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切削丸物の認識条件

切削丸物の全技術情報「使い方-詳細マニュアル(PDF版)」はコチラ >> ​

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  • 切削サービスでは、丸物形状と角物形状の自動判定を実施しています。
  • ここでは認識条件につきましてご説明致します。

丸物として認識させるためには

最外径に円筒部があれば切削丸物として認識されます。


切削丸物 として認識

切削角物 として認識
  • 最外形が円筒部である
  • ※最外径が円筒部である
  • 最外形が四角である
  • ※角部R面取り、最外形が四角である
  • ※最外径円筒面が合計140°超え
  • 最外径が140°以下
  • ※最外径円筒面が合計140°以下
  • 最外径が円筒部である
  • ※最外径が円筒部である
  • 最外径に円筒部でない
  • ※最外径に円筒部でない
  • 最外径に円筒部がある
  • ※最外径に円筒部がある
  • 最外径に円筒部がない
  • ※最外径に円筒部がない

外径・内径の認識条件

中心軸との位置関係により、内径・外径として認識されます。


「外径・内径」として認識する

「外径・内径」として認識しない
  • 自動見積対象形状
  • ※中心軸上にあるため「外径」として認識されます
  • 対象外形状
  • ※中心軸上にないため、外径ではなく「対象外形状」として認識されます
  • 中心軸上にあるため「内径」として認識されます
  • ※中心軸上にあるため「内径」として認識されます
  • 中心軸上にないため、内径ではなく「穴」として認識されます
  • ※中心軸上にないため、内径ではなく「穴」として認識されます

注意

  • めねじ(内径)・おねじ(外径)の自動認識は対応しておりません。
  • 「穴」判定された場合、色属性/穴属性連携の対象となります。>穴タイプの自動認識

キー溝の認識条件

JIS規格(B 1301:1996)と一致するキー溝には自動で公差が設定され、ダイアログで変更が可能です。

※ユーザー設定では、初期設定をカスタマイズできます。


キー幅規格

キー溝として認識する


キー溝として認識しない

外径キー溝として
認識する幅
【b1】規格と一致:外径キー溝 はめ合い公差を「自動」で設定
【b1】規格と不一致:長穴 はめ合い公差は「手動」で設定
内径キー溝として
認識する幅
【b2】規格と一致:内径キー溝 はめ合い公差は「自動」で設定
【b2】規格と不一致:内径キー溝「一般公差」扱いとなり公差選択不可

注意

止まり隅部に丸形状がない場合、「外径キー溝」として認識されず、はめ合い公差の指定ができません。
公差設定が必要な場合には溝幅に合った丸形状で設計ください。

注意

隅部にRがある場合、「内径キー溝」として認識されず、はめ合い公差の指定ができません。
公差設定が必要な場合にはピン角で設計ください。

「外径キー溝・内径キー溝」の認識条件

以下の表に順次、規格内の場合認識されます。

外径キー溝
内径キー溝

注意

※2023年3月より対象となります。

b1/b2

2 3 4 5 6 8 10 12 14 16 18 20 22 25 28 32

焼き肌

円筒側面穴の認識条件

  • 中心軸に向いている穴を自動見積もり対象の「穴」として認識されます。
  • 中心軸に向いていない場合、「その他穴」として自動見積もり対象外形状となります。
  • 面取りのモデリング有無に関わらず、円筒側面穴入口は任意の面取り仕上げとなります。
 

「穴」として認識する

「穴」として認識しない
  • ※中心軸に向いているため「穴」として認識されます
  • ※中心軸に向いているため「穴」として認識されます
  • ※中心軸に向いていないため「その他穴」として認識されます。お見積もり希望の場合にはコメント欄に穴情報をご記入下さい。
  • ※中心軸に向いていないため「その他穴」として認識されます
    お見積もり希望の場合にはコメント欄に穴情報をご記入ください

端面溝の認識条件

端面溝の底部にR形状があると認識されません。ピン角で設計ください。

「端面溝」として認識する

「端面溝」として認識しない
  • ※中心軸に向いているため「穴」として認識されます
  • ※底部がピン角の場合
  • ※中心軸に向いていないため「その他穴」として認識されます。お見積もり希望の場合にはコメント欄に穴情報をご記入下さい。
  • ※底部にR形状がある場合