New指定可能な角度公差

最終更新日：2025/06/09

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角度公差

面と面の角度に対して、角度公差を指定できます。
ブランク面、ポケット面を選択することが可能です。

指定可能な公差レンジ

	公差レンジ（Θ）
自動見積	0.16°≦Θ≦10°
担当者見積	0.02°≦Θ＜0.16°

焼入れ・窒化処理選択時、指定可能な公差レンジ

	公差レンジ（Θ）
自動見積	2°≦Θ≦10°
担当者見積	0.02°≦Θ＜2°

※一般公差も担当者見積になります。

角度寸法の単位表記について

角度寸法の単位は、10進法表記になります。(例：30.5°±0.2°)
※60進法には対応しておりません。下記換算表を参考にしてください。

＜参考＞
10進法と60進法の換算表

角度(分) (60進法)	角度(度) (10進法)	角度(分) (60進法)	角度(度) (10進法)
1分	0.0167°	30分	0.5°
5分	0.0833°	40分	0.6667°
10分	0.1667°	45分	0.75°
15分	0.25°	50分	0.8333°
20分	0.3333°	60分	1°

60進法から10進法への変換式

60進法で表した「分」を60・「秒」を3600で割ると、10進法に変換されます。

〇分△秒＝〇分÷60＋△秒÷3600→0.××°

例：15分　→　15分÷60　＝0.25°

10進法から60進法への変換式

〇．△°＝〇°＋△×60

△×60が整数の場合は、整数値を分とします。

△×60に小数部分がある場合、小数部分を再度60で掛算した整数値を秒とします。

例：30.33°→　0.33×60＝19.8　0.8×60＝48　＝30度19分48秒

加工事例

角度公差が指定できない面

以下の面を選択して、角度公差の指定をすることはできません。

穴の口元

面取りの面

R面

6面図に平行にならない面

※選択面同士で表示される寸法が、XYZ面いずれかに平行であることが必要です

面積が小さすぎる面

※選択面の面積は9㎟以上が必要になります

角度が180°になる面

注意事項

ウレタンは、サービス対象外になります。
片側公差は、担当者見積もりになります。
重複寸法が生じた場合は、以下の順で優先保証いたします。
幾何公差＞位置寸法公差＞角度公差＞位置寸法一般公差＞角度一般公差

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