熱処理(全体焼入れ)を設定する

切削角物の全技術情報「使い方-詳細マニュアル(PDF版)」はコチラ >> ​

PDF ダウンロード

全体焼入れの設定方法

STEP1

基本情報の熱処理「全体焼入れ」をクリックします。

STEP2

表示された[全体焼入れ指示]ダイアログの「選択」より焼入れの種類を指定すると「硬度指定 (HRC)」に標準の硬度が表示されます。
標準硬度以外の硬度を指定されたい場合は「硬度指定 (HRC)」の入力欄に下限硬度~上限硬度を入力してください。
最後に「更新」ボタンをクリックします。

材質別設定可能硬度

材質標準硬度自動見積可能な硬度範囲(HRC)
SKD11HRC58~63HRC50~63
SCM440HRC50~55HRC30~55
S50C(相当)HRC35~45HRC30~50
S45C(相当)HRC30~40HRC30~45
DC53HRC58~63HRC50~63
SK105(SK3相当)HRC58~63HRC58~63
SKS3(相当)HRC58~63HRC58~63
  • 「範囲指定」の場合は硬度(HRC)を5以上の範囲で指定してください。例:HRC40~45
  • 「最低硬度指定」の場合は、希望する硬度(HRC)の最低値のみを記入することで設定が完了します。
  • 「最低硬度指定」の場合は、「自動見積可能な硬度範囲(HRC)」の上限値マイナス5まで指定することができます。例)SKD11の場合はHRC58~
  • ※最低硬度指定値以上での硬度(HRC)を保証します

ポイント

「最低硬度指定」は、希望する硬度(HRC)の最低値のみを記入することで設定が完了します。

ポイント

焼入れの品質基準はこちら

参照>>>焼入れ品質基準

STEP3

基本情報の熱処理で全体焼入れの変更が確認できます。

ポイント

全体焼入れ設定後に材質を変更すると、変更後材質の標準硬度に自動で変わります。

参照>>>全体焼入れの設定方法STEP2

この記事は参考になりましたか?

役に立った!
役に立たなかった
評価いただきありがとうございました。

この記事は評価済みです

評価の取り消しは評価した記事一覧にて可能です。

最近見た記事