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熱処理(全体焼入れ・部分焼入れ)を設定する
最終更新日:2024/12/09
切削丸物の全技術情報「使い方-詳細マニュアル(PDF版)」はコチラ >>
全体焼入れの設定方法
STEP1
基本情報の熱処理「全体焼入れ」をクリックします。
STEP2
- 表示された[全体焼入れ指示]ダイアログの「選択」より焼入れの種類を指定すると「硬度指定 (HRC)」に標準の硬度が表示されます。
- 標準硬度以外の硬度を指定されたい場合は「硬度指定 (HRC)」の入力欄に下限硬度~上限硬度を入力してください。
- 最後に「更新」ボタンをクリックします。
材質別設定可能硬度
標準硬度(HRC) | 自動見積可能な 硬度範囲(HRC) | |
---|---|---|
S45C | HRC40~45 | HRC30~45 |
SCM435 | HRC35~40 | HRC30~45 |
SCM440 | HRC50~55 | HRC30~55 |
SKS3 | HRC58~63 | HRC40~63 |
SKD11 | HRC58~63 | HRC50~63 |
SKD61 | HRC50~55 | HRC40~55 |
SUJ2 | HRC58~63 | HRC35~63 |
SUS440C | HRC58~63 | HRC45~63 |
ポイント
- ズブ焼入れと真空焼入れは焼入れ手法が異なり、仕上りの外観が異なります。
- 参照>>>焼入れ品質基準
全体焼入れの削除方法
STEP1
基本情報の熱処理「全体焼入れ」をクリックします。
STEP2
「選択」なしを選択し、更新をクリックします。
STEP3
削除が完了しました。
部分焼入れの設定方法
STEP1
基本情報の熱処理「部分焼入れ」をクリックします。
STEP2
- 部分焼入れを設定したい面を選択します。選択可能な面にマウスポインタを乗せると、面がハイライトされます。
- 選択可能な面は、外径のみになります。
注意
選択不可である面はマウスをホバーしたら「選択不可」のアイコンが表示されます。+
STEP3
標準では選択面の全長を指定する「全長」にチェックが入っています。「更新」をクリックします。
メモ
開始・終了位置を指定することもできますRight側開始位置 | Left側開始位置 |
---|
メモ
①同一面内で複数個所指示ができます。
|
STEP4
部分焼入れが設定されると、3Dビューワー画面、基本情報とツリービュー上で確認できます。
部分焼入れの削除方法
STEP2
削除が完了しました。Escキーまたは×ボタンを押すと、設定削除を終了します。
注意
- 「設定箇所を全削除」のボタンをクリックすると、初期表示を除くすべての設定が削除されますので、ご注意ください。
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