picture picture

New熱処理(全体焼入れ・部分焼入れ)を設定する

切削丸物の全技術情報「使い方-詳細マニュアル(PDF版)」はコチラ >> ​

PDF ダウンロード

全体焼入れの設定方法

STEP1

基本情報の熱処理「全体焼入れ」をクリックします。

STEP2

  • 表示された[全体焼入れ指示]ダイアログの「選択」より焼入れの種類を指定すると「硬度指定 (HRC)」に標準の硬度が表示されます。
  • 標準硬度以外の硬度を指定されたい場合は「硬度指定 (HRC)」の入力欄に下限硬度~上限硬度を入力してください。
  • 最後に「更新」ボタンをクリックします。
材質別設定可能硬度
標準硬度(HRC) 自動見積可能な 硬度範囲(HRC)
S45CHRC40~45HRC30~45
SCM435HRC35~40HRC30~45
SCM440HRC50~55HRC30~55
SKS3HRC58~63HRC40~63
SKD11HRC58~63HRC50~63
SKD61 HRC50~55HRC40~55
SUJ2HRC58~63HRC35~63
SUS440CHRC58~63HRC45~63

ポイント

  • ズブ焼入れと真空焼入れは焼入れ手法が異なり、仕上りの外観が異なります。
  • 参照>>>焼入れ品質基準

STEP3

基本情報の熱処理で全体焼入れの変更が確認できます。

ポイント

全体焼入れの削除方法

STEP1

基本情報の熱処理「全体焼入れ」をクリックします。

STEP2

「選択」なしを選択し、更新をクリックします。

STEP3

削除が完了しました。

部分焼入れの設定方法

STEP1

基本情報の熱処理「部分焼入れ」をクリックします。

STEP2

  • 部分焼入れを設定したい面を選択します。選択可能な面にマウスポインタを乗せると、面がハイライトされます。
  • 選択可能な面は、外径のみになります。

注意

選択不可である面はマウスをホバーしたら「選択不可」のアイコンが表示されます。

STEP3

標準では選択面の全長を指定する「全長」にチェックが入っています。「更新」をクリックします。

メモ

開始・終了位置を指定することもできます
Right側開始位置 Left側開始位置

メモ

同一面内で複数個所指示ができます。
  • ゴミ箱マークは、「削除」機能が使えます。ゴミ箱マークを選択し、「更新」をクリックください。
  • 「次の面を設定」は、続けて部位選択が可能です。
  • 参照>>>部分焼入れの設定方法STEP2

STEP4

部分焼入れが設定されると、3Dビューワー画面、基本情報とツリービュー上で確認できます。

部分焼入れの削除方法

STEP1

表面粗さをクリックし、削除したい部分焼入れを選択します。

ポイント

STEP2

削除が完了しました。Escキーまたは×ボタンを押すと、設定削除を終了します。

注意

  • 「設定箇所を全削除」のボタンをクリックすると、初期表示を除くすべての設定が削除されますので、ご注意ください。

最近見た記事