報

    材質・表面処理・熱処理・センタ穴残り可否の指定、任意のお客様注文番号の設定ができます。

    ⑤ツリービュー

    パーツ全体の寸法や、穴情報、代表面粗さが表示されます。

    「情報」をダブルクリックするとダイアログが表示され、条件の変更ができます。

    ⑥その他追加指示をコメント欄に記載

    注意

    追加加工指示を入力した場合、自動見積もりはできなくなります。[担当者見積を依頼]を選んでください。後ほど担当者からお見積りを回答いたします。

    ⑦型番発行エリア

    • 数量の設定と、基本情報の内容に応じた価格・納期と発行された型番の一覧が表示されます。
    • 状態に応じてボタンが変化し、見積条件の確定や担当者見積の依頼、選択した見積もりをカートへ追加することができます。

    3Dビューワーの操作⽅法

    ①ツールバー

    ②キューブ

    ③表示切り替え

    ④PMI

    ①ツールバー

    各ツールの名前とできることは、次の通りです。

    機能名 できること
    原点変更 設計原点を移動できます。→「設計原点を変更する
    公差追加 寸法および⼨法公差を追加できます。→「寸法および寸法公差を追加/削除する
    寸法一括追加 原点を基準に、座標⼨法を⼀括で追加します。→「寸法および寸法公差を追加/削除する ※精度⽳を原点に設定しているときは、この機能は使⽤できません。
    設定削除 追加した設定を削除します。→「寸法および寸法公差を追加/削除する
    普通寸法非表示 「指⽰なき加⼯⼨法の普通許容差標準」で保証している⼨法公差を⾮表⽰にします。
    形状認識時にグループ化された⽳を分割できます。→「グループ穴を分割する
    機能名 できること
    表面粗さを設定できます。→「表面粗さを設定する
    データムを設定できます。→「データム・幾何公差を設定する
    幾何公差を設定できます。→「データム・幾何公差を設定する
    アップロードした3Dモデルの設計情報を測定できます。→「3Dモデルを測定する
     PMI表⽰のフォントサイズを変更できます。→「フォントサイズを変更する
    3D モデルの各ビュー方向をキャプチャし、第三角法で配置した画像ファイルをダウンロード出来ます。

    ③表示切り替え

    • 「表示切り替え」アイコンにマウスのポインターをあわせると、表示切り替えのメニューが表示されます。
    • 3Dモデル形状の表示方法や3Dビューワーのテキスト情報の表示/非表示を切り替えることができます。
     

    memo

    • 「断面表示」は切削丸物のみ表示されます。

    ④PMI

    PMI とは、Product Manufacturing Informationの頭⽂字で、⼨法や⽳のテキスト情報を指します。 PMIの表⽰位置はドラッグで⾃由に移動できます。

    基本情報を設定する

    材質・表面処理を選択する

    [材質]によって選択可能な[表面処理]が異なります。

    熱処理(全体焼入れ・部分焼入れ)を選択する

    • 全体焼入れの操作方法はこちらから
    • 部分焼入れの操作方法はこちらから

    注意

    • [熱処理]は切削丸物のみ選択可能です。

    センタ穴加工可否を選択する

    センタ穴残り不可な面を(両側)、(LEFT側)、(RIGHT側)の3パターンから指定可能です。PMI表示は以下の通りです。

    選択肢 PMI表示
    センタ穴残り可
    センタ穴残り不可(両側)
    センタ穴残り不可(LEFT側)
    センタ穴残り不可(RIGHT側)

    お客様注文番号を設定する(任意)

    お客様社内の管理番号を[お客様注文番号] として設定できます。

    製作した部品をお届けする際の商品ラベルには、型番表記とともに、設定した[お客様注文番号]が印刷されるので、納品物の確認が行いやすくなります。

    ポイント

    • 入力は、半角英字(大文字)、半角カナ、半角スペース、数値、記号(#$%&'()*+,-./:;=?@_,~)を54文字までできます。親番の入力欄が表示された場合、入力は必須で文字数は20文字までとなります。
    • 見積もりを確定した後でも、設定・変更できますが、変更した内容や変更後の価格は、プロジェクト一覧や3Dビューワー画面に反映されません。

    数量毎の価格・納期を確認する

    [数量スライド割引]より数量毎の価格と納期の確認ができます。

    穴情報を設定する​

    注意

    穴タイプは3Dビューワーまたはツリービューで必ずご確認ください。
    穴タイプの自動認識はこちらから

    穴情報を変更する

    穴情報を変更する
    1. ツリービューの「数値」または3Dビューワーから対象の「寸法」「穴」をダブルクリックします。

    ポイント

    穴タイプの変更はグループごとに行いますので、グループ内の穴それぞれに異なる穴タイプを指定したい場合は、先にグループ穴を分割する必要があります。
    2. 表示された[穴情報指示]ダイアログで、穴タイプを選び[更新]をクリックします

    穴タイプは「ストレート」「タップ(mm)」「タップ(inchi)」「インサート」です。

    ストレート穴

    穴径公差は「はめ合い公差」「両側公差」「片側公差」です。

    タップ穴

    穴の直径が規格に当てはまる場合、穴タイプに「タップ」が表示されます。

    タップ穴の規格表はこちらから
     

    memo

    • 「サイズ(D)」の選択肢が一つしかない場合、グレー表示されます。
    • 複数選択肢がある場合には、プルダウンリストが表示されます。

    インサート穴

    穴の直径が規格に当てはまる場合、穴タイプに「インサート」が表示されます。

    インサートの規格表はこちらから

    memo

    • 「サイズ(D)」の選択肢が一つしかない場合、グレー表示されます。
    • 複数選択肢がある場合には、プルダウンリストが表示されます。

    寸法および寸法公差を追加/削除する​

    寸法および寸法公差を追加する

    3Dビューワーのツール「公差追加」を使用し、新たに寸法を追加、また、追加した寸法に公差を設定できます。
    公差追加
    1. をクリックし、寸法を追加したい「穴の中心」、「長穴の円弧中心」、「面」または「辺」を2箇所クリックします。
    寸法を表示したい位置をクリック
    2. 寸法を表示したい位置をクリックし、位置を決定します。
    [更新]をクリック
    3. 表示された[公差追加]ダイアログから寸法公差を選択し、[更新]をクリックします。

    「両側公差」「片側公差」「自由入力」から選択が可能です。

    ポイント

    端面穴には斜め方向の寸法追加が可能です。
    ※側面穴は対応しておりません。

    寸法および寸法公差を削除する

    3Dビューワーのツール「設定削除」を使用し、追加した寸法および寸法公差を削除することができます。
    1. をクリックし、削除したい寸法をクリックします。

    memo

    • 外形寸法や穴情報などの初期表示情報は、削除できません。
    • 「設定削除」ダイアログの[設定箇所を全削除]を選ぶと、初期表示以外の設定を一括で削除することができます。

    外径情報を設定する

    外径情報を変更する

    ツリービューまたは3Dビューワーから対象を選択し、外径情報の変更が可能です。
    外径情報を変更する

    1.  ツリービューの「数値」または3Dビューワーから対象の「寸法」「面」をダブルクリックします。

    選択するとモデルの位置がTOP姿勢方向に変わり、ダイアログが立ち上がります。

    2. 選択するとモデルの位置がTOP姿勢方向に変わり、ダイアログが立ち上がります。

    3. 「おねじ設定」と「公差設定」が可能です。

    内径情報を設定する

    内径情報を変更する

    ツリービューまたは3Dビューワーから対象を選択し、内径情報の変更が可能です。

    内径情報を変更する
    1. ツリービューの「数値」または3Dビューワーから対象の「寸法」「面」をダブルクリックします。
    TOP姿勢方向からの断面表示に切り替わります。
    2. TOP姿勢方向からの断面表示に切り替わります。

    内径情報指示ダイアログで「ストレート」「めねじ」「インサート」の選択が可能です。

    memo

    めねじ・インサートの規格にあった場合、選択肢が表示されます。
    インサート対象規格表はこちらから
    自動で切り替わった断面表示の解除方法はこちらから

    貫通

    • 両側から加工可能なため、両側からの「深さ」設定が表示されます。
    • ※「深さ」設定対象範囲は水色ハイライト部
    貫通
    ストレート(公差)の設定

    ストレート(公差)の設定

    • ① ハイライト部の「直径」情報
    • ② ハイライト部の「深さ」情報
    • ③ 3DビューワーのLeft側・Right側と連動
    • ④ Left側・Right側から設定できる「深さ」
    • ⑤ 内径タイプ「ストレート」
    • ⑥ 「一般公差」「はめ合い公差」「両側公差」「片側公差」を選択できます。
    • ⑦ 公差を選択できます。
    • ⑧ ④対象に「有効深さ」の設定ができます。
    • ⑨ 全長指示ができます。

    インサートの設定

    • ① ハイライト部の「直径」情報
    • ② ハイライト部の「深さ」情報
    • ③ 3DビューワーのLeft側・Right側と連動
    • ④ Left側・Right側から設定できる「深さ」
    • ⑤ 内径タイプ「インサート」
    • ⑥ サイズを選択できます。
    • ⑦ ④対象に「呼び長さ」の設定ができます。
    • ⑧ ④対象に右ねじが設定されます。

    長穴/キー溝情報を設定する

    外径キー溝情報を変更する

    溝幅がJIS規格(B 1301:1996)と一致する場合、キー溝と認識されます。

    外径キー溝情報を変更する
    1. ツリービューの「数値」または3Dビューワーから対象の「寸法」「面」をダブルクリックします。
    表示された[長穴/外径キー溝情報指示ダイアログ]から公差を選択し、[更新]をクリックします。
    2. 表示された[長穴/外径キー溝情報指示]ダイアログから公差を選択し、[更新]をクリックします。

    長穴情報を変更する

    長穴情報を変更する
    1. ツリービューの「数値」または3Dビューワーから対象の「寸法」「面」をダブルクリックします。
    表示された[長穴/外径キー溝情報指示ダイアログ]から公差を選択し、[更新]をクリックします。
    2. 表示された[長穴/外径キー溝情報指示]ダイアログから公差を選択し、[更新]をクリックします。

    内径キー溝情報を変更する

    溝幅がJIS規格(B 1301:1996)と一致する場合、キー溝と認識されます。

    内径キー溝情報を変更する
    1. ツリービューの「数値」または3Dビューワーから対象の「寸法」「面」をダブルクリックします。
    2. 表示された[内径キー溝情報指示ダイアログ]から公差を選択し、[更新]をクリックします。
    2. 表示された[内径キー溝情報指示]ダイアログから公差を選択し、[更新]をクリックします。
     

    memo

    • 溝幅がJIS規格(B 1301:1996)と一致しない場合は、「一般公差」扱いとなり公差選択できません。

    表面粗さを設定する

    表面粗さを追加する

    表面粗さを変更する
    1. 表面粗さをクリックし、対象面を選択し「OK」をクリックします。
    対象面は複数面選択も可能です。

    ポイント

    not-allowedアイコンは「選択不可」を表します。
    表面粗さを追加する
    2. 表示された[指定表面粗さ]ダイアログから「値」を選択し、[更新]をクリックします。

    ※「種類」の違う表面粗さを指定することはできません。

    memo

    指定表面粗さは以下から選択できます。
    種類 Ra Rz
    1.6 6.3 ▽▽▽
    3.2 12.5
    6.3 25 ▽▽
    2. 追加された表面粗さを、3Dモデルツまたはリービュー上で確認することができます。
    3. 追加された表面粗さを、3Dモデルまたはツリービューで確認することができます。

    表面粗さを削除する

    1.寸法削除をクリックし、削除したい表面粗さを選択します。
    2.削除が完了しました。Escキーまたは×ボタンを押すと、寸法削除を終了します。

    注意

    • 「設定箇所を全削除」のボタンをクリックすると、初期表示を除くすべての設定が削除されますので、ご注意ください。

    代表面粗さを設定する

    代表面粗さを変更する

    代表面粗さを変更する
    1.ツリービューの「代表面粗さ」をダブルクリックします。
    表示された[代表面粗さダイアログ]から「種類」「値」を選択し、[更新]をクリックします。
    2. 表示された[代表面粗さ]ダイアログから「種類」「値」を選択し、[更新]をクリックします。

    memo

    代表面粗さは以下から選択できます。​
    種類 Ra Rz
    3.2 12.5
    6.3 25 ▽▽
    変更された代表面粗さは、ツリービュー上で確認することができます。
    3. ツリービューと3Dビューワーの代表面粗さが変更されます。

    熱処理(全体焼入れ・部分焼入れ)を設定する

    全体焼入れの設定方法

    STEP1

    基本情報の熱処理「全体焼入れ」をクリックします。

    STEP2

    • 表示された[全体焼入れ指示]ダイアログの「選択」より焼入れの種類を指定すると「硬度指定 (HRC)」に標準の硬度が表示されます。
    • 標準硬度以外の硬度を指定されたい場合は「硬度指定 (HRC)」の入力欄に下限硬度~上限硬度を入力してください。
    • 最後に「更新」ボタンをクリックします。

    材質別設定可能硬度

     標準硬度(HRC)自動見積可能な
    硬度範囲(HRC)
    S45CHRC40~45HRC30~45
    SCM435HRC35~40HRC30~45
    SCM440HRC50~55HRC30~55
    SKS3HRC58~63HRC40~63
    SKD11HRC58~63HRC50~63
    SKD61HRC50~55HRC40~55
    SUJ2HRC58~63HRC35~63
    SUS440CHRC55~60HRC45~63

    ポイント

    • ズブ焼入れと真空焼入れは焼入れ手法が異なり、仕上りの外観が異なります。
    • 参照>>>焼入れ品質基準

    STEP3

    基本情報の熱処理で全体焼入れの変更が確認できます。

    ポイント

    全体焼入れの削除方法

    STEP1

    基本情報の熱処理「全体焼入れ」をクリックします。

    STEP2

    「選択」なしを選択し、更新をクリックします。

    STEP3

    削除が完了しました。

    部分焼入れの設定方法

    STEP1

    基本情報の熱処理「部分焼入れ」をクリックします。

    STEP2

    • 部分焼入れを設定したい面を選択します。選択可能な面にマウスポインタを乗せると、面がハイライトされます。
    • 選択可能な面は、外径のみになります。

    注意

    選択不可である面はマウスをホバーしたら「選択不可」のアイコンが表示されます。

    STEP3

    標準では選択面の全長を指定する「全長」にチェックが入っています。「更新」をクリックします。

    memo

    開始・終了位置を指定することもできます
    Right側開始位置 Left側開始位置

    memo

    同一面内で複数個所指示ができます。
    • ゴミ箱マークは、「削除」機能が使えます。ゴミ箱マークを選択し、「更新」をクリックください。
    • 「次の面を設定」は、続けて部位選択が可能です。
    • 参照>>>部分焼入れの設定方法STEP2

    STEP4

    部分焼入れが設定されると、3Dビューワー画面、基本情報とツリービュー上で確認できます。

    部分焼入れの削除方法

    STEP1

    表面粗さをクリックし、削除したい部分焼入れを選択します。

    ポイント

    STEP2

    削除が完了しました。Escキーまたは×ボタンを押すと、設定削除を終了します。

    注意

    • 「設定箇所を全削除」のボタンをクリックすると、初期表示を除くすべての設定が削除されますので、ご注意ください。

    データム・幾何公差を設定する

    データムの設定方法

    STEP1

    上部のアイコンからを選択します。
    ショートカットキー(Shift+G)で選択することもできます。

    STEP2

    データムを設定したい面を選択します。
    選択可能な面にマウスポインタを乗せると、面がハイライトされます。
    選択可能な面は旋削加工面及び端面のみになります。(ポケット・穴・キー溝には選択できません)
    また、ねじ部にデータムを指示された場合、ねじ加工前の測定値に基づいて保証します。

    注意

    選択不可である面はマウスをホバーしたら「選択不可」のアイコンが表示されます。

    STEP3

    データム記号を選択し「更新」をクリックします。

    ポイント

    • 「幾何公差設定」ボタンを押すと幾何公差の設定に進むことができます。
    • ※ここまでの設定は仮保存されます
    • 参照>>>幾何公差の設定方法STEP2

    注意

    ・A~Zのうち、下記のアルファベットは表示されません。
    • 「I(アイ)」:数字の1と見間違えるため
    • 「O(オー)」:数字の0と見間違えるため
    • 「Q(キュー)」:呼称時に数字の9と聞き間違えるため
    • 「V」:英字のUと見間違えるため
    • 「T」:幾何公差の⊥(直角度)と見間違えるため
    • 「N」:縦にした際Zや2と見間違えるため
    • 「Z」:2や縦にした際Nと見間違えるため

    STEP4

    データム記号が設定されると、画面とツリービュー上でデータム記号を確認することができます。

    幾何公差の設定方法

    STEP1

    上部のアイコンからを選択します。
    ショートカットキー(G)で選択することもできます。

    STEP2

    幾何公差を設定したい面を選択します。
    選択可能な面にマウスポインタを乗せると、面がハイライトされます。
    選択可能な面は旋削加工面及び端面のみになります。(ポケット・穴・キー溝には選択できません)
    また、ねじ部に幾何公差を指示された場合、ねじ加工前の測定値に基づいて保証します。

    注意

    選択不可である面はマウスをホバーしたら「選択不可」のアイコンが表示されます。

    STEP3

    幾何公差記号と公差値を選択します。
    選択できる幾何公差と設定可能面
    記号 平面 円筒面 データム
    平面度
    平行度
    直角度
    真円度
    同軸度
    真直度
    円筒度
    円周振れ
    全振れ

    ポイント

    • 先にデータムの設定が完了していなくても、左下「データム設定」ボタンより新規にデータムを指定することができます。
    • ※ここまでの設定は仮保存されます

    STEP4

    幾何公差の記号、公差値、必要であればデータムの選択が完了後、更新ボタンを押してください。

    ポイント

    • 更新を押さずに「次の面を選択」ボタンを押すとそのまま別の面に新しく幾何公差の設定ができます。
    • ※ここまでの設定は仮保存されます

    STEP5

    幾何公差の設定を更新すると、画面とツリービュー上で幾何公差記号を確認することができます。

    グループ穴を分割する

    meviyでは、「同一平面上に存在する同じ径・深さの穴」は「同一グループの穴」として扱います。

    穴タイプの変更はグループごとに行いますので、グループ内の穴それぞれに異なる穴タイプを指定したい場合は、グループを分割する必要があります。

    1. をクリックし、グループ化された穴を選択します。
    2. グループから分割したい穴を選択します。複数穴選択も可能です。
    3. 選択した穴は青色でハイライトされ、[分割]をクリックします。  
    • 選択した穴がグループから分割されます。
    • 分割後はそれぞれ異なる穴タイプ・穴径公差を変更することができます。

    注意

    分割した穴は再度グループ化することはできません。

    フォントサイズを変更する​

    1.をクリックします。[ビューワーフォントサイズ変更]ダイアログが表示されます。
    サイズを変更し、[OK]をクリックします。
    2.サイズを変更し、[OK]をクリックします。1~200の範囲で指定できます。

    設計原点を変更する

    • 指定がない場合、原点(モデルの)を加工基準とし、一般公差を保証します。
    • meviyでは、Left面と中心軸が交わる点を原点としています。原点は、Left面またはRight面と中心軸との交点に変更することができます。
    1. をクリックします。 原点を移動できる箇所が水色でハイライトされます。
    2. 移動先を選択します。移動先の原点を加工基準とし、一般公差を保証します。

    3Dモデルを測定する

    距離を測定したい場合

    測定したい2点を選択するとXYZの距離がウィンドウに表示されます。

    距離を測定したい場合
      1. をクリックします。
      2. 測定したい2点を選択します。


      • ①   測定アイコン
      • ②   選択オブジェクト
      • ③   要素別測定ウィンドウ
      • ④   測定モード切替ウィンドウ
      • ⑤   測定成分線

    直径/半径(R値)を測定したい場合

    測定したいエッジ及びフェースを選択するとウィンドウに直径/半径(R値)が表示されます。

    R値を測定したい場合
      1. をクリックします
      2. 測定したいエッジ及びフェースを選択します。


      • ①   測定アイコン
      • ②   選択オブジェクト
      • ③   要素別測定ウィンドウ(直径/半径(R値))

    角度を測定したい場合

    測定したエッジ及びフェースを選択するとウィンドウに角度が表示されます。

    角度を測定したい場合
    1. をクリックします
    2. 測定したいエッジ及びフェースを選択します。



      • ①   測定アイコン
      • ②   選択オブジェクト
      • ③   要素別測定ウィンドウ(角度)
      •  

    測定機能の画面紹介

    ① 測定アイコン

    • モデルの各種要素を測定するときに使うアイコン
    • ショートカットキーは「M」で起動

    ② 選択オブジェクト

    測定する上で必要な要素を選択できるように各種要素が表示される
    選択オブジェクト

    ポイント

    球オブジェクト Rエッジの中心点
    円筒オブジェクト 曲面サーフェスの中心軸

    ③ 要素別測定ウィンドウ

    測定対象の情報とXYZの成分を分解した数値を表示するウィンドウ
    距離測定 R値 角度

    ④ 測定モード切替ウィンドウ

    選択した要素において最長距離と最短距離を測定する為に切り替える機能

    最長距離 最短距離

    ⑤ 測定成分線

    測定した距離を構成するXYZの成分をmm単位で表示します

    測定成分線

    ポイント

    黒線 測定結果
    赤線 X方向成分
    緑線 Y方向成分
    青線 Z方向成分

    2D DXFファイルをダウンロードする

    • 3D Viewer上に表示されている形状と寸法を2D DXFに出力する機能です。
    • ※生成される.dxfのバージョンはAutoCAD 2018 DXF(*.dxf)です。
    • ※図枠はミスミの標準図枠となります。
    • ※ファイル命名規則:型番でファイル名がつきます。

    2D DXFファイルをダウンロードする方法

    STEP1 見積もり条件の確定

    • 「2D DXF」ファイルをダウンロードするためには、見積もり条件を確定し、型番を確定させる必要があります。
    • 型番を確定すると、「2D DXF」のアイコンが活性化し、選択できるようになります。

    STEP2 2D DXFを選択

    • 上部のアイコンからを選択します。
    • ショートカットキー([Shift]+X)で選択することもできます。

    STEP3 投影方式と用紙サイズの選択

    投影方式と用紙サイズを選択し、生成ボタンをクリックします。

    STEP4 DXFファイルの生成中

    • 生成完了までしばらくお待ちください。
    • 生成中でも、ダイアログを閉じて他の操作を行うことも可能です。

    STEP5 DXFファイルのダウンロード

    • DXFファイルが生成されると、ダウンロードが可能になります。
    • 投影方式、用紙サイズを変更すると、再生成ができます。

    注意

    再生成を行うと、本ページのSTEP4の状態に戻ります。

    同意事項を確認する

    同意事項の承認方法

    同意事項を「許容する」場合は自動見積もり可能ですが、「許容しない」場合はmeviyサポートに見積もり依頼することができます。

    1. 「注意事項」で[確認]をクリックしてください。該当の箇所がハイライトされ、[同意事項] ダイアログが立ち上がります。
    2. [許容する] または [許容しない] を選びます。
    • 同意事項を一度にまとめて処理することも可能です。
    • すべての同意事項で [許容する] を選ぶと、 [見積を確定する] がクリックできるようになります。

    見積もりを確定(型番取得)/確認する/変更する

    見積もりを確定(型番を取得)する

    1. [見積条件を確定]をクリックし、価格と納期を確認します。
    2. 見積もりした部品に型番が割り当てられます。
    切削丸物の型番は「MVTUP」からはじまります。

    見積もりを確認する

    1. [カートへ追加]をクリックします。
    2.プロジェクト一覧画面でカートを開き、お見積もり内容を確認してください。

    見積もりを変更する

    1. 見積もり条件を変更してください。
    2.[型番破棄する]をクリックしてください。
    3 . [見積条件を確定]をクリックしてください

    キーボード操作

    ショートカット

    機能・動作 キーボード入力
    原点変更 O
    公差追加 W
    寸法一括追加 [Shift] + W
    設定削除 D
    普通寸法非表示 [Shift] + H
    グループ穴解除 S
    表面粗さ 表面粗さ R
    測定 測定 M
    データム
    データム [Shift] + G
    断面表示 [Shift] + S
    機能・動作 キーボード入力
    幾何公差
    幾何公差 G
    フォント変更拡大 [Alt] + ↑
    フォント変更縮小 [Alt] + ↓
    簡易2D図 [Shift] + C
    画面にフィット [Ctrl] + F
    アイソメ表示 [Ctrl] + I
    パーツ表示拡大 [Ctrl] + ↑
    パーツ表示縮小 [Ctrl] + ↓
    全体焼入れ Q
    部分焼入れ [Shift] + Q

    担当者見積のご案内

    • meviyで自動見積できない場合も「担当者見積」であればお見積の可能性があります。
    • 下記をご確認のうえ、お気軽にご依頼ください。

    担当者見積とは

    • meviyで自動見積できない場合に、meviyサポート担当者を介して可否を検討、見積を出すプロセスです。
    • 自動見積できない要素が含まれるほか、大口数量、コメント欄への記載内容にて見積依頼できます。
    •  
    • ご回答には通常1営業日頂戴します。長尺、重量物、大口数量や高難度加工の場合はより日数を要する場合がございます。

    見積依頼方法

    • 担当者見積の依頼が可能なときは、
    • 「担当者見積を依頼」ボタンが表示されます。
    • こちらをクリックしてご依頼ください。

    コメント欄(その他追加指示)

    • [入力]をクリックして表示されるコメント欄に内容を記載して[OK]をクリックしてください。

    担当者見積依頼のキャンセル

    • meviyサポート担当者から回答があるまでは見積依頼のキャンセルが可能です。
    • 条件を変更したり、不要になった場合は「担当者見積キャンセル」をクリックしてください。
    • キャンセル後改めて見積依頼するときは、再度「担当者見積を依頼」をクリックしてください。

    見積成功の場合

    • meviyサポートからメールを送付するほか、meviyの画面上で金額・出荷日・型番が表示されます。
    • また、見積条件がある場合は「meviyサポートからのメッセージ」が表示されますので「確認」をクリックしてご確認ください。

    見積不可の場合

    • 不可理由はmeviyサポートからメールまたは「meviyサポートからのメッセージ」に表示されますので、「確認」をクリックしてご確認ください。
    •  
    • 「見積を再設定」をクリックすると、担当者見積依頼前の状態に戻り、設定を変更したり、再度担当者見積を依頼することができます。

    担当者見積依頼できない場合

    • 「担当者見積を依頼」のボタンがない場合、担当者見積を依頼することはできません。形状認識に失敗している恐れがあるため、モデル形状等をご確認ください。ご不明の際はお問い合わせフォームより、アップロードいただいたファイル名を添えてお問い合わせください。

    よくある質問

    金額は高くなりますか
    大口数量を除き、自動見積より高価となる傾向があります。
    以前の見積と条件が異なるのはなぜですか
    都度担当者によりお見積するため、見積条件は変動します。
    割引は可能ですか
    対応しておりません。
    長納期・短納期・超短納期型番の見積は可能ですか
    対応しておりません。自動見積の型番のみご利用いただけます。
    複数の数量で見積をもらえますか
    コメント欄に記載いただければ、その数量で回答差し上げます。 数量は最大7種類まで回答可能です。
    早く回答がほしい時はどうすればよいですか
    コメント欄に「〇月〇日までに回答希望」などとご記載いただければ、可能な限り配慮し対応いたします。 ただし確認先の工場の状況によってはご希望に沿えない場合もございます。何卒ご了承ください。
    RoHS調査票を取得することは可能ですか
    担当者見積にて取得することは不可となりますが、以下よりお問い合わせいただければ 特定化学物質(RoHS10)調査票のご提出が可能です。

    ユーザー設定(切削丸物)

    切削丸物見積設定

    初期見積時の材料・表面処理・代表面粗さ(粗さ・記号) の設定をします。

    ユーザー設定画面

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    基本情報・ツリービュー

    基本情報・ツリービュー

    内径

    「内径情報指示ダイアログ」のリスト表示する公差域クラス、常用する公差域クラスを変更できます。

    ユーザー設定画面

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    3Dビューワーダイアログ

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    めねじ

    「内径情報指示ダイアログ」のめねじ選択後のねじ部深さ、巻き方向の初期表示を変更できます。

    ユーザー設定画面

    ポイント

    「ねじ部深さ(h1)」の計算または表示方法
    1D サイズ(D)がM9の場合、初期値は1×9の9mm
    1.5D サイズ(D)がM9の場合、初期値は1.5×9の13.5mm
    2D サイズ(D)がM9の場合、初期値は2×9の18mm
    2.5D サイズ(D)がM9の場合、初期値は2.5×9の22.5mm
    全長 モデル深さ=50mm

    溝外径

    「溝外径公差追加ダイアログ」で選択される公差を変更できます。

    ユーザー設定画面

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    3Dビューワーダイアログ

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  • 切削丸物について