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New加工限界の範囲

最終更新日：2024/07/11

  • meviy板金溶接サービスでは、製品内の溶接部位および構成パーツについて加工可否を判定します。
  • 製品内の溶接部位の加工限界値または寸法範囲については下表を参照ください。
  • また、構成パーツの加工限界は板金部品の設計ガイドライン「加工限界の範囲」を参照ください。
  • ただし、板金溶接サービスでは構成パーツの加工限界は一部板金部品と異なりますので、下表に記載します。
  • ※表面処理や形状、加工条件によって記載の値と異なる場合がございます。
  • ※板厚が2種類以上の場合は、最も厚い板厚の閾値を製品全体に適用して加工可否を判定します。

溶接長の最小値

加工限界・寸法範囲

板厚 限界値
  • SPCC/SPHC
  • SS400
  • SECC
 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 1.0
1.2
1.6
2.0 2.0
2.3
3.2 3.0
4.5 5.0
6.0
9.0 10.0
10.0
12.0
16.0
板厚 限界値
  • SUS304(No.1)
  • SUS304(2B)
  • SUS430(2B)
 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 3.0 1.0
1.2
1.5
2.0 2.0
2.5
3.0 3.0
4.0 10.0
5.0
6.0
9.0 10.0
10.0
12.0
板厚 限界値
SUS304(片面#400研磨) おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 1.0
1.2
1.5
2.0 2.0
3.0 3.0
板厚 限界値
A5052 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 5.0
1.2
1.5
1.6
2.0 10.0
2.5
3.0
4.0 15.0
5.0 20.0
6.0

部位例

平行な溶接部間の最小距離

加工限界・寸法範囲

板厚 保証値
  • SPCC/SPHC
  • SS400
  • SECC
 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 4.0
1.2 4.5
1.6
2.0 5.0
2.3
3.2
4.5 6.0
6.0 7.0
9.0
10.0 10.0
12.0
16.0
板厚 保証値
  • SUS304(No.1)
  • SUS304(2B)
  • SUS430(2B)
 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 3.0 4.0
1.2 4.5
1.5
2.0 5.0
2.5
3.0
4.0 6.0
5.0 7.0
6.0 8.0
9.0 10.0 10.0
10.0
12.0
板厚 保証値
SUS304(片面#400研磨) おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 4.0
1.2 4.5
1.5
2.0 5.0
3.0
板厚 保証値
A5052 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 20.0
1.2
1.5
1.6
2.0
2.5 25.0
3.0 30.0
4.0
5.0
6.0

部位例

溶接部位と各種穴間の最小距離

加工限界・寸法範囲

板厚 限界値
  • SPCC/SPHC
  • SS400
  • SECC
 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 5.0
1.2
1.6
2.0 6.0
2.3
3.2
4.5 8.0
6.0 10.0
9.0
10.0
12.0
16.0 12.0
※製造上の都合により、一部鉄系の塗装品( Tクリーム(近似マンセル(10GY9/1 ))や三価クロメート(黒))について、圧入ナットは担当者見積となります。
板厚 限界値
  • SUS304(No.1)
  • SUS304(2B)
  • SUS430(2B)
 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 3.0 5.0
1.2
1.5
2.0 6.0
2.5
3.0
4.0 4.0 8.0
5.0 5.0 10.0
6.0 6.0 12.0
9.0 10.0 10.0
10.0
12.0
板厚 限界値
SUS304(片面#400研磨) おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 5.0
1.2
1.5
2.0 6.0
3.0
板厚 限界値
A5052 おまかせ (アークまたはレーザー) アーク溶接
1.0 10.0 15.0
1.2
1.5
1.6
2.0 20.0
2.5
3.0 25.0
4.0 30.0
5.0
6.0

部位例

最小曲げ高さ：通常曲げ加工

加工限界・寸法範囲

材質 板厚 限界値h
SS400 9.0 40.0

部位例

曲げ幅寸法指定範囲

加工限界・寸法範囲

材質 板厚 寸法範囲w
SS400 9.0 10～500
SUS304(2B)※1 5.0 10~850

部位例

鋭角曲げの最小角度

加工限界・寸法範囲

  • 鋭角曲げの角度 θ は 45°以上にしてください。
  • ただし板金溶接サービスでは、以下の素材・板厚でのみ θ の要件が異なります。
素材 表面処理 板厚 鋭角曲げ角度
A5052 なし 1.0　1.2　1.5　1.6　2.0　2.5　3.0　4.0　5.0　6.0 θ ≧ 90
アルマイト（白）
アルマイト（黒）
アルマイト（つや消し黒）
SPCC/SPHC※1 なし 1.6　2.0　2.3
無電解ニッケルメッキ
三価クロメート（白）
SUS304(2B)※1 – 1.5　2.0　2.5　3.0　4.0　5.0
SUS430(2B)※1 – 1.5　2.0　3.0

部位例

  • ※1 工場の加工制約により長納期サービスのみで制限が生じます。その他、対象範囲にも関わらず長納期見積が選べない場合にはmeviyサポートまでお問い合わせください。

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