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ナット取付製品の品質管理について

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ナット取付製品の外観について​

ナット(圧入)の取付品

  • SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SPCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)およびA5052(アルマイト鋼板白・黒)は、ナット取付により一部メッキ剝がれが起こる可能性があります。
  • 板端部付近のナット取付により、板端部が膨らむことがあります。

ナット(スポット溶接)の取付品

  • 鉄材質へのスポット溶接でのナット取付品は、やすり等を用いて焼け取りを行います。擦過痕が入ることがあります。
  • SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)およびSPCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)は、ナット取付により一部めっき剝がれが起こる可能性があります。また、めっき剥がれの原因となるため、焼け取り研磨は実施しません。
  • ステンレス材質へのスポット溶接でのナット取付品は、電解研磨にて焼け取りを行います。仕上げ痕が残る可能性があります。
  • ウェルドナットのプロジェクション部が溶出したものが出ることがありますが、以下項目検査し締結性に問題ないことを確認します。
    • ボルトが通ること
    • 突起部が板厚面より凸にならないこと

ナット取付品の強度保証について

ナット(圧入)の取付品

  • 圧入ナット取付品の強度保証は致しませんが、締結性に問題ないことを確認のうえ出荷いたします。

ナット(スポット溶接)の取付品

  • ナット(スポット溶接)取付品の強度保証は致しませんが、締結性に問題ないことを確認のうえ出荷いたします。また、JIS B1196準拠の方法にて定期的に評価を行います。

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