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最終更新日:

  • 対象部品/材料

    見積もり対象形状

    • 板金溶接部品として見積もり可能な製品形状、および溶接対象となる形状要素は下記の通りです。
    • 外形や寸法条件により下記形状でも製作できない場合がございます。
    • 製作できない場合、画面上の注意事項、またはご注文後にmeviyサポートからお知らせいたします。

    形状

    1 リブ形状
    2 ボックス形状・カバー形状
    3 アングル形状
    4 曲げ加工干渉がある構成パーツを含む
    • 曲げ干渉を回避するためパーツ分割し、板金溶接として製作可能な形状に変換します。
    • ※R曲げ部分はパーツ分割されません。その他形状でも、パーツ分割が成功せずエラーになる場合がございます。その際は、meviyサポートへお問合せ下さい。
    5 2種類以上の板厚の構成パーツを含む

    ※構成パーツ間の板厚の差が大きい場合は、条件が異なります。
    (リンク先参照)

    ポイント

    材質・表面処理

    • 板金溶接サービスでの対応材質・表面処理は以下の通りです。
    • 〇:自動見積可能、△:自動見積はできないが、担当者見積は可能
    • ※ 溶接種類・溶接仕上げ方法の詳細は「対応できる溶接種類と仕上げ方法」をご確認ください。
    材質:鉄系 表面処理 板厚 ※1 通常溶接:アーク溶接, レーザー溶接 スポット溶接
    溶接仕上げ
    焼け取りのみ
    溶接仕上げ
    グラインダー仕上げ
    SPCC/SPHC 1.0 1.2 1.6 2.0 2.3 3.2 4.5 6.0
    ~3.2mm
    塗装※2
    無電解ニッケルメッキ
    四三酸化鉄皮膜
    三価クロメート(白)
    三価クロメート(黒)
    SS400 9.0 10.0 12.0 16.0
    塗装※2 9.0 10.0 12.0
    無電解ニッケルメッキ 9.0
    四三酸化鉄皮膜
    三価クロメート(白)
    SECC(電気亜鉛メッキ鋼板) 電気亜鉛メッキ ※3 1.0 1.2 1.6 2.0 2.3 3.2
    材質:ステンレス 仕上げ方法 板厚 通常溶接:アーク溶接, レーザー溶接 スポット溶接
    溶接仕上げ
    焼け取りのみ
    溶接仕上げ
    グラインダー仕上げ
    SUS304 No.1 9.0 10.0 12.0
    2B 1.0 1.2 1.5 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0
    ~3.0mm
    片面#400研磨 ※4※5 1.0 1.2 1.5 2.0 3.0
    片面ヘアライン ※4※5※6
    SUS430 2B 1.0 1.2 1.5 2.0 3.0
    材質:アルミニウム 表面処理 板厚 通常溶接:アーク溶接, レーザー溶接 スポット溶接
    溶接仕上げ
    焼け取りのみ
    溶接仕上げ
    グラインダー仕上げ
    A5052 1.0 1.2 1.5 1.6 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0
    ~2.5mm
    アルマイト(白)
    アルマイト(黒)
    アルマイト(つや消し黒)※7
    材質:パンチングメタル材 孔径×孔ピッチ ※8 開口率 板厚 通常溶接:アーク溶接, レーザー溶接 スポット溶接
    溶接仕上げ
    焼け取りのみ
    溶接仕上げ
    グラインダー仕上げ
    • パンチングメタル(SUS304-BA)
    • -丸孔60°千鳥タイプ-
    ø2×3p 40.3% 1.0
    ø3×5p 32.7% 1.0 1.5
    ø5×8p 35.4%
    ø8×12p 40.2% 1.5
    • ※1 板厚公差は±10%が目安となります。
    • ※2 全12色を展開しています。詳細は「塗装色の種類」よりご確認ください。

      一部の塗装品(粉体塗装2色(5Y7.2/1.4,5P9/1)、溶剤塗装5色の板厚6mm以上は対応しておりません。

    • ※3 前処理剤の為、加工面にはメッキがのりません。
    • ※4 溶接部およびその周辺を除き、保護シート(片面のみ)が貼付けされた状態で納品します。
    • ※5 体裁面側が研磨面となります。
    • ※6 ヘアライン方向については板金マニュアル「ヘアライン方向について」をご確認ください。
    • ※7 アルマイト(つや消し黒)は切り起こし形状非対応となります。
    • ※8 孔径、孔ピッチの規格については下図を参照ください。ただし、孔ピッチ方向は任意となります。
    • ※9 板金部品と板金溶接品で表面処理の仕上がりに差が生じることがあります。ご了承いただけない場合は、担当者見積でご依頼ください。
    • 孔ピッチ方向は長手と平行

    見積可能なサイズ

    • 自動見積可能な製品サイズ範囲は以下の通りです。
    • 製品を構成するパーツ単位で外形寸法(長手方向)の上限があります。詳細は板金部品サービスの材質・表面処理・サイズをご確認ください。
    • 自動見積範囲外サイズの製品は担当者見積にてご依頼頂けます。
    材質:鉄系表面処理製品外形寸法[mm](縦・横・高さの合計)構成パーツの最大辺[mm]製品重量[kg]
    SPCC/SPHC
    SS400
    30~2000 ※1~1200~40
    塗装
    無電解ニッケルメッキ
    四三酸化鉄被膜
    三価クロメート(白)
    三価クロメート(黒)
    • SECC
    • (電気亜鉛メッキ鋼板)
    電気亜鉛メッキ
    材質:ステンレス系仕上げ方法製品外形寸法[mm](縦・横・高さの合計)構成パーツの最大辺[mm]製品重量[kg]
    SUS304No.1

    30~2000

    ~1200

    ~40

    2B
    片面#400研磨
    SUS4302B
    材質:アルミニウム表面処理製品外形寸法[mm](縦・横・高さの合計)構成パーツの最大辺[mm]製品重量[kg]
    A5052

    30~2000 ※1

    ~1200

    ~40

    アルマイト(白)
    アルマイト(黒)
    アルマイト(つや消し黒)
    • ※1 表面処理や材質によって縦横高さ寸法(別表)は異なります。
    • (別表)
    • 表面処理毎のサイズ上限
    外形寸法[mm](上限)
    高さ
    無電解ニッケルメッキ1200800300
    四三酸化鉄被膜
    三価クロメート(白)
    三価クロメート(黒)1150900120
    A5052(表面処理なし)1200920920
    アルマイト(白)600400
    アルマイト(黒)
    アルマイト(つや消し黒)1100800400

    板厚違いの見積可能条件

    • 板厚が2種類以上で構成されている板金溶接部品もお見積もり可能です。
    • 見積もり可能条件は以下を参照ください。

    板厚違いのモデリングルール

    板厚が2種類以上で構成されている板金溶接部品は板厚毎にソリッドを分けてモデリングしてください。

    見積もり可能な板厚の組合せ

    見積もり可能な板厚の種類数には制限があります。下表を参照ください。
    板厚種類数
    自動見積可能 3種類以内
    担当者見積可能 5種類以内
    見積不可 6種類以上
    • 自動見積もり可能な材質グループと板厚の最小最大の組合せ範囲は下表を参照ください。
    • 材質グループを跨いだ異材質の組合せには対応しておりません。
    材質グループ1 板厚の組合せ範囲
    アーク溶接, レーザー溶接 スポット溶接
    最小 最大 最小 最大
    SPCC/SPHC
    SS400 ※1
    1.0 2.0 1.0 3.2
    1.2 2.6 1.2 3.2
    1.6 3.2 1.6 3.2
    2.0 4.5 2.0 3.2
    2.3 6.0 2.3 3.2
    3.2 9.0 3.2 3.2
    4.5 10.0
    6.0 12.0
    9.0 16.0
    ※1構成パーツに板厚6.0mm超を含み、表面処理に溶剤塗装を選択された場合、板厚違いは担当者見積のみ承ります。
    材質グループ2板厚の組合せ範囲
    アーク溶接, レーザー溶接スポット溶接
    最小最大最小最大
    SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)1.02.01.03.2
    1.22.61.23.2
    1.63.21.63.2
    2.03.2
    2.33.2
    3.23.2
    材質グループ3 板厚の組合せ範囲
    アーク溶接, レーザー溶接 スポット溶接
    最小 最大 最小 最大
    SUS304(2B)
    SUS304(No.1)
    1.0 2.0 1.0 3.0
    1.2 2.5 1.2 3.0
    1.5 3.0 1.5 3.0
    2.0 4.0 2.0 3.0
    2.5 5.0 2.5 3.0
    3.0 6.0
    4.0 9.0
    5.0 10.0
    6.0 12.0
    材質グループ4板厚の組合せ範囲
    アーク溶接, レーザー溶接スポット溶接
    最小最大最小最大
    SUS304(片面#400研磨) ※21.02.0
    1.23.0
    材質グループ5板厚の組合せ範囲
    アーク溶接, レーザー溶接スポット溶接
    最小最大最小最大
    SUS304(片面ヘアライン) ※21.02.0
    1.23.0
    ※2 SUS304(片面ヘアライン)は担当者見積のみ承ります。また、SUS304(片面#400研磨)はスポット溶接加工を含む製品では担当者見積となります。
    材質グループ6板厚の組合せ範囲
    アーク溶接, レーザー溶接スポット溶接
    最小最大最小最大
    SUS430(2B)
    1.02.01.03.0
    1.23.01.23.0
    1.53.0
    2.03.0
    材質グループ7板厚の組合せ範囲
    アーク溶接, レーザー溶接スポット溶接
    最小最大最小最大
    A50521.02.01.02.5
    1.22.51.22.5
    1.53.01.52.0
    1.63.01.62.0
    2.04.02.02.0
    2.55.0
    3.06.0

    出荷日

    • 締め時間内にご注文で翌営業日から1日目のカウントになります。(土日祝非カウント)
    • ※長期休みは通常より納期が延びる場合がございます。
    • 自動見積品の出荷日は以下の通りです。出荷日はご注文時の数量に応じて変動します。
    • ※板金溶接サービスでは、標準出荷日に加えて、長納期にも対応しています。 詳細は「納期選択サービス」をご確認下さい。
    • ※溶接種類・溶接仕上げ方法の詳細は「対応できる溶接種類と仕上げ方法」をご確認ください。
    材質:鉄系 表面処理 標準出荷日 長納期出荷日※
    通常溶接:アーク溶接、レーザー溶接 スポット溶接のみ
    通常溶接:アーク溶接、レーザー溶接
    スポット溶接
    溶接仕上げ
    焼け取りのみ
    溶接仕上げ
    グラインダー仕上げ
    SPCC/SPHC 6日目 7日目 5日目 20日目~
    粉体塗装 ※ 9日目 7日目 25日目~
    溶剤塗装 ※ 10日目 8日目
    無電解ニッケルメッキ 8日目 9日目 7日目 25日目~
    四三酸化鉄被膜
    三価クロメート(白)
    三価クロメート(黒)
    SS400 ※ 7日目 8日目 20日目~
    粉体塗装 ※ 10日目 25日目~
    無電解ニッケルメッキ 9日目 10日目 25日目~
    四三酸化鉄被膜
    三価クロメート(白)
    SECC(電気亜鉛メッキ鋼板) 電気亜鉛メッキ 6日目 5日目 20日目~
    材質:ステンレス系 表面処理 標準出荷日 長納期出荷日※
    通常溶接:アーク溶接、レーザー溶接 スポット溶接のみ
    通常溶接:アーク溶接、レーザー溶接
    スポット溶接
    溶接仕上げ
    焼け取りのみ
    溶接仕上げ
    グラインダー仕上げ
    SUS304 No.1 6日目 7日目
    2B 5日目 20日目~
    片面#400研磨
    SUS430 2B 5日目 20日目~
    材質:アルミニウム 表面処理 標準出荷日 長納期出荷日※
    通常溶接:アーク溶接、レーザー溶接 スポット溶接のみ
    通常溶接:アーク溶接、レーザー溶接
    スポット溶接
    溶接仕上げ
    焼け取りのみ
    溶接仕上げ
    グラインダー仕上げ
    A5052 6日目 7日目 5日目 20日目~
    アルマイト(白) 8日目 9日目 25日目~
    アルマイト(黒)
    アルマイト(つや消し黒)
    • ※製造上の都合により、SPCC/SPHCの板厚6mmは標準出荷日に1日加算されます。
    • ※下記の粉体塗装品は標準出荷日に記載の日数分加算されます。
      ・板厚6mm以上を含む、近似マンセル値N1, N9.5, 2.5Y8/14, 5Y7/1 のもの:2日加算
      ・すべての板厚の近似マンセル値5Y7.2/1.4, 5P9/1 もの:3日加算
    • ※R曲げ形状を含む場合は標準出荷日に1~2日加算されます。
    • ※ナット取付を含む場合は標準出荷日に1~2日加算されます。
    • ※板厚が2種類以上の場合は標準出荷日に1日加算されます。
    • ※溶接重⾧品(縦・横・高さの三辺の合計が1500mm より大きい、または重量が20 kg より重い。)の場合は標準出荷日に1日加算されます。
    • ※長納期サービスでは、鉄(処理なし)9mm超、一部の塗装品(粉体塗装2色(近似マンセル値5Y7.2/1.4, 5P9/1))、SUS304(NO.1)、SUS304(片面#400研磨)は対象外です。
    • ※納期種別により、メッキ品の外観で若干色味の差異が生じる場合がございます。色味を統一したい場合は、コメント欄(その他追加指示)に記載の上、担当者見積でご依頼ください。

    納期選択サービス

    • コストダウン可能な長納期が選択できます。価格が優先であれば30%割引(20日目~)となりおすすめです。
    • 短納期サービスには未対応です。

    納期選択肢の一覧

    納期選択肢 出荷日 特長
    • 品質
    • (標準納期比)
    型番末尾 受注締め時間
    標準納期 6日目~ 標準出荷日でも最短6日目出荷 20:00
    長納期 20日目~ 品質変わらず価格30%OFF、 最短20日目出荷 同等 -L

    memo

    • 詳細な材質・表面処理の出荷日は以下をご参照ください
    •  →[板金溶接]対象部品/材料>出荷日
     

    注意

    • 表面処理品は+5日となり、25日目出荷~となります。
    • 見積条件の確定時の表示が標準納期のみのモデルに関しては、長納期サービス対象外です。詳しくはこちら
    • 加工条件により出荷日は加算されます。

    納期の選択方法

    STEP1

    「見積条件を確定」を押下します。

    STEP2

    出荷日の一覧が表示され、納期の選択が可能になります。

    memo

    • デフォルトが標準納期出荷日となっております

    型番

    • 長納期出荷日型番の場合は「-L」が付与されます。
    • 対象商品の場合、標準納期出荷日で発行された型番の末尾に「-L」を追記することでそのまま有効な型番として使用できます。

    塗装色の種類

    • 板金溶接サービスでは、粉体塗装7色・溶剤塗装5色の計12色を展開しています。
    • 各色に対する近似マンセル値や塗料・ツヤは板金部品と同等です。詳細は板金部品の「塗装色の種類」をご確認ください。
    • 塗装品質を担保するため、溶接仕上げはグラインダー仕上げのみご利用いただけます。

    粉体塗装

    下記事例は、板厚2.3mm・TIG溶接で製作しています。
    ブラック
    • N1 (近似マンセル値)
    • N-10 (日塗工番号)
    • 半ツヤ
    ホワイト
    • N9.5 (近似マンセル値)
    • N-95 (日塗工番号)
    • 全ツヤ
    イエロー
    • 2.5Y8/14 (近似マンセル値)
    • 22-80X (日塗工番号)
    • 全ツヤ
    グレー
    • 5Y7/1 (近似マンセル値)
    • 25-70B (日塗工番号)
    • 半ツヤ
    クリームグレー
    • 5Y7.2/1.4 (近似マンセル値)
    • 25-70D (日塗工番号)
    • 半ツヤ
    オフホワイト
    • 5P9/1 (近似マンセル値)
    • Y85-90B (日塗工番号)
    • 全ツヤ
    Tクリーム
    • 10GY9/1 (近似マンセル値)
    • 441 (日塗工旧番号)
    • 全ツヤ

    糸面取りの対象範囲(板金溶接)

    板金の糸面取り追加工では、両面バリ取り機を使用してバリ・かえりの除去を行います。
    そのため、体裁面に細かな傷が入る恐れがございます。
    詳細は「糸面取りについて(板金溶接)」をご確認下さい。

    糸面取りの対象材質・板厚

    材質:鉄系 表面処理 板厚
    • SPCC/SPHC
    1.0 1.2 1.6 2.0 2.3 3.2 4.5 6.0
    塗装
    無電解ニッケルメッキ
    四三酸化鉄皮膜
    三価クロメート(白)
    三価クロメート(黒)
    • SS400
    9.0 10.0 12.0 16.0
    塗装 9.0 10.0 12.0
    無電解ニッケルメッキ 9.0
    四三酸化鉄皮膜
    三価クロメート(白)
    SECC(電気亜鉛メッキ鋼板) 電気亜鉛メッキ 1.0  1.2  1.6  2.0  2.3  3.2
    材質:ステンレス 仕上げ方法 板厚
    SUS304 No.1
    9.0 10.0 12.0
    2B
    1.0 1.2 1.5 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0
    SUS430 2B
    1.0 1.2 1.5 2.0 3.0

    対応できる溶接種類と仕上げ方法

    • [溶接情報]メニューで、溶接種類や溶接方法、溶接方向や仕上げ方法の設定ができます。
    • 溶接情報はすべての溶接箇所に適用されます。
    • ※溶接情報指示の設定方法は「溶接情報指示を設定する」を確認ください。

    溶接種類

    • 溶接種類は、おまかせ(アークまたはレーザー)、アーク溶接、レーザー溶接から選択できます。
    • また、2つの面が重なる溶接部分がある製品では、スポット溶接を選択できます。
    アーク溶接
    レーザー溶接
    スポット溶接

    おまかせ(アークまたはレーザー)

    • アーク溶接またはレーザー溶接で製作し、出荷します。
    • 製作時の溶接種類は、ご依頼頂く材質・板厚・製品形状等の条件より決定します。

    アーク溶接

    • 構成パーツの接触部をアーク放電現象を利用して接合します。TIG溶接や、半自動溶接といった種類があります。
    • アーク溶接は一般に広く用いられており、安価に加工できること、溶接ビードの幅が大きいという特徴があります。
    • 溶接時の熱影響により歪みが発生しやすいという課題がありますが、断続溶接で溶接長を短くする等により軽減可能です。

    レーザー溶接

    • 構成パーツの接触部をレーザー光照射による融解現象を利用して接合します。ファイバーレーザー溶接やYAGレーザー溶接が含まれます。
    • 溶接ビードの幅が小さいという特徴があり、また、深い溶け込み量とレーザー光照射範囲が狭いことによる熱影響の低減が期待されます。
    • ただし、構成パーツ間の隙間を埋めることや肉盛り溶接には適していません。
    • ※担当者見積となります。

    スポット溶接

    • 2枚の板を電極で挟み、大きな電圧をかけることで接合します。
    • 薄板の加工に適しており、アーク溶接に対して溶接加工後の歪みが発生しにくい特徴があります。

    ポイント

    • 同一型番の再注文時は、初回注文時と同じ工法にて溶接加工を行います。
    • 溶接種類「おまかせ(アークまたはレーザー)」を選択した場合でも同様です。

    溶接方法

    • 溶接方法は、連続溶接、断続溶接を選択できます。断続溶接を選択すると、溶接する長さ(公称)、溶接箇所数を設定できます。
    • 溶接の中心間隔は、設定した溶接長と溶接箇所数(1辺あたり)をもとに各溶接辺で自動的に計算されます。
    連続溶接

    連続溶接

    • 溶接可能な箇所を隙間なく連続して溶接します。
    • 接合部分の水密性・気密性保持に有効です。

    断続溶接

    • 溶接可能な箇所を一定間隔をあけて溶接します。
    • 一辺あたりの溶接の長さ、溶接個所数を指定できます。
    • 溶接長が短くなることで、溶接による熱歪みが低減されます。
    断続溶接

    ポイント

    溶接箇所数は、固定値と割合から計算の2通りから選べます。
    • 固定値  →
      一辺あたりの溶接箇所において、固定値で選択した個数分溶接するように溶接間隔を調整します。
      例:溶接箇所100mmに対して「溶接長10mm 、溶接箇所数(一辺あたり) 3」で設定
    • 割合で計算 →
      一辺あたりの溶接箇所において、選択した割合分が溶接されるように溶接箇所、溶接間隔を調整します。
      例:溶接箇所100mmに対して「溶接長10mm 溶接箇所数(一辺あたり) 40%」で設定

    注意

    断続溶接で選択した溶接長・溶接箇所数が溶接箇所よりも長くなる場合、当該箇所は連続溶接として判定されます。
    ※溶接間距離が5mmを下回る場合は断続溶接が設定できません。
    溶接長:30mm 溶接個所数:4 の場合
    → 30mm×4 = 120mm > 溶接可能な辺の長さ100mmとなり連続溶接
    • 連続溶接扱いの例

    溶接方向

    • 溶接方向は、片側(体裁面側)、片側(非体裁面側)、両側から選択できます。
    • 板厚面と板平面のT字溶接および板平面を重ねた溶接箇所では溶接方向の指定はできず、両側溶接ないし曲げ部を除いた全周溶接となります。
    • meviyが認識した体裁面は3Dビュワー上で濃いオレンジ色で表現されています。パーツの体裁面情報と溶接方向を組み合わせて設定することで、ご希望の溶接箇所を指定できます。詳細は「体裁面と溶接方向の設定」をご確認ください。

    体裁面側溶接

    非体裁面側溶接

    非体裁面側溶接

    両側溶接

    両側溶接

    片側(体裁面側)溶接

    溶接する板の片側(体裁面側)のみを溶接します。

    片側(非体裁面側)溶接

    溶接する板の片側(非体裁面側)のみを溶接します。

    両側溶接

    体裁面側、非体裁面側の両方を溶接します。

    注意

    板厚面と板平面のT字溶接および板平面を重ねた溶接箇所は、溶接方向の指定はできません。
    • 板平面のT字溶接の例
    • 板平面を重ねた溶接の例
    スポット溶接の加工方向は形状により製造時に決定します。
    特定の向きからのスポット溶接加工をご希望の場合は、その他追加指示欄に記載の上で担当者見積をご利用ください。
    スポット溶接の例

    溶接仕上げ

    • 溶接仕上げは、焼け取りのみ、グラインダー仕上げ、その他追加指示欄に記載から選択できます。
    • その他追加指示欄に記載を選択した場合は、ご希望の溶接仕上げ内容をその他追加指示欄に記載の上、担当者見積をご依頼ください。
    溶接仕上げ: 焼け取りのみ(SUS304(2B))
    溶接仕上げ: グラインダー仕上げ(SUS304(2B))

    焼け取りのみ

    • 溶接加工によって発生する焼けを取る作業を行います。
    • 焼け取り方法は材質・表面処理によって規定しています。
    • 材質・表面処理によっては工具が入り込まない部分の溶接焼けが残る場合があります。

    グラインダー仕上げ

    • 溶接加工によって発生する焼けに加え、溶接ビードを削り取り、周囲面に対して平坦となるよう仕上げを行います。
    • 溶接ビードを削る対象は製品外形部となり、工具が入りこまない部分の溶接ビードは削りません。

    その他追加指示欄に記載

    • 焼け取り、グラインダー仕上げに含まれない仕上げ内容を希望の場合に、担当者見積をご利用ください。
    • 例:溶接部の面にヘアライン加工、オイルバンのため水漏れ無き事 等

    各材質での仕上げ状態は「溶接仕上げの仕様」を確認ください。

    注意

    • スポット溶接加工の仕上げ有無および方法は、材質によって決まります。
    • 各材質での仕上げ状態については、「スポット溶接加工の仕様」を確認ください。

    漏れなきことの対象範囲

    板金溶接サービスにて[基本情報]メニューから「漏れなきこと」の設定ができます。

    すべての連続溶接箇所において漏れ試験を実施します。

    ※「漏れなきこと」の設定方法は、操作マニュアル「基本情報を設定する_漏れなきことの確認要否を指示する」、対応範囲については以下を参照してください。

    漏れなきことが指示可能な材質・表面処理

    漏れ試験の指示可能な材質・表面処理は以下の通りです。
    • 〇:自動見積可能
    • △:自動見積もりはできないが担当者見積は可能
    • - :自動見積・担当者見積不可
    漏れ試験の方法と保証範囲については「漏れ試験方法と保証範囲」をご確認ください。
    材質:鉄系 表面処理 板厚 漏れ試験
    SPCC/SPHC 1.0 1.2 1.6 2.0 2.3 3.2 4.5 6.0
    塗装
    無電解ニッケルメッキ
    四三酸化鉄皮膜
    三価クロメート(白)
    三価クロメート(黒)
    SS400 9.0 10.0 12.0 16.0
    塗装 9.0 10.0 12.0
    無電解ニッケルメッキ 9.0
    四三酸化鉄皮膜
    三価クロメート(白)
    SECC(電気亜鉛メッキ鋼板) 電気亜鉛メッキ 1.0 1.2 1.6 2.0 2.3 3.2
    材質:ステンレス 仕上げ方法 板厚 漏れ試験
    SUS304 No.1 9.0 10.0 12.0
    2B 1.0 1.2 1.5 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0
    片面#400研磨 1.0 1.2 1.5 2.0 3.0
    片面ヘアライン
    SUS430 2B 1.0 1.2 1.5 2.0 3.0
    材質:アルミニウム 表面処理 板厚 漏れ試験
    A5052 1.0 1.2 1.5 1.6 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0
    アルマイト(白)
    アルマイト(黒)
    アルマイト(つや消し黒)
    材質:パンチングメタル材 孔径×孔ピッチ 開口率 板厚 漏れ試験
    パンチングメタル(SUS304-BA) -丸孔60°千鳥タイプ- ø2×3p 40.3% 1.0
    ø3×5p 32.7% 1.0 1.5
    ø5×8p 35.4%
    ø8×12p 40.2% 1.5

    漏れなきことが指示可能な溶接種類・溶接方法

    漏れなきことが指示可能な溶接種類・溶接方法は以下の通りです。
    • 〇:自動見積可能
    • △:自動見積もりはできないが担当者見積は可能
    • -:漏れ試験実施箇所がなく、自動見積・担当者見積不可
    漏れ試験の方法と保証範囲については「漏れ試験方法と保証範囲」をご確認ください。
    溶接種類 溶接方法 漏れ試験
    ソケット取付あり ソケット取付なし
    おまかせ(アークまたはレーザー) 連続溶接
    断続溶接
    アーク溶接 連続溶接
    断続溶接
    スポット溶接

    サービス対象外形状

    • 板金溶接品として見積もりできない製品形状および要素は下記の通りです。
    • また、「モデリングの基本ルール」を満たさない3Dモデルはサービス対象外となり見積ができません。予めご了承ください。
  • 設計ガイドライン

    モデリングの基本ルール

    • 板金溶接部品のモデリングでは、板金として展開可能な場合、そうでない場合でも板金溶接としてお見積り可能です。
    • 以下、パーツ構成の条件に従いモデリングしてください。

    1部品構成のモデル

    A展開できる状態
    • B展開できない状態
    • ※板厚が一定のモデルに限られます。

    meviy読み込み後

    • ※Bの場合、板金溶接として製作可能な形状(A)に変換します。
    • 角部溶接をご希望の場合、切欠きの大きさが板厚の2倍以内(1辺あたり)、かつ、曲げと溶接部が交差する角が90度以上のモデリングを推奨します。
    • 製造上外側より溶接を行いますが、3Dビュアー上では両側とも埋まることを表現するため、紫色ハイライトにて表示されます。
    ①ボックス角部の切り欠きの大きさaが板厚の2倍以下
    ②曲げと溶接部が交差する角が90°以上

    注意

    • 角部の穴埋めは、曲げと溶接部が交差する角でない場合、適用されません。
    • 穴埋めが必要な場合は、その他製造追加指示欄にてコメントを記載してください。

    例:3本とも溶接線の場合

    ※3Dビュワー上では角部ハイライトなし

    A 展開できる状態
    B R曲げ部が1箇所の場合に限り、展開できる状態(同一ソリッドで構成)
    ※R曲げを含むボックス形状の場合は、「A 展開できる状態」でのモデリングを推奨します。

    2部品以上で構成されるモデル(1) 板同士の接合

    A2部品が別ソリッドで構成されている状態
    • B2部品が同一ソリッドで構成されている状態
    • ※板厚が一定のモデルに限られます。

    meviy読み込み後

    ※Bのモデルは、板金溶接として製作可能な形状(A)に変換します。

    2部品以上で構成されるモデル(2) 板の重ね合わせ

    A溶接箇所が分割された状態

    B一体化された状態
    ※Bのモデルは変換対象外です。
    meviy読み込み後

    溶接品を構成するパーツは、meviy板金の「モデリングの基本ルール」に沿ってモデリングしてください

    溶接品を構成する板金パーツのモデリングルールは、板金マニュアル「モデリングの基本ルール」を確認ください。

    • 3Dデータに溶接ビードは不要です。自動で認識された溶接箇所に対して、3Dviewer上で溶接情報を設定いただきます。
    • 詳細は「溶接情報を設定する」をご確認ください。
    例)溶接ビードを追加したモデル
    例)スポット溶接痕を反映したモデル

    溶接箇所の判定と認識できるサイズ

    板金溶接サービスでは、3Dモデルの要素間の距離が0.15㎜以内の部位を検出し、溶接箇所と判定します。溶接部として判定される個所、判定されない箇所は以下をご確認ください。

    溶接部として判定される箇所

    複数のソリッドで構成される3Dモデル

    ソリッド間の距離が0.15mm以下の部位を溶接箇所として認識します。
    単一のソリッドで構成される3Dモデル

    単一のソリッドで構成される3Dモデル

    1枚の板金パーツで成立する形状のうち、0.15mm以内の隙間がある部位について溶接箇所と認識します。

    ポイント

    • 1枚の板金パーツで成立する形状で、0.15mm以内のスリット部分は溶接箇所と判定します。溶接不要の選択はできません。
      溶接不要箇所については0.15mmより大きい幅のスリットを追加ください。
    • 左図のボックスの場合、ボックスの角部も溶接対象となります。
      ※切欠きの大きさが板厚の2倍以内(1辺あたり)、かつ曲げと溶接部が交差する角が90度以上のモデリングが条件です。
      3Dビューワー上でもハイライト表示されます。詳しくは「モデリングの基本ルール」をご確認ください。

    板平面を重ねた部位

    重ね合わせた板平面部は、重ね合わせ部の外周線の溶接またはスポット溶接箇所として認識します。
    片方の部材に穴があるモデル
    両方の部材に穴があるモデル

    重ね合わせた板平面に存在する穴部

    図のように、重ね合わせた部位において、1つないしは複数パーツに穴がある3Dモデルでは、穴の内周(赤枠部)を溶接部として認識します。
    穴種 溶接部と判定されるサイズ
    丸穴
    • 板厚3mm未満ø6以上~
    • 板厚3mm以上ø11以上~
    長穴 長穴先端部が
    • 板厚3mm未満ø6以上~
    • 板厚3mm以上ø11以上~
    角穴
    • 制限なし

    溶接部として判定されない箇所

    複数のソリッドで構成される3Dモデル

    複数のソリッドで構成される3Dモデルのソリッド間距離0.15mm超部位

    ソリッド間の距離が0.15mmより大きい部位は、溶接箇所として認識できません。
    単一のソリッドで構成される3Dモデル

    単一のソリッドで構成される3Dモデルのソリッド間距離0.15mm超部位

    1枚の板金パーツで成立する形状のうち、0.15mmより大きい隙間がある部位は溶接箇所として認識できません。
    板平面を重ねた溶接部

    板平面を重ねた溶接部上の曲げ辺

    • 左図のように、L字パーツの板平面と板平面を重ねた3Dモデルでは、L字曲げ部の辺は溶接箇所として認識できません。
    • 曲げ部の無い辺は溶接箇所として認識します。
    斜め配置の板パーツ

    斜め配置の板パーツ

    斜めに配置されている2つのソリッド間は、溶接箇所として認識できません。

    曲面の接触部

    曲げの内側などの曲面は、ソリッド間距離に関わらず溶接箇所として認識できません。

    板金溶接の3D設計ガイド

    板金溶接部品として、meviyでアップロード・見積ができる3Dモデルの作成方法・保存方法について解説します。

    ガイド構成は「モデリング作成 → データ保存 → meviy型番発行」の流れです。

    事例に類似する種モデルは、下記「こちら」のリンクよりstepファイルで出力できます 。

    事例1. リブ形状 事例2. ボックス形状
    ファイルダウンロードは”こちら

    事例1. ブラケットのリブ補強(SOLIDWORKS編)

    様々なシーンで補強に使われるリブ形状の設計をSOLIDWORKSを使って紹介します。

    1 モデリングのポイント

    1.1 ベースフランジの作成

    板金コマンドのベースフランジを使用してブラケットのL字部分を作成します。

    新規プロジェクトを開いて、設計画面に移動してください。

    【操作手順】

    スケッチ終了 ※ベースフランジの設定に自動で変わります。

    [方向1] – [押し出し状態] – [中間平面] を選択

    [方向1] – [D1:厚み寸法] を200mmに設定

    [板金のパラメータ] – [T1:板厚寸法] を3.2mmに設定

    同じく [ベンド半径] を0.1mmに設定

    1.2 リブパーツを作成

    板金コマンドの溶接リブを使用してブラケットにリブを取り付けます。

    【操作手順】

    [サポート面] にベースフランジ内側2面を選択

    [輪郭] – [多角形輪郭]を選択し寸法を入力

     – [d1]90mm – [d2] 90mm – [d3] 15mm – [d4] 15mmに設定

    – 面取り部は[d5]10mm、[a2]45degに設定

    – [厚み] – [両側] を選択、[T1:板厚寸法] 2.3mmに設定

    [位置] – [輪郭位置@開始点] を選択

    [オフセット] 50mmに設定

    2個目のリブは、溶接リブを繰り返すかフィーチャータブのミラーコマンドを使用して複製する事で作成できます。(操作省略)

    1.3 エッジフランジの作成

    エッジフランジを2回に分けて作成します。

    2回に分ける事によりコーナーのエラーを防止します。

    【操作手順】

    [エッジ] にフランジ追加する2つのエッジを選択

    [フランジ角度] 90degに設定

    [フランジ長さ] – [ブラインド] – [長さ] 25mmに設定

    [フランジ位置] – [外側へベンド]を選択

    Enterキー押下で最後のコマンド [エッジフランジ] を繰り返します 。

    【操作手順】

    [エッジ] にフランジ追加する残り1つのエッジを選択

    [フランジ角度] 90degに設定

    [フランジ長さ] – [ブラインド] – [長さ] 25mmに設定

    [フランジ位置] – [外側へベンド]を選択

    最後に、ブラケット取付用の正面6-Φ11の穴をスケッチと押し出しであけて設計終了です。

    完成

    2 データ保存

    [保存] をクリックし、ファイル名を記入して [.sldprt] のネイティブファイルで保存します。

    3 meviyで見積

    3.1 meviyへアップロード

    meviyのプロジェクト一覧を開き、保存した3Dデータをアップロードしたのち、加工方法欄の [板金溶接] を選択します。
    (複数ソリッドの場合はいずれかの1パーツでクリックすれば、アップロード時の部品構成で板金溶接プロジェクトが生成されます。)

    3.2 3Dビューワーで見積設定

    [次へ] をクリックして3Dビューワーに遷移したら見積設定を進めます。

    【操作方法】

    溶接情報欄の [溶接情報を編集] を押下し、溶接条件を指示

    溶接方法を変更したい場合、[連続溶接] から [断続溶接] (溶接長さ10mm,一辺あたり3箇所)に設定し、更新ボタンを押下します。

    3.3 見積の完了

    溶接情報の編集後、3Dビュアーが変更されていることを確認し、「見積条件を確定」のボタンを押下します。

    [MVSWD] から始まる板金溶接の型番が発行されたら、見積完了です。

    事例2. 羽付きボックス形状(iCAD編)

    溶接品で多用される箱物形状の設計例をiCADを使って紹介します。

    モデル:ボックス
    収納用ボックスに曲げ部をスポット溶接で接合します

    1 モデリングのポイント

    1.1 ボックスモデルの作成

    ボックス形状をシェルで作成します。

    板厚が一定の一般的なボックス形状は、シェルで作成されたままのモデルでもmeviy板金溶接が板金形状にリモデルされます。

    【操作手順】

    [基本タブ] – [形状配置] – [直方体を配置する] コマンドを選択

    [奥行き] 100.0  [幅] 200.0 [高さ] 50.0を指定し配置

    1.2 ボックスのシェル化

    立体の中身をくりぬいて板厚を一定に整えます。

    操作手順

    1.3 取手モデルの作成

    取手モデルをシェルで作成します。

    【操作手順】

    1.4 取手モデルのシェル化

    作成したシェルを取手形状に成形します。

    【操作手順】

    1.5 モデルのソリッド構成情報を確認

    面と面が重なっている部位はソリッドが別々に分かれている必要があります。

    ファイルの保存前に確認します。

    【操作手順】

    2 データ保存

    溶接品として保存する製品に名前を与えてからファイルに出力します。

    【操作手順】

    3 meviyで見積・型番発行

    3.1 meviyへアップロード

    meviyのプロジェクト一覧を開き、保存した3Dデータ(.icdネイティブファイル)をアップロードしたのち、加工方法欄の [板金溶接] を選択します。
    (複数ソリッドの場合はいずれかの1パーツでクリックすれば、アップロード時の部品構成で板金溶接プロジェクトが生成されます。)

    3.2 3Dビューワーで見積設定

    [次へ] をクリックして3Dビューワーに遷移したら見積設定を進めます。

    【操作方法】

    3.3 見積の完了

    溶接情報の編集後、「見積条件を確定」のボタンを押下します。

    [MVSWD] から始まる板金溶接の型番が発行されたら、見積完了です。

    事例3. 板金コマンド不要のモデリング(CAD共通編)

    事例2に類似した羽根つきボックスを例に、板金コマンドを使わずスケッチと押し出しのみで設計する方法を紹介します。

    新しい設計画面を開いて設計を開始します。

    ※本章ではAutodesk Inventorを使用します。

    以降の操作はご利用のCADに合わせて進めてください。

    Inventorの例 : [スタートアップ] – [新規ファイルを作成] – [standard.ipt] をクリック

    1 モデリングのポイント

    1.1 ボックスモデルの作成

    スケッチで直方体を作ったのち、シェルのボックス形状にします。

    板厚が一定の一般的なボックス形状は、シェルで作成されたままのモデルでもmeviy板金溶接の機能で、板金形状にリモデルします。

    【操作方法】

    1.2 取手パーツを作成

    ボックスの両脇に取手パーツを追加します。

    【操作方法】

    続いて取手パーツの曲げを作成します。

    【操作方法】

    1.3 モデルのソリッド構成を確認

    2 データ保存

    中間フォーマットのParsolidでCADファイルに保存します。

    【操作方法】

    3 meviyで見積

    3.1 meviyへアップロード

    meviyのプロジェクト一覧を開き、保存した3Dデータをアップロードしたのち、対象プロジェクトにチェックを入れて【溶接構造にする】ボタンを押してください。

    (複数ソリッドの場合はいずれかの1パーツでクリックすれば、アップロード時の部品構成で板金溶接プロジェクトが生成されます。)

    3.2 3Dビューワーで見積設定

    [次へ] をクリックして3Dビューワーに遷移したら見積設定を進めます。

    今回は一例として、スポット溶接部の溶接条件を変更します。

    【操作方法】

    3.3 見積の完了

    溶接情報の編集後、「見積条件を確定」のボタンを押下します。 [MVSWD]  から始まる板金溶接の型番が発行されたら、見積完了です。

    meviy板金溶接で読込可能なファイルフォーマットはこちらをご確認ください。

    加工限界の範囲

    • meviy板金溶接サービスでは、製品内の溶接部位および構成パーツについて加工可否を判定します。
    • 製品内の溶接部位の加工限界値または寸法範囲については下表を参照ください。
    • また、構成パーツの加工限界は板金部品の設計ガイドライン「加工限界の範囲」を参照ください。
    • ただし、板金溶接サービスでは構成パーツの加工限界は一部板金部品と異なりますので、下表に記載します。
    • ※表面処理や形状、加工条件によって記載の値と異なる場合がございます。
    • ※板厚が2種類以上の場合は、最も厚い板厚の閾値を製品全体に適用して加工可否を判定します。

    溶接長の最小値

    体裁面と溶接方向の設定

    各構成パーツの体裁面反転と溶接方向の設定により、溶接箇所、または溶接面を任意で指定することができます。

    体裁面の表示

    体裁面はパーツごとにオレンジ色で表示されます。

    体裁面の反転

    meviy板金溶接ではパーツごとに体裁面の反転が可能です。
    ツリービュー
    体裁面を反転する

    アイコンをクリック

    ツリービューにある「体裁面を反転する」項目をダブルクリックまたは3Dビューワー上部のツールバーから「体裁面を反転する」と記載のあるアイコンをクリックしてください。
    体裁面反転指示ダイアログ
    体裁面反転指示ダイアログが表示されます。
    「選択してください」のドロップダウンリスト
    • 「選択してください」のドロップダウンリストから適切な項目をクリックしてください。
    • パーツ番号は3Dビューワーで確認することができます。

    ポイント

    • 「すべて」を選択すると、すべてのパーツの体裁面を一括で反転することができます。
    • パーツの反転は1パーツごとの操作となります。
      複数選択はできません。
    • 体裁面からの引き出し線に記載されている3桁の数値がパーツ番号となります。
    • 選択されたパーツが水色にハイライトされます。
    • 体裁面反転指示ダイアログの「反転」をクリックしパーツの体裁面を反転します。
    体裁面反転指示ダイアログの「反転」

    注意

    • パーツの反転を行うと、溶接箇所も反転します。
    • 両側溶接(紫色の溶接線)は反転しません。
    • 溶接情報指示ダイアログの「溶接方向」項目で、溶接方向のみ変更することができます。
  • 精度と加工条件

    許容寸法公差

    • 溶接加工部の許容寸法公差は、下表のとおりです。
    • 構成パーツの許容寸法公差については、meviy板金マニュアル「許容寸法公差」をご確認ください。
    規格部位 基準寸法の区分 規格値a 部位例
    溶接加工部 30以下 ±0.5
    30を超え120以下 ±0.8
    120を超え400以下 ±1.2
    400を超え1,000以下 ±2.0
    1,000を超え2,000以下 ±3.0
    • ※ 溶接加工部の寸法は、JIS B0405の金属加工品普通許容差の公差等級:C級を適用します。
      ただし基準寸法6以下の区分は、6を超え30以下の区分と規格統一しています。
    • ※ 塗装をご指定された場合、生地状態での規格値となります。

    注意

      • 溶接加工部の許容寸法公差は、複数の溶接加工部をまたぐ寸法には適用されません。(“a“)
      • 曲げ部をまたぐ溶接加工部までの寸法についても、適用対象外となります。(“b“)
    溶接加工部の寸法公差が適用される例
    溶接加工部の寸法公差が適用されない例

    通常溶接加工の仕様(アーク溶接、レーザー溶接)

    通常溶接仕上げの仕様(アーク溶接、レーザー溶接)

    • アーク溶接またはレーザー溶接で加工する溶接部の仕上げの方法は、焼け取りのみ/グラインダー仕上げからお選びいただけます。
    • 各仕上げの詳細は下表の通りです。
    • ※スポット溶接にて製作した板金溶接品の仕上げは「スポット溶接加工の仕様」を参照ください。
    • 焼け取りのみ   :材質に応じて溶接部の焼けを除去します。
    • グラインダー仕上げ:焼け取り後、グラインダーにてビードを平坦にします。

    View A

    View B

    注意

    • アーク溶接またはレーザー溶接加工の仕上げは、溶接部周辺のみ行います。
    • すみ肉溶接部やグラインダーが入らない部分は仕上げができない場合がございます。
    • あらかじめご了承ください。
    • グラインダー仕上げの可不可は左図を参照ください。
    • グラインダー仕上げが可能な個所
    • グラインダー仕上げが不可能な個所

    スポット溶接加工の仕様

    スポット溶接加工にて製作を行う際の加工および品質については以下をご確認ください。

    スポット溶接加工について

    加工方法

    • 製品形状により、工場にて上下式とテーブル式のスポット溶接加工機を使い分けして加工を行います。
    • 上下式とテーブル式ではスポット溶接痕が異なり、上下式では2枚の板の重ね合わせ部の両面にスポット痕として凹み部が形成されますが、テーブル式ではテーブルに平置きした面にはスポット痕の凹みが形成されません。
    • 凹みの深さはテーブル式が大きくなる傾向があります。

    加工方向(スポット溶接時の加圧方向)

    • 加工方向は工場にて製造時に製品形状により決定します。
    • 加工方向を指定したい場合は、その他追加指示欄に記載の上、担当者見積をご利用ください。
    •  

    スポット溶接箇所数

    • 1つの面溶接部あたりスポット溶接が2箇所以上、加工可能な箇所をスポット溶接で自動見積可能範囲としています。
    • 1箇所のみ加工可能と判定された場合は、任意でスポット溶接加工を選択することができます。ただし担当者見積となります。

    スポット溶接痕の仕上げ

    • スポット溶接痕の仕上げ有無は材質により一律の方法で行います。
    • 詳細は下表を参照ください。
    材質 仕上げ方法
    SPCC/SPHC
    処理なし
    ※仮止め付近は焼け取り
    SECC 処理なし
    SUS304(2B) 電解研磨による焼け取り
    SUS430(2B) 電解研磨による焼け取り
    A5052 スポット痕付近のみグラインダー仕上げ
    ※表面処理に関係なく、材質で仕上げ方法を決定します

    仮止め

    • スポット溶接加工時のパーツ位置ずれ防止のため、仮止めを行う場合があります。
    • 仮止めは板厚面(側面)に数点、不可の場合は側面の目立たない位置に実施します。
    • A5052材の仮止めは、棒指しての溶接となるため鉄やステンレス系と比べてややサイズが大きくなります。

    スポット溶接部の外観

    スポット溶接加工品の材質x表面処理別の外観は下表を参照ください。

    材質 表面処理/仕上げ 外観
    SPCC/SPHC なし
    無電解ニッケルメッキ
    粉体塗装
    SECC(電気亜鉛メッキ鋼板) 電気亜鉛メッキ
    SUS304 2B
    SUS430 2B
    A5052 なし
    スポット痕の凹み部に細かい凹凸が生じる場合があります
    ※スポット溶接痕が円形状に近いものを正常な溶接加工として扱います
    良い例
    悪い例

    糸面取りについて(板金溶接)

    規格値 部位例
    • 右図の箇所に、板金部品の抜き加工時に発生する バリ・かえりをR0.1 相当で仕上げ致します。
    • 糸面取りを選択していない場合は0.1mm以下のバリ・かえりを保証しております。
    • なし(0.1㎜以下のバリ・かえりは除去)
    • あり(R0.1相当)

    糸面取りの外観

    溶接加工されていない板同士の接触部
    例:SUS304(2B), 裏側を溶接
    すみ肉溶接部間の溶接ビードがない箇所の表面処理
    例:SPCC, Nオレンジ(近似マンセル値2.5YR6.5/13)

    糸面取りの仕上がり

    • バリ取り機を使用して板の両面のバリ・かえりの除去を行うため、体裁面に細かな傷が入る恐れがございます。
    • 溶接加工されていない板同士の接触部は、糸面取り無し品と比べてやや目立ちやすくなります。(左上写真)
    • また、特にすみ肉溶接部間の溶接ビードがない箇所では表面処理がのりにくい場合があります。(左下写真)

    漏れ試験方法と保証範囲

    板金溶接サービスにて [基本情報] メニューから「漏れなきこと」の設定を行った場合、溶接加工後に漏れ試験を実施いたします。

    漏れ試験の種類について

    漏れ試験は材質や製品形状により、工場にてカラーチェックかスヌープ試験のいずれかを選択して実施します。

    水張り試験をご希望される場合は、その他追加指示欄に水張り試験のご要望を記載し、担当者見積を依頼してください。

    カラーチェック

    カラーチェックの試験方法を下記に記載します。
    • ①製品に付着しているごみを除去
    • ②溶接部にカラーチェックを塗布
    • ③カラーチェックを塗布した裏側から現像剤を塗布
    • ④30分程度放置
    • ⑤溶接部側から溶接部に赤色反応(漏れ)がないか、目視で確認
    ※カラーチェックでは、形状によっては製品端部や板厚面から現像剤が裏側から回り込んでしまうため、溶接品質に異常がなくとも端部では赤色反応が出る可能性があります。

    端部に現像剤が回り込んで端部に赤色反応が現れるイメージ図

    スヌープ試験

    スヌープ試験の試験方法を下記に記載します。
    • ①製品に付着しているごみを除去
    • ②溶接部にスヌープ液を塗布
    • ③塗布した溶接部の裏側から空気を噴射
    • ④気泡が発生しないか、目視で確認
    ※1溶接部位に対して10秒程度噴射して確認します

    漏れ試験の保証範囲について

    対象となる製品の使用環境

    以下の製品用途の連続溶接部およびソケット溶接部が漏れなきことの保証対象となります。
    • 室内温度が、10度~30度の屋内で使用される製品
    • 溶接部へ圧力がかからない製品
    • 扱う流体は温度11度~49度の水および油
    • 水および油を一時的に貯める・放出する使用用途

    漏れ試験後の製品外観

    カラーチェックにおいて、溶接部を貫通して浸透液と現像剤が触れることで赤色反応が現れた製品は漏れありと判断し、出荷いたしません。

    試験で漏れがなかった製品は、カラーチェックで使用される浸透液と現像材をふき取り出荷いたします。

    製品形状によっては、拭き取りが困難な場所および溶接ビード上の微小な段差に浸透液の色(赤色や白色)が残存する場合がありますが、漏れなきことの品質に影響はありません。

    拭き取り前の外観

    拭き取り後の外観

    漏れ試験の保証規定

    その他、漏れ試験の保証規定としてはMISUMI保証規約内の保証規定に準じます。

    品質管理について

    溶接部外観の品質保証範囲

    項目 基準 悪い例
    クラック 無きこと
    アンダーカット
    オーバーラップ
    無きこと
    アークストライク 無きこと
    バリ 溶接部に残存無きこと
    スパッター
    除去すること
    ※ただし鉄材質は爪にかからない程度の除去痕有

    溶接部以外の構成板金パーツの外観については、板金マニュアル「品質管理について」を確認ください。

    メッキ品の外観について

    • 完全に閉じた箱形状の隅部など、メッキの処理液が流動しにくい箇所では、色むら(左図赤枠部)が発生する恐れがあります。
    • 回避策としては、当該箇所付近に通し穴をモデリングすることを推奨します。

    BOX角部の外観について

    溶接加工による反り・ゆがみ・ひずみ

    • 溶接加工時に発生する熱の影響により、板金の反りや歪み、ひずみが発生する場合があります。
    • 著しい反りや歪みはできる限り修正し出荷いたしますが、完全に除去することは保証できません。
    • ただし、反りや歪みが想定される条件の時、3Dビューワー上の注意事項でお知らせいたします。
    溶接加工による反り発生の例

    溶接加工による反り発生の例

    反り修正後の例

    反り修正後の例

    ポイント

    • アーク溶接で連続溶接をするのではなく、レーザー溶接への変更や、断続溶接を採用することで、反りや歪みの軽減が期待されます。
    • 左図の形状は板平面の重なり部を溶接加工しているため、スポット溶接に変更することでも反りや歪みを軽減可能です。
    • 反りや歪みを極力抑えたい場合は、その旨をその他追加指示欄に記載の上、担当者見積をご利用ください。

    強度保証について

    板金溶接品の製品状態の強度保証はいたしませんが、構成パーツが溶接されて接合している事を確認の上、出荷いたします。

    検査内容

    検査風景① 検査風景②
    検査風景① 検査風景②

    検査内容

    • 外観検査:傷、打痕、ムラ、塗装状態、表面処理状態、溶接部状態(目視)
    • 寸法確認:3Dビューワー表示の外形寸法・位置寸法(デジタルノギス、角度測定器等)
    • 検査タイミング:各工程や出荷前検査
    ※左に掲載の画像2枚は拡大できません。ご了承ください。
  • [FA 板金溶接]見積もり設定

    見積もりの流れ

    meviyにログインした後、以下の手順で板金溶接部品の3Dデータによる見積もり・注文を行います。

    STEP 1:穴タイプの自動認識を設定する

    中間フォーマットをアップロードする場合は、モデリングに使用した3D CADソフトを設定してください。

    meviyでは、3D CADデータの「穴径」を「穴情報データベース」と照合することで、穴タイプを判別しています。モデリングに使用した3D CADソフトを設定することで、穴タイプ判別の精度が向上します。

    1. 画面右上のユーザー名にマウスをポイントします。[ユーザーメニュー]が表示されます。
    2. [ユーザー設定]を選びます。
    3. [穴タイプの自動認識設定] を選びます。
    4. 穴タイプ認識方法を選択します。→ 各設定方法の詳細
    5. タップ穴認識の穴径条件でモデリングに使用した3D CADソフトを設定してください。
    6. [設定を保存する]を選びます。

    STEP3:板金溶接のプロジェクトを作成する

    • 板金溶接で見積もりしたいプロジェクトを選択
    • 選択中の加工方法によらず、当該プロジェクトに含まれる全ての3Dデータが見積もり対象となります。
    • [溶接構造にする]ボタンをクリックすると、加工方法:板金溶接の新しいプロジェクトが一番上に生成されます。
    • なお、板金溶接のプロジェクト発生と同時に、チェックを入れた元プロジェク トは自動で​削除されます。
    • ※見積確定済み、担当者見積中の場合には削除されずに残ります​。

    ポイント

      • [溶接構造にする] 実行前にチェックを入れた元プロジェクトを残すことも可能です。
      • その場合、ユーザー設定から【板金溶接見積削除】>【元プロジェクト削除】を開き、”削除しない”へ変更してください。
      • ※デフォルト設定は「削除する」のため、元プロジェクトは自動で削除されます。

    STEP4:見積条件を設定・変更する

    必要に応じて、見積条件の設定や変更を行います。

    ポイント

    キーボードショートカットを使用すると、便利です→「キーボード操作

    STEP5:見積もりを確定(型番を取得)/取得する

    見積条件の設定後、問題なければ見積条件を確定し、型番を取得してください。→「見積もりを確定(型番を取得)/確認する

    STEP6:カートへ追加する

    型番取得後、出荷日を選択し[カートへ追加]ボタンをクリックしてください。

    STEP7:カートを確認し、注文する

    • プロジェクト一覧画面に戻り、カートを開きます。
    • 注文したいパーツにチェックを入れ、[MISUMIカートへ進む]をクリックし、MISUMIサイトからご注文ください。

    3Dビューワー画面の⾒かた

    プロジェクト⼀覧画⾯でプロジェクトをクリックすると3Dビューワー画⾯が開きます。3Dビューワー画⾯では、以下の情報を確認できます。

    ②〜⑤のタブは、クリックすることで表⽰する画⾯を切り替えることができます。

    ①3Dビューワー

    ②パーツリスト

    • プロジェクト一覧で選択したプロジェクトに含まれる全ての製品が一覧として表示されます。
    • 製品の構成パーツ単体ごとの3Dビューワー表示はできません。

    ➂注意事項

    エラーメッセージ、ワーニングメッセージ、meviyオペレータからのメッセージが一覧で表示されます。

    ④基本情報

    材質・表面処理の変更、溶接情報指示の変更、 任意のお客様注文番号の設定、追加加工指示の入力ができます。

    注意

    追加加工指示を入力した場合、自動見積もりはできなくなります。[担当者見積を依頼]を選んでください。後ほど担当者からお見積りを回答いたします。

    ⑤ツリービュー

    • パーツ全体の寸法や、6面それぞれの穴情報、製品内の溶接線情報をツリー表示で確認できます。
    • また、⽳種を変更できます。変更したい⽳をダブルクリックすると[#⽳情報指⽰#]ダイアログが表⽰されます。

    ポイント

    3Dデータの部品化の際に、変形の恐れがある形状が存在する場合は、メッセージが表示されます。3Dビューワーで確認できます。

    ⑥その他追加指示をコメント欄に記載

    • meviy上で設定できない追加加工指示など、追加のご要望や問い合わせ内容を記載できます。
    • コメント欄の活用方法はこちら→「担当者見積の対応可否

    注意

    追加加工指示を入力した場合、自動見積もりはできなくなります。[担当者見積を依頼]を選んでください。後ほど担当者からお見積りを回答いたします。

    ⑦型番発行エリア

    • 数量の設定と、基本情報の内容に応じた価格・納期と発行された型番の一覧が表示されます。
    • 状態に応じてボタンが変化し、見積条件の確定や担当者見積の依頼、選択した見積もりをカートへ追加することができます。

    3Dビューワーの操作⽅法

    3Dビューワーでは、meviyにアップロードした3Dデータのモデルを、3D CADソフトとほぼ同様の感覚で操作できます。

    ①ツールバー

    ツールバー

    各ツールの名前とできることは、次の通りです。

    機能名 できること
    体裁面を反転する meviyが認識した体裁面(濃いオレンジ色)が意図と異なる場合は、反転することができます。
    ⼨法追加
    • 公差を追加できます。→「寸法を追加する
    • ※測定方向が斜めになる寸法は追加できません。
    ⼨法⼀括追加
    • 座標⼨法を⼀括で追加します。→「寸法を追加する
    • ※斜め面に対しては、寸法は追加されません。
    追加した設定を削除します。→「寸法を追加/削除する
    機能名 できること
    グループ⽳分割 形状認識時にグループ化された⽳を分割できます。→「グループ穴を分割する
    フォントサイズ変更  PMI表⽰のフォントサイズを変更できます。→「フォントサイズを変更する
    簡易2D図 3D モデルの各ビュー方向をキャプチャし、第三角法で配置した画像ファイルをダウンロード出来ます。
    測定 距離、R 値、角度の3種類を測定できます。→「3Dモデルを測定する

    ②キューブ

    キューブ

    表⽰しているパーツの向きをキューブの回転に合わせて変更できます。

    [アイソメ表示]をクリックすると、アイソメ図(初期姿勢)に戻ります。

    ④PMI

    PMI とは、Product Manufacturing Informationの頭⽂字で、⼨法や⽳のテキスト情報を指します。 PMIの表⽰位置はドラッグで⾃由に移動できます。

    基本情報を設定する

    [基本情報]メニューで、見積数量の変更や、材質・表面処理の変更、任意のお客様注文番号の設定、溶接情報の変更、追加加工指示の入力ができます。設定した条件を確定後、価格・納期が計算されます。

    材質・表面処理を選択する

    [材質]・[表面処理] でご希望の材質・表面処理を選びます。

    糸面取りの要否を指示する

    糸面取りの対応要否を選びます。

    「あり(R0.1相当)」を指示した場合の外観は、「糸面取りについて(板金溶接)」を参照ください。

    ポイント

    あり(R0.1相当)を選択した場合、3DViewerの左下に糸面取りに関する文言が追加されます。

    漏れなきことの確認要否を指示する

    漏れなきことの検査実施有無を指示できます。

    検査が必要な場合は、「指示あり(漏れ試験)」を選択してください。

    ポイント

    指示あり(漏れ試験)を選択した場合、3DViwerの左下に漏れ試験に関する文言が追加されます。

    溶接情報を確認・設定する

    • 現在製品に適用されている溶接情報を確認できます。
    • 編集ボタン押下後、溶接情報を設定できます。→「溶接情報指示を設定する

    お客様注文番号を設定する(任意)

    お客様社内の管理番号を[お客様注文番号] として設定できます。

    製作した部品をお届けする際の商品ラベルには、型番表記とともに、設定した [お客様注文番号] が印刷されるので、納品物の確認が行いやすくなります。

    ポイント

    • 入力は、半角英字(大文字)、半角カナ、半角スペース、数値、記号(#$%&'()*+,-./:;=?@_,~)を54文字までできます。親番の入力欄が表示された場合、入力は必須で文字数は20文字までとなります。

    追加指示を入力する(任意)

    追加指示がある場合、コメントを入力できます。
    1. [入力]を選びます。

    [追加加工指示]ダイアログが表示されます。

    コメントを入力して[OK]を選びます。
    2. コメントを入力して[OK]を選びます。

    注意

    追加加工指示を入力した場合、自動見積はできなくなります。[担当者見積を依頼]を選んでください。後ほど担当者からお見積もりを回答いたします。

    数量を指定する

    [数量]で1個〜5個の数量が選択出来ます。6個以上は、「6個以上(数値入力)」を選んだ後に、数値入力でご希望の数量をご指定ください。

    数量毎の価格・納期を確認する

    [数量スライド割引]より数量毎の価格と納期の確認が出来ます。

    溶接情報を設定する

    • [溶接情報]メニューで、溶接種類や溶接方法、溶接方向や仕上げ方法の選択ができます。
    • 設定した条件を確定後、価格・納期が計算されます。

    溶接情報を設定する

    1. 編集ボタンを選択し、溶接情報指示ダイアログを開きます。

    ポイント

    • スポット溶接をご希望の場合は、チェックボックスにチェックを入れてください。
      スポット溶接を選択した場合は、重なり合った面同士の溶接部のみスポット溶接が適用されます。
      ※その他の溶接部は、溶接種類で選択した内容に従います。
    • スポット溶接の選択時、スポット溶接を打つパターンを多め、通常、少なめから選択できます。

      3種のパターン以外のスポット溶接数をご希望の場合は、その他追加指示欄に記載の上で担当者見積をご利用ください。後ほど担当者からお見積もりを回答いたします。

    • 溶接方法で断続溶接を選ぶと、溶接の長さ・溶接箇所数が選択できるようになります。
    • 溶接部が穴に近くボルトとの干渉が想定がされると、自動で【穴付近の溶接 「しない」】が選択され、穴付近の溶接ビードが削除されます。削除領域は、板厚に応じたタップ穴の最大呼び径とJIS規格に基づくワッシャー径から、該当穴の同心円上を削除範囲として設定しています。
      なお、溶接ビードの削除を希望しない場合は【 穴付近の溶接「する」】を選択してください。(削られる前の溶接ビードに戻ります)
      ※溶接部位ごとに穴付近の溶接有無を変更する場合は個別に溶接情報を設定するよりご確認ください。

    注意

    • 溶接情報欄の指示は製品内すべての溶接箇所に適用されます。
    • 溶接個所ごとに異なる溶接指示をご希望の場合には、該当の溶接個所を選択し、溶接情報個別指示ダイアログより指示してください。(詳細→「個別に溶接情報を設定する」)

    設定した溶接情報を確認する

    1.溶接情報欄にて、ご希望の指示内容が更新されているか確認ください。

    2. 3Dビューワー画面にて、ご希望の位置に溶接できているか確認ください。

    ポイント

    • 溶接加工位置をハイライト表示し、溶接辺ごとに溶接記号を併せて表示しています。
    • スポット溶接選択時は、スポット溶接加工位置に円柱形状のハイライトを表示します。

    3Dビューワーで表示する溶接記号について

    溶接位置のハイライトは、下表ルールに従って表示します。
    片側(体裁面側溶接) 片側(非体裁面側溶接) 両側溶接 スポット溶接
    ハイライト:青色
    溶接側に溶接記号表示
    ハイライト:緑色
    溶接側に溶接記号表示
    ハイライト:紫色
    体裁面側に溶接記号表示
    ハイライト:こげ茶色
    サイズが小さいパーツ側に溶接記号表示
    溶接記号は、以下ルールに従って表示します。
    連続溶接 断続溶接 スポット溶接

    個別に溶接情報を設定する

    [溶接情報個別指示]ダイアログでは、全体の溶接情報とは異なる溶接方法や溶接方向、穴付近の溶接有無を、溶接部位ごとに選択できます。

    設定した条件を確定後、価格・納期が計算されます。

    個別指示を設定する

    1. 3Dビューワーの溶接記号、あるいはツリービューの溶接線情報(WLD…)をダブルクリックし、溶接情報個別指示ダイアログを開きます。
    2. [個別に指示する]を選択すると、編集欄が活性化します。

    3. 希望の溶接方法、溶接方向、穴付近の溶接有無を選択し、更新ボタンを押してください。

    ポイント

    ・一度設定した個別指示をクリアして全体の溶接情報に溶接条件を合わせたい場合は、ラジオボタン[全体の溶接情報を適用する]を選択し、更新ボタンを押してください。

    個別指示した情報を確認する

    ※溶接方法、溶接方向、穴付近の溶接全ての項目に個別指示したケース

    1. 溶接情報欄にて、個別編集した項目の末尾に(個別指示あり)の文言が反映されているか確認ください。
    2. 3Dビューワー画面にて、3Dモデルの色が設定した溶接情報と連動しているかどうか確認ください。
    3. 3Dビューワー画面の溶接記号、ツリービューのアノテートアイテムでは、個別指示した溶接部位に対して “※” マークが反映されます。  

    ポイント

    ・個別編集した内容を確認したい場合や再編集をする場合には、”※”マークのついた溶接線をダブルクリックして個別指示ダイアログを起動させ、変更ください。


    穴情報を変更する

    穴径に応じて穴タイプを変更できます。

    注意

    ご使用の3D CADによっては、穴タイプの認識が異なる場合があります。穴タイプは3Dビューワーまたはツリービューで必ずご確認ください。

    ポイント

    [ユーザー設定]で[タップ識別方法設定]を設定することで、穴タイプ判別の精度を上げることができます。→「見積もりの流れ

    変更したい穴をダブルクリック

    3Dビューワーまたはツリービューで、変更したい穴をダブルクリックします。

    3Dビューワー

    ツリービュー

    ツリービュー

    ポイント

    穴タイプの変更はグループごとに行いますので、グループ内の穴それぞれに異なる穴タイプを指定したい場合は、先にグループ穴を分割する必要があります。

    穴情報指示を更新

    穴情報指示を更新
    表示された[穴情報指示]ダイアログで、穴タイプ・穴径公差を選び、[更新]をクリックします。

    寸法を追加/削除する

    寸法を追加する​

    寸法が表示されていない箇所に寸法と寸法線を追加できます。

    1. をクリックし、寸法を追加したい「穴の中心」または「面」を2箇所クリックします。
    2. 寸法を表示したい位置をクリックします。 寸法の表示位置が確定します。

    ポイント

    • を選択して表示されたダイアログで、[OK]をクリックすると、寸法が初期表示されていない箇所に寸法線を一括で追加できます。
    • 複数のパーツにまたがる寸法はでは追加されません。

    注意

    • 測定方向が斜めになる寸法や、斜め面に対する寸法は追加できません。
    • 寸法保証範囲については、「許容範囲の寸法公差」をご確認ください。

    寸法を削除する

    誤って寸法を追加してしまった場合や、寸法が不要になった場合、削除できます。

    をクリックし、削除したい寸法をクリックします。

    memo

    • 外形寸法や穴情報などの初期表示は、削除できません。
    • 「設定削除」ダイアログの[設定箇所を全削除]を選ぶと、初期表示以外の設定を一括で削除することができます。

    フォントサイズを変更する

    PMI表⽰のフォントサイズを変更できます。

    フォントサイズを変更する
    1. をクリックします。 [ビューワーフォントサイズ変更]ダイアログが表示されます。
    2. サイズを変更し、[OK]をクリックします。1~200 ptの範囲で指定できます。

    グループ穴を分割する

    meviyでは、同じ面上の同じ径・同じ種類の穴は自動的にグループ化されます。 

    穴タイプの変更はグループごとに行いますので、グループ内の穴それぞれに異なる穴タイプを指定したい場合は、グループを分割してください。

    グループ穴を分割する
    1. をクリックし、グループ化された穴を選択します。
    2. グループから分割したい穴を選択します。 選択した穴は青色でハイライトされます。分割したい穴は、複数選択できます。
    3. [分割]をクリックします。
    • 選択した穴がグループから分割されます。
    • 分割後はそれぞれ異なる穴タイプに変更することができます。

    注意

    一度分割した穴は再度グループ化することはできません。

    3Dモデルを測定する

    お客様にアップロード頂いたモデルの測定ができる機能です。

    測定機能の画面紹介

    測定機能実行後に表示される各種ウィンドウについてご紹介いたします。

    測定機能では距離、R 値、角度の3種類を測定できます。

    1. をクリックします
    2. 測定したい項目によって下記手順がございます。
    • ・距離を測定したい場合
    •  →測定したい2点(黄緑色ハイライト)を選択するとXYZがそれぞれウィンドウで表示されます。
    • ・R値を測定したい場合
    •  →測定したい要素(モデルのエッジ及びフェース)にマウスを当てると水色にハイライトされる要素を選択するとウィンドウにR値が表示されます。
    • ・角度を測定したい場合
    •  →測定したい要素(モデルのエッジ及びフェース)にマウスを当てると水色にハイライトされる2要素を選択するとウィンドウに角度が表示されます。
    項目名 詳細
    測定アイコン 測定機能を起動する
    測定モード切替 最長距離と最短距離を切り替える
    要素別測定ウィンドウ 測定した要素の情報を表示するウィンドウ
    選択オブジェクト 穴の中心点や中心軸を選択する際に使用する
    測定成分線 測定対象を計測モード別で表示し、XYZの成分も同時に線分として表示される

    測定アイコン

    • モデルの各種要素を測定するときに使うアイコン
    • ショートカットキーは「M」で起動

    測定モード切替ウィンドウ

    選択した要素において最長距離と最短距離を測定する為に切り替える機能
    最長距離 最短距離

    要素別測定ウィンドウ

    測定対象の情報とXYZの成分を分解した数値を表示するウィンドウ
    距離測定 R値 角度

    選択オブジェクト

    測定する上で必要な要素を選択できるように各種要素が表示される
    選択オブジェクト

    ポイント

    球オブジェクト Rエッジの中心点
    円筒オブジェクト 曲面サーフェスの中心軸

    測定成分線

    測定した距離を構成するXYZの成分をmm単位で表示します

    ポイント

    黒線 測定結果
    赤線 X方向成分
    緑線 Y方向成分
    青線 Z方向成分

    見積もり確定(型番取得)/確認する/変更する

    見積条件を設定後、問題なければ見積条件を確定、型番取得、見積確認を行ってください。

    見積もりを確定(型番を取得)する

    1. [見積条件を確定]をクリックし、価格と納期を確認します。
    2. 見積もりした部品に型番が割り当てられます。

    注意

    • アップロードした1つの3Dファイル内に複数の製品がある場合は、注文する製品すべてで型番を発行してください。

    見積もりを確認する

    1. [カートへ追加]をクリックします。

    2.プロジェクト一覧画面でカートを開き、お見積り内容を確認してください。

    見積もりを変更する​

    1. 見積もり条件を変更してください。

    発行済み型番の破棄確認メッセージ
    • 2. 発行済み型番の破棄確認メッセージが表示されます。
    • 見積もり条件を変更したい場合は、[型番を破棄する]をクリックしてください。
    • 型番破棄後、変更した見積条件が反映されます。
    3. [見積条件を確定]をクリックしてください。

    キーボード操作

    3Dビューワーでは、以下のキーボードショートカットを使用できます(初期設定)。

    ポイント

    [ユーザー設定]の[マウス操作設定]で使用している3Dソフトに合わせてショートカットを変更できます。→「ユーザー設定
    機能・動作 キーボード入力
    公差追加 公差追加 W
    寸法一括追加 寸法一括追加 [Shift] + W
    寸法削除 設定削除 D
    グループ穴分割 グループ穴分割 S
    測定 測定 M
    フォント変更拡大 フォント変更拡大 [Alt] + ↑
    フォント変更縮小 フォント変更縮小 [Alt] + ↓
    機能・動作 キーボード入力
    簡易2D図 簡易2D図 [Shift] + C
    画面にフィット [Ctrl] + F
    アイソメ表示 [Ctrl] + I
    パーツ表示拡大 [Ctrl] + ↑
    パーツ表示縮小 [Ctrl] + ↓

    担当者見積のご案内

    • meviy板金溶接サービスで自動見積出来ない場合も「担当者見積」であればお見積りができる可能性があります。
    • 下記をご確認のうえ、お気軽にご依頼ください。

    担当者見積とは

    • meviyで自動見積できない場合に、meviyサポート担当者を介して可否を検討、見積を出すプロセスです。
    • 自動見積できない要素が含まれるほか、大口数量、その他追加指示欄で指示をする際に見積依頼できます。
    • 通常1~2営業日頂戴いたします。内容により、通常より回答が遅れる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
    • ※材料調達が困難な場合はより日数を要する場合がございます。

    見積依頼方法

    • 担当者見積の依頼が可能な時は、左記画像のように「担当者見積を依頼」というボタンが表示されます。こちらをクリックしてご依頼ください。
    • 担当者見積で依頼可能な項目は以下になります。
    • ・構成パーツの板厚が異なる場合。
    • ・自動見積もり対象外のタップ穴などが構成パーツに含まれている場合。
    • ・溶接情報指示では指示できなかった溶接加工を指示したい場合。(その他追加指示欄へ詳細を記入ください。)
    その他追加指示
    その他追加指示

    その他追加指示欄への記入方法

    • 板金溶接品では加工指示が可能です。
    • 〔入力〕をクリックして表示される入力欄から内容を記載して〔OK〕を押してください。
    • 溶接加工に関する指示や自動見積対象外のタップ穴の加工などの指示を記入してください。

    担当者見積依頼のキャンセル

    • meviyサポート担当者から回答があるまでは見積依頼のキャンセルが可能です。
    • 条件を変更したり、不要になった場合は「担当者見積キャンセル」をクリックしてください。
    • キャンセル後改めて見積依頼するときは、再度「担当者見積を依頼」をクリックしてください。

    見積成功の場合

    • meviyサポートからメールを送付するほか、meviyの画面上で金額・出荷日・型番が表示されます。
    • また、見積条件がある場合は「meviyサポートからのメッセージ」が表示されますので「確認」をクリックしてご確認ください。

    見積不可の場合

    • meviyサポート担当者から不可回答差し上げる場合は、注意事項にメッセージが追加され、ご登録のメールアドレスに詳細メールが送付されます。内容をご確認ください。
    • 「見積を再設定」をクリックすると、担当者見積依頼前の状態に戻り、設定を変更したり、再度担当者見積を依頼することができます。

    担当者見積依頼できない場合

    • 「担当者見積を依頼」のボタンがない場合、担当者見積を依頼することはできません。形状認識に失敗している恐れがあるため、モデル形状等をご確認ください。ご不明の際はお問い合わせフォームより、アップロードいただいたファイル名を添えてお問い合わせください。

    担当者見積の対応可否

    • 担当者見積の対応可否、および対応不可要素は下記になります。
    • 対応の可能性がある要素も、製作可否は都度判断します。対応できかねる場合は不可回答させていただきます。

    板金溶接品

    • 対応可能性ありの要素はmeviy上で設定いただくか、コメント欄(その他追加指示)にご記載ください。
    • 2D図面を必要とするご依頼は対応できません。
    対応可能性あり 対応不可要素
    数量 大口数量
    納期 納期指定
    サイズ 展開寸法の長手2000mm
    公差・精度 レンジ0.2以上の公差 レンジ0.2未満の公差指定
    幾何公差指定
    面粗度指定
    光沢度指定
    材質・表面処理 材質・表面処理」取り扱い対象外の材質・表面処理
    パンチングメタル材同士の溶接
    下地処理指定
    熱処理・硬度 熱処理
    硬度指定
    自動見積対象外サイズのタップ 自動見積対象外サイズの皿穴
    非貫通穴
    ザグリ穴
    ナット取付 自動見積外個数のナット取付 ナット溶接の仕上げ指定
    加工方法 脱脂処理
    全周糸面取り指定
    部品 ミラー形状への変更
    3Dモデルと形状が異なる指定
    証明書類 ミルシート(類似ロット)
    SDS RoHS証明書
    検査表

    よくある質問

    金額は高くなりますか
    大口数量を除き、自動見積より高価となる傾向があります。
    以前の見積と条件が異なるのはなぜですか
    都度担当者によりお見積するため、見積条件は変動します。
    割引は可能ですか
    対応しておりません。
    長納期・短納期・超短納期型番の見積は可能ですか
    対応しておりません。自動見積の型番のみご利用いただけます。
    複数の数量で見積をもらえますか
    コメント欄に記載いただければ、その数量で回答差し上げます。 数量は最大7種類まで回答可能です。
    早く回答がほしい時はどうすればよいですか
    コメント欄に「〇月〇日までに回答希望」などとご記載いただければ、可能な限り配慮し対応いたします。 ただし確認先の工場の状況によってはご希望に沿えない場合もございます。何卒ご了承ください。
    RoHS調査票を取得することは可能ですか
    担当者見積にて取得することは不可となりますが、以下よりお問い合わせいただければ 特定化学物質(RoHS10)調査票のご提出が可能です。
  • 板金溶接について